AmazonがGoogleを退けてゲーム実況サービスTwitchの買収に逆転成功


ゲームストリーミングサービスTwitchはYouTubeを抱えるGoogleが買収すると見られていましたが、土壇場でAmazonが逆転し、Twitchの買収に成功しました。

A Letter from the CEO - Twitch
http://www.twitch.tv/p/thankyou

Amazon Media Room: Press Releases
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1960768

2014年8月25日、Twitchのエメット・シアーCEOはTwitchコミュニティに宛てて、TwitchがAmazonからの買収を受け入れたことを正式に表明しました。シアーCEOは「Amazonを選んだのは、Amazonが私たちのコミュニティを信じ、私たちの価値と長期的なビジョンを共有し、私たちが成長するのをサポートしてくれると考えたからです」と述べています。


Amazonが公表したTwitchの買収金額は9億7000万ドル(約1000億円)で、一括現金での支払いとのこと。買収手続きは2014年内に完了する見込みです。Amazonのジェフ・ベゾスCEOはTwitch買収について、「Twitchと同じくAmazonもまた顧客至上主義であり、多様な考え方を歓迎しています。AmazonがTwitchから多くを学び、また、Twitchコミュニティにより迅速に新しいサービスを提供する手助けができることを楽しみにしています」と述べています。

ゲームプレイムービーのストリーミングサービスで急成長するTwitchについて、まず動画配信サービスのYouTubeが食指を伸ばし、その後、YouTubeを傘下に収めるGoogleが1000億円以上の金額で買収に乗り出し、買収合意直前まで交渉は進んでいると報じられていました。しかし、動画配信サービスで支配的な地位を確立しているYouTubeにTwitchが合流することで独占禁止法に抵触する可能性が浮かび上がり、そのリスクをTwitch・Google双方が嫌ったと見られています。


Amazonはこれまでにもタブレット端末「Kindle Fire HDX」、高性能STB「Fire TV」、スマートフォン「Fire Phone」を立て続けにリリースするなどゲーム関連事業への積極的な投資を続けており、ゲーム市場の将来性を高く見積もっていることは明らかです。Googleを土壇場で逆転し急成長を続ける有望株のTwitchを射止めることに成功したAmazonが、成長を続ける有望なゲームストリーミングサービスを自社サービスにどのように取り込み、シナジー効果を発揮させるのか注目です。

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