ついに中国が国産OSを10月にリリース、海外製品のセキュリティを懸念して国内OSの置き換えへ

By Miquel Angel Pintanel Bassets

シマンテックやカスペルスキー、さらにはApple製品を政府調達リストから除外してきた中国政府が、ついに国産デスクトップOSを2014年10月にリリースする予定であることが明らかになりました。

Chinese OS expected to debut in October - Xinhua | English.news.cn
http://news.xinhuanet.com/english/china/2014-08/24/c_133580158.htm


China expects to have its own desktop OS by October, wants to ditch Windows - Neowin
http://www.neowin.net/news/china-expects-to-have-its-own-desktop-os-by-october-wants-to-ditch-windows

中国の国営通信社である新華社によると、2014年3月にスタートした国産OS開発プロジェクトが手がけている中国独自のデスクトップOSが10月にリリースされる見通しとのこと。独自OSはデスクトップだけにとどまらず、モバイル端末でのリリースも予定されているそうです。

By bfishadow

国産OS開発プロジェクトを率いる中国工程院のGuangnan Ni氏は「アプリストアのサポートにも対応した国産OSを10月までにリリースできるでしょう。国産OSはすでに存在していますが、中国と先進国の間には技術的な格差があります」と話し、「リリース予定のOSを1~2年で既存のOSと入れ替え、3~5年以内にモバイルOSも入れ替えたい」と付け加えました。

IT関連のメディアであるNeowinは「中国がリリース予定のOSはLinuxベースになる」と予想。その理由として、WindowsやOS Xと同レベルのOSをゼロから開発するのには途方もない年月がかかるのに対して、Linuxベースであれば短い期間で完成まで持っていけることが挙げられています。ただし、Linuxベースで開発したOSは、ネットワークマネジメントやグループマネジメントといった機能がWindowsおよびOS Xのものほど優れていないので、開発が予定通り進まない可能性もあるとのこと。

By mtellin

中国は2013年にNSAの元職員エドワード・スノーデン氏がアメリカ政府の情報収集について暴露してからというもの、政府内でWindows 8の使用を禁止したり、海外製品を政府調達リストから外すなど、海外製品に対する規制を強化してきました。独自OSがリリースされると、いよいよグローバル版の製品は市場から排除されることになるのかもしれません。

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