レビュー

禁煙を補助する「リキッド式電子タバコ」をレッドブル味・アップル味など各種フレーバーで1週間試してみた


タバコを「禁煙したい!」と願っている人は多くいるはずですが、「禁煙なんて簡単だ。その証拠に、私は今まで100回も禁煙したことがある」というジョークがあるように、禁煙を成功させるのは難しいもの。そんな禁煙を手助けしてくれるのがレッドブル・ミックスベリー・コーヒー・メンソールなど好みの味の水蒸気をふかしてタバコを吸った気分が味わえる「リキッド式電子タバコ」です。フランス取材の際に電子タバコを吸っている人をよく見かけて気になったため、実際に電子タバコを購入して、禁煙に効果があるのかどうか1週間試してみました。

2014 Newest Kamry X6 Variable Voltage Battery e-cigarettes full kit hot sale in USA,X6 Variable Voltage Battery ,x6 battery,x6 ecig from Shenzhen Kamry Technology Co., Ltd. on kamrytech.com
http://www.kamrytech.com/Product/6152704627.html

電子タバコを吸って煙(水蒸気)を出している様子は以下のムービーから見ることができます。

リキッド式電子タバコ「X6」を吸っている様子 - YouTube


◆開封&正規品確認
電子タバコが到着。


中からリキッド×2・取扱説明書・電子タバコ(ケース入り)が登場。購入したモデルは電子タバコメーカーKamryの「X6」というもの。偽物も出回っている品ですが、レビューを見回った上で楽天市場の電子タバコランキングで1位だったショップのフルキットを購入してみました。


持ち運びケースはこんな感じ。


ストラップを付けるところもあります。


表側にはシールが貼られており、スクラッチを削るとシリアルナンバーを発見。


このシリアルナンバーは購入した製品が正規品かどうかを証明するもので、以下のページから照合することができます。

Kamry:Goden electronic cigarette manufacturer,e cigarette wholesaler,OEM/ODM Customizing!
http://www.kamrytech.com/

まずは右上の「Security Check」をクリック。


シリアルナンバーと表示されている識別コードを入力して「Check up」をクリックすると……


「Your query is the authentic original! Brand:Kamry(お問い合わせいただいた製品はオリジナルです!)」と表示されました。無事正規品だったようです。


◆内容物の確認
一安心したところでケースの中身を確認。中には充電器・専用充電ケーブル・本体や付属品などが入っています。


「X6」の本体はこんな感じ。


リキッドを入れる部分は透明になっており、残量が一目でわかる仕組み。アルコールランプの熱芯のようなものが入っています。


下半分は吸引スイッチとバッテリーが内蔵されたグリップ。


全て分解すると7つのパーツに分かれます。左からバッテリー・タンク下部キャップ・リキッドタンクケース・コイルユニット・コイルキャップ・タンク上部キャップ・ドリップチップ(吸い口)。


交換用コイルユニットが2つ付属しています。煙の量が減ってきたり、熱芯に焦げ付きが見えてきたら交換するタイミング。


コレはオマケとしてついてきたフレーバーリキッド2種類。左がダークUSAミックス、右がアップルのフレーバーです。


本体・充電器・フレーバーをケースに入れて持ち運ぶことも可能。


◆使ってみた
バッテリーは空の状態で届くため、まずはバッテリー部分に専用USBケーブルを接続して充電します。ランプが緑色になれば満充電のサインで、ACアダプタからは2~3時間、USBポートからは3~5時間の時間が必要です。


