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電池の代わりにろうそくの火で動作するBluetoothスピーカー「Pelty」


電源プラグをコンセントに挿したり電池を挿入したりする必要が一切なく、ろうそくに灯した火が動力となるBluetoothスピーカーが「Pelty」で、キャンドルホルダーとしてインテリア替わりにも使えます。

Pelty | Play your fire
http://www.pelty.it/


Peltyがどんなスピーカーなのかは以下のムービーを見れば一発で分かります。

Pelty - Play your fire - ENG - YouTube


これがPeltyで、パッと見た感じはただのオシャレインテリア。


Peltyの動力源は、ろうそくに灯した火。


ろうそくの火が生み出す熱を電気エネルギーに変換することでPeltyは動作します。


熱エネルギーを電気エネルギーに変換するのは、Peltyに使用されているペルティエ素子という熱電素子。本体の数カ所に穴が空けられているので新鮮な空気が入ってきて、熱エネルギーを効率よく電気エネルギーに変換できるようになっているとのこと。


火を動力にするPeltyのスピーカーは本体天面にあります。


Peltyはひとつひとつハンドメイドで作られており……


本体をぐるっと囲むガラスパーツや本体に使われているセラミックパーツはすべてイタリア製。


使用する際は、ろうそくに火を灯し……


カバーを置いて……


スマートフォンのBluetoothをオンにしてPeltyとペアリングするだけ。


あとは音楽を再生すればPeltyがスピーカーに変身します。


実際にPeltyがろうそくの火で動作している様子は以下の通り。

Pelty DB test - YouTube


Pelty Adele - YouTube


Peltyは現在Indiegogoで出資を募っている最中。269ドル(約2万8000円)の出資で黒色もしくは白色のPeltyをひとつゲットでき、白や黒以外の本体カラー(オレンジ・グリーン・ピンク・ブルー・パープル・レッド)がほしい場合は310ドル(約3万2000円)の出資でゲット可能です。49ドル(約5000円)の出資をすればPelty専用のろうそく(ジャスミン・バニラ・シナモン・ハチミツの4種類)16個もゲットでき、ヨーロッパ外への配送には35ドル(約3600円)の追加出資が必要になります。


なお、Peltyの出資期限は現地時間で2014年の8月16日です。

Pelty - The Bluetooth Speaker Powered BY FIRE | Indiegogo

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in 動画,   デザイン, Posted by logu_ii

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