さまざまな政府統計データを見まくることができる無料アプリ「アプリDe統計」


総務省統計局は国勢調査を始めとする国の重要な統計調査の企画・実施を行い、調査により集まったさまざまな統計データを公開しています。そんな統計局による統計データを「より多くの人々が活用できるように」と開発されたアプリが「アプリDe統計」です。

総務省|「アプリDe統計」の提供開始
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei01_02000031.html


アプリのインストールは以下のページから可能です。

アプリDe統計 - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.stat.statapi001


Google Playにて配信されている「アプリDe統計」は無料アプリ。


インストールが完了したら「開く」をタップすればアプリが起動します。


アプリの起動画面はこんな感じで、とてもシンプル。メニューは大きく分けて「City Stat」「ポケット統計」「とうけいどけい」の3つです。


◆City Stat(地域ごとの主要な統計データを表示)
そんなわけでまずは「City Stat」をタップ。


「City Stat」の画面最上部には「現在地の統計情報を表示する」という表示があり、これをタップすればGPS機能でスマートフォンの現在地を特定し、現在地の統計情報を表示してくれるわけです。


もちろん手動で統計情報を見てみたい都道府県の市町村区を選択してもOK。そんなわけで「東京都」の……


「新宿区」の統計情報を表示させてみることに。


すると「人口・世帯」や「民営事業所数・従業員数」「労働力状態」「消費者物価指数」「住宅の建て方別住宅数」「1か月間の収入と支出」などの統計データがズラズラズラーっと表示されます。


この「City Stat」ではワンタップで現在地の統計情報が見られるので、旅行で訪れた観光地の消費者物価指数を見てみたり……


引っ越し先の労働力状態を見て、町には所帯持ちが多そうなのか、はたまた学生が多そうなのかをそれとなくイメージしてみたりもできるわけです。


◆ポケット統計
次は「ポケット統計」を使ってみます。


ポケット統計では「人口・世帯」「企業活動」「労働・賃金」「物価」「住宅・土地」「家計」という6種類10個の統計データを見ることが可能。


例えば「性別」をタップしてみると、日本人の人口数を見ることができます。平成22年の国勢調査によると日本人の人口総数は1億2805万7352人で、その内訳は男性が6232万7737人、女性が6572万9615人とのこと。


「10大費目」では食料、住居、光熱・水道、家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、交通・通信、教育、教育娯楽、諸雑費という10種類の消費者物価指数を、地域ごとに表示することが可能。


地域ごとの消費者物価指数が表示されるので、さいたま市では前年同月よりも「被服及び履物」に属するような製品の値上げがあったのであろうことが分かります。


他にも堺市では前年同月よりも「家具・家事用品」がやたらと安く購入できた模様。このデータは平成26年3月の消費者物価指数なので、堺市では増税前に一体何が起こったというのでしょうか。


他にも県庁所在地ごとの「1か月間の消費支出」や……


「1か月間の収入」


「主要耐久財(26品目)の所有量数」なども見られます。


コレによると1000世帯あたりのオートバイ・スクーター所持数はわずか177台。


対して「ビデオレコーダー(DVD ブルーレイを含む)」「パソコン」「ステレオセット又はCD・MD ラジオカセット」「カメラ(デジタルカメラを含む)」は1世帯に1台以上の割合で所有されていることが分かります。分かったから何と言うことはありませんが「なるほど~へぇ~」とひとりでうなります。


◆とうけいどけい
最後は「とうけいどけい」を使ってみます。


とうけいどけいのトップ画面はこんな感じで、政府機関が作成したアプリとは思えないほどのゆるさを醸し出しています。


画面下部の「本日のとうけい」をタップすると、その日その日にちなんだ統計データを表示してくれる……はずなのですが、アプリは試行版なので「現在、作業中ですので、しばらくお待ちください。」と表示されるのみ。


「クイズ統計王」をタップすると統計データを元に作成されたクイズが表示されます。


回答後は詳細なデータを表示してくれるので、割とどうでもいい豆知識がどんどん増えていきそう。


また、「マイ統計グラフ」をタップすると自分でデータを入力して統計グラフを作成することも可能です。


この画面に細かい数値を入力すれば……


グラフを作成してくれる、というわけ。


そんなこんなで普段あまり触れることのないたくさんの統計データに簡単にアクセスできるので、アプリをインストールして自分の住んでいる地域の統計データを見てみるのもアリです。

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii