レビュー

カーボンファイバーの織目模様がスタイリッシュなマネークリップ6種などを使ってみた


GIGAZINEのサイト内には「ネタのタレコミ」ページが設けられているのですが、以前にカーボンファイバーでできた軽量・極薄のサイフ世界初のカーボンファイバー出力対応3Dプリンターといったカーボンファイバー製品を取り上げているためか、カーボンファイバー製のマネークリップを製造するアメリカのメーカー「RC Fibers」から、「良かったら製品を送るよ!」というタレコミが入ってきました。カーボンファイバーでできたマネークリップがどんなものか気になったため、あれやこれやと送ってもらいました。

RC Fibers: Carbon fiber products for men.
http://www.rcfibers.com/

というわけで小包に入ってカーボンファイバー製品が到着。


中身を全て出してみました。マネークリップ類を頼んだのですが、ボールペンや財布も入っていました。


まずはもっとも小さなマネークリップ「Slim」から。価格は24.99ドル(約2500円)。


iPhone 5と比べてみると半分より少し大きいくらい。なお、数種類あるマネークリップの縦の長さはほとんど同じです。


横から見るとかなり薄めであることがわかります。


重量は実測でたった7g。


1000円札を挟んでみるとこんな感じで、手のひらに収まるサイズでお金をまとめて持ち歩くことができます。金属製のマネークリップと違ってかなり軽いのが特徴的。なお、全てのカーボンファイバー製品は高品質のイタリアのカーボン繊維をエポキシ樹脂で成形したものとのこと。


次は少し幅広の「Veneer」。価格は21.99ドル(約2200円)。


プラスチックのような質感ですが、よく見るとカーボンファイバー特有のかっこいい網模様が入っています。


重量は11g。


1万円札を挟んでみました。1、2枚では挟めませんが、4、5枚以上ならかなりガッチリと挟み込んでくれるので外れる心配はなさそう。


試しに挟むところを手で広げてみると、かなり力を入れても少ししか開かないので安心です。


横幅を広くとった「Classic RC」。価格は29.99ドル(約3000円)です。


iPhone 5と比べてみると半分ほどの長さです。


重量は8g。


1万円札を挟んだところ。ドル札より幅が広い日本のお札には横幅が広いタイプの方が合っていそうです。


さらに珍しい銀色のカーボンファイバーで29.99ドル(約3000円)の「Silverback」と35.99ドル(約3650円)の「El Hefe」。


重量はSilverbackが10g、El Hefeが11gです。


最も幅が広いので日本のお札にピッタリ。


ポケットにも余裕を持って入れられるサイズなので、財布がかさばる時に重宝するアイテムです。


ぐにぐにとS字の曲面加工を施した「Double Lock」、価格は35.99ドル(約3650円)。


Double Lockの長さは他のものとは異なり、iPhone 5の半分ほど。


重量は13gです。


横から見るとこんな感じで、どのように使うのかというと……


一方にお札を挟んで、もう一方にはカードを挟んで同時に持ち運びすることができます。


ポケットにそのまま入れることもできました。


お札・カードともにしっかりと挟んでくれるので、ポケットから出す時にうっかり外れる心配はさほどありません。


続いて頼んでいないものの送られてきた「Hybrid - Wallet-Money Clip Combo」。価格は25ドル(約2500円)。


内側にお札とカード類の収納ポケットがあり……


サイズはiPhone 5より少し小さいくらい。


このサイフにはメタルクリップが付いており、カーボンファイバーが使われていませんが、製品ページには前述の「Slim」をメタルクリップと交換して使用できると記載されています。


重量はメタルクリップを付けると47gで、Slimに付け替えると38gに軽量化できます。


お札とカードを挟むとこんな感じ。


ドル札仕様なので少しだけはみ出てしまいますが……


裏側にもカードポケットがあり、定期やICカード入れに良さそう。


ポケットに入れてみると……


すっぽりと入りました。まだボールペンを入れる余裕があるくらいスリムなサイズです。


マネークリップではなく、カーボンファイバーが使われたボールペンも入っていました。ウェブサイトには以下の製品は載っていないため現在は製造していないようですが、フタ付きのカーボンファイバーペンとして15.99ドル(約1600円)で「Scholar」を販売しています。


iPhone 5よりも長め。


重量は37gと、ペンにしては割とずっしり。


カーボンファイバーが使われているのはグリップの部分のみ。


ペンの上部と下部を別方向に回せばペン先の出し入れができるタイプ。


文字を書いてみると、グリップ部分のカーボンファイバーが意外と手にしっくりとくる印象。カーボンファイバー好きなら1本は持っておきたいところ。


さらに白い袋の中にはネクタイピンThe VIP Carbon Fiber Tie Clipまで入っていました。価格は29.99ドル(約3000円)です。


カーボンファイバー製のマネークリップはどれも非常に軽いのですが、ネクタイピンは特に小さいため、手に載せている感覚すらあまり感じないほど。


重量は実測でたった2g。


実際にネクタイに装着してみるとこうなります。


軽くてしっかり挟んでくれるためネクタイピンとしては申し分ないのですが、プラスチック製のように見えてしまうため、フォーマルな場に着けていくのは難しそう……。


残念だったのが、ネクタイから外すと黒いススのようなものが付着していたこと。「カーボンファイバーって本当に炭なんだ……」と感心するとともにネクタイが汚れた悲しみに襲われました。


もちろんシャツにも黒いラインが。これは全ての製品の表面はつるつるに加工してあるものの、両端の断片は切りっぱなしであるため。マネークリップもいくつかの製品ではお札に黒い汚れがついていたため、全ての面に対して加工を施してほしいところです……。


なお、これらの製品は以下のRCFibersのウェブサイトで販売中です。

Products – RCFibers
http://www.rcfibers.com/collections/products

また、2014年6月27日からは上記製品以外にも、カーボンファイバー製のサイフのKickstarterプロジェクトを始動しており、以下のページから詳細を見たり出資を行うことができます。

RCFibers Carbon Fiber Minimalist Wallets by Jon Melvin — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/2127128403/rcfibers-carbon-fiber-minimalist-wallets


出資を募っている製品は、革製のサイフにカーボンファイバー製のマネークリップを装着する「D15」と、全てカーボンファイバーでできたカードウォレット「D16」で、D16にマネークリップを着けてお札を挟むこともできます。


出資ごとにゲットできる製品は以下の通りで、アメリカ国外からの出資には発送料として10ドル(約1000円)がプラスされます。
・35ドル(約3500円):D15×1(先着250名)
・45ドル(約4500円):D15×1
・50ドル(約5000円):D16×1(先着250名)
・60ドル(約6000円):D16×1+マネークリップ(先着250名)
・60ドル(約6000円):D16×1
・70ドル(約7000円):D15×2
・70ドル(約7000円):D16×1+マネークリップ×1


なお、出資の締め切りは日本時間で2014年8月11日(月)の午前7時20分までとなっています。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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