ハードウェア

Appleのスマートウォッチ「iTime」の全貌が特許で明らかに


Appleのスマートウォッチ「iWatch」に関するうわさがあれこれ報じられていましたが、2014年7月22日(現地時間)、Appleは「iTime」という名称のスマートウォッチに関する特許を取得しました。いまだ公式な発表はされていないAppleのスマートウォッチですが、ついにその具体的な詳細が特許に記された内容から明らかになっています。

Apple iTime smartwatch detailed in patent (Wired UK)
http://www.wired.co.uk/news/archive/2014-07/23/apple-itime-iwatch

Apple files patent for smartwatch | Ars Technica
http://arstechnica.com/apple/2014/07/apple-files-patent-for-smartwatch/

特許に記された内容によると、iTimeはiPhoneやMacと接続してメッセージやアラートをディスプレイに表示するタッチスクリーンデバイスとのこと。盤面をリストバンドから取り外してiPod nano(第6世代)のように使えるようになっているのが特徴で、デバイスには複数のセンサーが内蔵されており、加速度計・ジャイロスコープによって手首や腕のジェスチャーを検知します。


また、GPSとNFCも搭載しており、バイブレーションアラート機能・メディアストレージ再生機能や、iPhoneの着信に対して通話と拒否を選択できる機能についても言及されています。電話・ノートPCおよびデスクトップPCに互換性があると記されていることからiPhone・MacBook・iMacをサポートしていると考えられており、その中にiPadが含まれている可能性もあります。特許にはいくつかのデザインが例示されていますが、ディスプレイが取り外せないタイプも存在するようです。


Android Wear搭載スマートウォッチ「LG G Watch」が日本からも購入可能になっており、Androidがスマートウォッチ市場を促進しているところですが、今まで詳細が全く不明だったAppleの「iTime」の具体的な実例が明らかになったことで、Wired UKは9月のAppleスペシャルイベントはiTimeを紹介する絶好の機会になる、と予想しています。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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