アート

ファンタジーRPGのような空に浮かぶ島や幻想的な光景が夜空を360度パノラマ×長時間露光でタイムラプス撮影すると出現


4つのカメラに魚眼レンズを取り付けることで360度のパノラマ撮影を実現し、このセットを使って長時間露光で夜空を撮影した幻想的なタイムラプスムービー「Planetary Panoramas - 360 Degree Night-Sky Time-Lapse」を、写真アーティストのVincent BradyさんがYouTubeにて公開しています。

Planetary Panoramas - 360 Degree Night-Sky Time-Lapse by Vincent Brady, Music by Brandon McCoy - YouTube


4つのカメラを使用し、1~2分の露光時間で平均2~3時間写真を撮りまくり、タイムラプスムービー作成に必要な写真素材を集めまくったそうです。


これはアメリカ・ユタ州にあるアーチーズ国立公園


天の川もぴょっこり顔を出します。


同じくアーチーズ国立公園にある2つのアーチ状の岩近くから撮影したのがこれ。


360度撮影しているので、写真に写った地面部分を球状につなげるようにすれば、宇宙に浮かぶ小さな惑星のような写真を作成することも可能。


2つのアーチ状の岩間から撮影するとこんな感じ。


岩間にまたもや天の川を発見。


こちらもアーチーズ国立公園。


タイムラプスムービーなので、時には雲で星空がほとんど見えなくなったり……


流れ星がキラリと走ったりします。


4つのカメラの写真を、星空を地面が囲むようにつなげるとこんな感じになります。


まるで星空に浮かぶ小さな惑星。


露光時間を伸ばせば星の軌跡が光の筋となって残ります。


2つの渦が存在するので、まるで磁力線のよう。


普通のパノラマ写真のようですが……


天の川が合体。


何やらものすごい色合いの風景では、天の川が虹のようにアーチを描いています。


夜空に流れ星がキラリ。


夜が明けてきましたが、長時間露光で撮影しているからか星空と朝日が1つの写真の中に共存しています。


日中に撮影した写真をつなげるとこう。


雲が多いとまるで竜の巣に守られるラピュタをさらに上空から空撮しているかのような写真が完成。


再び別地点で日中から撮影をスタート。


次第に日が落ちて、夕日と星空が混じった幻想的な状況が撮れました。


砂漠の夜空。


まるで時間が加速していくかのよう。


そして最後は真っ白な大地をパシャリ。


なお、Vincentさんがこのムービーを作成するために周った撮影地には、ミズーリ・デビルスタワー・グレイシャー国立公園のLogan Pass・ブリティッシュコロンビア州の山々・アメリカ南西部の砂岩なども含まれているとのことです。

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in 動画,   アート, Posted by logu_ii

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