メモ

世界が水没するとどうなるのか?ということをGoogleストリートビューを使い再現した「World Under Water」


Googleストリートビューを使って地面から約1.8メートルが水没した後の世界を見られるのが「World Under Water」です。鎌倉、ニューヨーク、ロンドン、モスクワといった主要都市だけではなく、自分の住んでいる地域まで「水没するとどうなるのか?」ということを確かめることができるようになっています。

World Under Water
http://worldunderwater.org



まずはトップページにある「Start」をクリック。


サンプルとしてシンガポールや鎌倉・ニューヨークなど、12の街並みが表示されています。


アメリカ・ニューヨークが水没した様子を見てみると……


こんな感じ。水没した各都市の街並みを見ている時は水音が流れ、「各都市でどのような環境の変化が起こっているのか」という内容の説明文が画面下部に表示されます。


ここはニューヨークのタイムズスクエアで、水没していない状態だとこんな感じ。

by snorpey

Googleストリートビューのようにズームや前進はできないのですが、その場で方向を変えることは可能。お店の入り口は沈んで見えなくなってしまっています。


画面下部には検索ボタンがあり、キーワードを入力すると地名が表示されます。地図上にある全ての場所を見られるわけではなく、例えば「kyo」と入力すると京都市や京都府・京都駅などが表示されるので、一覧の中から地名を選択します。


例えばこれは京都市内の様子。


京都駅。


渋谷は全体的に傾いていました。


東京ディズニーランド・ステーション駅も傾き気味です。


なお、画面右上にはTwitterやFacebookの共有ボタンとサウンド切り替えボタンがあります。


画面左上の四角ボタンをクリックすると各都市のサンプル一覧に戻れます。


サンプルとなっている残り11都市の様子はどうなっているのか?ということで、見ていきます。まずはシンガポール共和国の首都シンガポール。


日本の鎌倉。


メキシコのユカタン。


スペインのバルセロナ。


フランスのパリ。


アラブ首長国連邦のドバイ。


イギリスのロンドン。


ベルギーのブリュッセル。


デンマークのコペンハーゲン。


イタリアのローマ。


そして最後はロシア、モスクワ。


これはCarbonStoryによるコンテンツで、地球温暖化によって環境が変化するとどうなってしまうのか?ということを可視化したもの。科学者らの予想によると地球の水位は今世紀中に約1.8メートル上昇すると考えられており、マップ中に表示されている世界はただのイメージではなく現実に起こりうる風景だというわけです。なお、全ての場所に対応しているわけではなく、金閣寺のある「金閣地道」で調べたところ世界の終わりのような風景になってしまったのですが、自分の身近な場所が一体どうなってしまうのかを体験できるようになっていました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Googleストリートビューがすさまじい一瞬を捉えてしまった写真いろいろ - GIGAZINE

Googleストリートビュー上を移動するムービーを制作してくれる「Hyperlapse」 - GIGAZINE

Googleストリートビューでぼかし処理されたものは一体何だったのかが判明 - GIGAZINE

Googleストリートビューで世界中の空港・駅・博物館・商業施設内部を閲覧可能に - GIGAZINE

「軍艦島」がGoogleストリートビューに対応、立入禁止区域を含む廃墟全体が見られるように - GIGAZINE

17世紀のロンドンの街並みをCrytekエンジン使用の3DCGムービーで復元 - GIGAZINE

1920年代のロンドンの街並みが本当は当時どうだったのかがカラーで体験できる貴重なムービー「London in 1927」 - GIGAZINE

全天球カメラ「RICOH THETA」で台湾の街並みをいろいろ撮ってみました - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.