Amazonが1万台ものロボットを倉庫に配備して増加し続けるオーダーに対応予定


Amazonは、2012年にロボットメーカーのKiva Systemsを7億7500万ドル(約763億円)で買収し、自社の物流センター内を自動で動き回るネットワークロボットを配備して、倉庫のオートメーション化を進めています。Amazonのジェフ・ベゾスCEOは2014年5月21日に行なわれた株主総会で、増え続けるオーダーを迅速に処理するため、物流センターで稼働しているロボットの数を1万台にまで増台させることを発表しました。

Army of robots to invade Amazon warehouses - May. 22, 2014
http://money.cnn.com/2014/05/22/technology/amazon-robots/

CNNMoneyが報じた内容によると、記事執筆現在、Amazonの物流センターで稼働しているロボットは全部で1000台。ベゾス氏が発表した増台が予定通り行なわれると、現在の約10倍もの数のロボットが配備されることになります。ロボットの増台に備えて、人員削減が心配されますが、Amazonのスポークスマンは「ロボットの増台による、現在の雇用者への影響は全くありません」と話しています。

By D K

では、Amazonが導入しているロボットは一体どのようなものなのか、その詳細は下記のムービーから確認できます。

Kiva Systems Warehouse Automation at Quiet Logistics - YouTube


こちらの倉庫はAmazonのものではなく、Kiva Systemsが保有しているものです。倉庫内を所狭しと走り回るロボットの様子は、まさに未来そのもの。


倉庫には大量の製品が保管されており、通路が狭くなっているのでロボットの大きさも小型化。


画像では少し見えにくいですが、床にラインが入っており、このラインをロボットが感知して「どこに何があるか」理解しているとのこと。


いくつもの商品を積み上げたロボットが、細い通路を移動。


従業員の元にオーダー内容が送信されると同時に、オーダーの内容が全てのロボットに送信され、ロボットが従業員の元にオーダーされた商品を持ってきてくれます。


従業員はロボットが持ってきた商品を取り出し……


ピッとスキャンして所定の位置に直すだけ。


一度に大量の注文が入っても、複数台のロボットがそれぞれのオーダーに対する商品を持ってきてくれるので、作業は高速化されます。


商品のパッケージングはロボットで行なう訳にはいかず、手作業になりますが、ロボットのおかげで人件費を削減でき、負担のかかる仕事が少なくなるとのこと。


Amazonが1万台ものロボットを導入すれば、作業が劇的に効率化される見込みです。Amazonの驚異的とも言われる配送スピードが、もっと速くなるのか、今後の展開に注目です。


・追記
2014年12月に、ロボット1万5000台が配備済みであることが明らかになっています。

Amazonが倉庫ロボット1万5000台を導入し最大1000億円の人件費削減へ - GIGAZINE

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