充電が済んだらタンクにリキッドを充填します。まずは上部キャップを開けて……


先が細くなっているリキッドの注入口をタンクのすき間に差し込んで液体を注入すればOK。


リキッドを充填する目安は7割くらいとのこと。


タンクにリキッドを7割まで入れると、5mlのリキッドが半分ほど減りました。


ドリップチップを付けたら……


電源ボタンを押しながらタバコのように吸えば、リキッドが気化した水蒸気を吸うことができます。


どういう仕組みなのか気になったので、コイルユニットを外してスイッチをオンにしてみると、中のコイルが熱せられて水蒸気化させたものを吸う仕組みでした。


なお、電源ボタンを素早く5回押すごとに電力を変えて吸引量を変えることができ、「赤(弱/3.6V)」→「ピンク(中/3.8V)」→「青(強/4.2V)」→「電源オフ」の順番で切り替わります。


吸引量を切り替える方法は以下のムービーを見ればよくわかります。

リキッド式電子タバコ「VAPE-X6」の吸引量の切り替え - YouTube


実際に電子タバコを吸ってみると、ニコチンが含まれていないため、タバコを吸った時の「喉に来る感覚」はなく吸い応えは弱め。しかしながら禁煙中には口元がさみしくなるものなので、十分な量の煙を吐き出せるのはうれしいところ。


リキッドはタバコっぽいダークUSAミックスを吸ってみたところ、焦がしたキャラメルのようなビターなフレーバー。一方でアップルに変えてみると爽やかなリンゴの香りのする煙を吐き出すことができ、お気に入りのフレーバーを探すのも楽しみの1つです。


フレーバーはネットショップや電子タバコ販売店などで購入することができ、専用品以外のものでも問題なく吸うことができます。今回はサンプル2種類以外にも各10ml入りの「タバコ味」「メンソール」「ベリーミックス」「レッドブル」「ミント」の5種類を買ってみました。別途購入したリキッドは別店舗のセールで1つ350円でゲットしましたが、通常10mlで1000円ほどかかるようです。


サンプルには原料の記載がなかったのですが、購入したリキッドの箱には原料が記載されています。メンソールのリキッドで見てみると、グリセリン:20%、プロピレングリコール:63.6%、バニリン:4%、ピーチアルデヒド(γ-ウンデカラクトン):1.2%、ダマセノン:0.1%、メチルシクロペンテノロン:1.1%、アセチルピラジン:0.2%、バニラ・エキストラクト:8%、メンソール:0.2%、エチルマルトール:0.2%、ローズオイル:0.2%、p-メンタン-3-オン:1.2%が含まれており、食品添加物や香料が原料となっているようです。


中でもレッドブルとミックスベリーは特に「おいしい」と感じるフレーバーでした。2種類を合わせて自分だけのフレーバーを調合するのもアリ。メンソールは普段メンソールタバコを吸う編集部員に試してもらったところ、「メンソール感が足りない」ということでした。シーシャ(水タバコ)のフレーバーとかなり似ている印象で、海外では「E-Shisha(電子シーシャ)」とも呼ばれており、好みのフレーバーをいつでもどこでも楽しめる、という目的のユーザーも多く存在するようです。


タンクに7割方入れたリキッドは長くても2、3日でなくなります。タバコのように「吸い過ぎると気分が悪くなる」ということはないので、吸いまくると1日でなくなることもありました。バッテリーは満充電から2、3日は持つので、毎日スマートフォンを充電するついでに電子タバコを充電していると、突然バッテリー切れを起こすことはありませんでした。


実際に1週間使ってみたところ、タバコの代わりに吸うと一時は「吸いたい」という気持ちが収まるものの、ニコチンが含まれていないため「電子タバコがあれば禁煙できる!」という感覚だと厳しいかも。最終的に1週間禁煙することはできませんでしたが、併用して使うことでタバコの本数をかなり減らすことに成功しました。お気に入りのフレーバーだと吸った後の満足感は高めなので、継続して電子タバコを併用することで、最終的に禁煙にたどり着く可能性はアリです。


なお、フランスに取材の際に電子タバコを吸っているフランス人をよく見かけましたが、日本では以下のように脱法ハーブと間違われる可能性があるようです。


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in レビュー,   ハードウェア,   動画,   Posted by darkhorse_log

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