取材

「マチ★アソビ Vol.12」全記事一覧まとめ


日本のアニメ業界が力を合わせて開催しているイベントといえば3月に開催された「AnimeJapan」が挙げられます。会場が東京ビッグサイトで都内から便利なこともあり、一般来場者・国内外のビジネス来場者をあわせると11万人以上が訪れました。一方、東京から飛行機を使って2時間以上かかる徳島で開催しながらも5万人規模の動員を誇っているアニメ関連のイベントがあります。それが「マチ★アソビ」です。なぜ東京ではなく徳島のような遠いところでやるのか?という声もあるのですが、東京ではないからこそできるイベントもあり人気を博しています。

5月3日から5日にかけて「マチ★アソビ Vol.12」が開催されるということで、現地へ乗り込みました。

マチ★アソビ vol.12 2014.05.03~05.05開催
http://www.machiasobi.com/

◆2014年05月03日 13時43分03秒
アイマス「天海春香」とニセコイ「桐崎千棘」が観光案内してくれるロープウェイに乗ってみました


◆2014年05月03日 14時22分51秒
一日駅長が特急を見送るイベントで声優・徳井青空さんが駅長就任


◆2014年05月03日 15時36分34秒
個人向けダンボール防音室「だんぼっち」の中で声優プロデューサーになってみた


◆2014年05月03日 19時24分44秒
撮影・録画OKという異例のアニメイベント「おへんろ。 ファーストステージ」


◆2014年05月03日 22時02分49秒
2014年新作阿波おどりポスターは「Fate/stay night」のセイバーやアーチャーが阿波おどり


◆2014年05月03日 23時38分02秒
「健全ロボ ダイミダラー」の健全すぎる舞台裏をリッツ役の洲崎綾さんが語る


◆2014年05月04日 01時39分18秒
キルラキル・アイマス・おへんろ。などのイラストを船で巡る「橋の下美術館」


◆2014年05月04日 20時40分33秒
「恋姫†英雄譚」などの美少女ゲームのキャラクターたちに360度包囲される「美少女ゲーム パネル展」


◆2014年05月04日 22時32分02秒
監督や声優がファンと一緒に乾杯したら空から奇跡が降臨「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」の公開打上げ


◆2014年05月04日 23時43分56秒
コスプレした外国人女性がたった数分で肩こりを撃退してくれる「古式腱引き」を体験してみました


◆2014年05月05日 13時18分09秒
2期が決定した「ハマトラ」と新アニメ「ハナヤマタ」のキャストが繰り広げるカオスなトークショー「ハマトラ×ハナヤマタスペシャルトークショー」


◆2014年05月05日 13時50分46秒
満員御礼でミニライブも開催された「アイマス シンデレラガールズ」トークイベント


◆2014年05月05日 19時34分37秒
マヴェル・ゼルヴァイン・イワムラクンが会場を巻き込んだ一大アクション劇を繰り広げる「マヴェ☆アソビ」


◆2014年05月05日 23時40分30秒
声優・スタッフのサイン入り激レアグッズが出品されたチャリティオークション


◆2014年05月06日 14時14分25秒
進撃の巨人・らんま1/2・黒執事・黒子のバスケなどさまざまなレイヤーたちが集合した「コスプレファッションショー」


◆2014年05月10日 13時00分54秒
アニメミライは今どうなっていて今後どうなるのか「アニメミライの未来」を語る


◆2014年05月15日 18時30分21秒
ガールズ&パンツァー新作OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」の制作秘話や見所を声優&プロデューサーがトコトン解説 - GIGAZINE


◆2014年05月17日 23時00分02秒
新アニメ「DRAMAtical Murder [ドラマティカルマーダー]」を支える二人のプロデューサーに突撃インタビュー - GIGAZINE


メイン会場の1つ、新町橋東公園に置かれているイベント一覧表。それぞれ開催される場所ごとに分けて記載されていますがギッシリと詰まりすぎ。逆にいえば、このあたりをウロウロしていれば何らかのイベントにはかならず出会えるということでもあります。


徳島駅では声優の徳井青空さんによる一日駅長イベントとマチ★アソビ Vol.12記念入場券の販売が行われることになっていて、駅前に行列が形成されていました。


以下のツイートによると、行列は朝6時ごろに50名ほどだった模様。


午前9時頃にはufotable CINEMAの前にも長蛇の列ができあがっていました。※読者の方から指摘があったので追記、CINEMAの前まで繋がっていますが列としてはアニメイトの待機列です


行列の様子をムービーで見てみるといかに長い列ができあがっていたのか分かります。

ufotable CINEMA前にできた行列 - YouTube


◆フォークソング
今回、フライヤーには名前だけ入っていて時間などが書かれていなかった「フォークダンス」が14時ごろに突然始まり、みんなでオクラホマミキサーを踊りました。3日は飯泉嘉門徳島県知事らが、4日は「Wake Up, Girls!」の山下七海さんらが参加。


すだちくんも頑張って参加


ステージ上が盛り上がる一方で……


会場最後方では徳島のヒーロー・蒼竜神マヴェルらもフォークダンスに興じていました。


◆業界関係者トークイベント
言わない、書かない、つぶやかない」を合言葉として開催されている、内容極秘のイベントにはアニメ・ゲーム業界の偉い人たちが集結し、外で話せないようなことをこっそり話してくれました。このイベントには参加券が必要。マチ★アソビで開催されているイベントの中のどれかで配布が行われますが、「マチ★アソビパーソナルスポンサー」の回遊寒さ対策コース(3万円)に申し込むことで優先参加券を入手可能です。


開始前に近藤プロデューサーが撮影した写真はこんな感じ、いつもはお客さんが揃ってからゲストの呼び込みを行っていましたが、今回はゲスト勢揃いのところへお客さんが入場するスタイルが採られました。


サイバーコネクトツーの松山洋社長は、マチ★アソビで先行販売中の「ケモノタペストリー」を身に纏っていました。


終了後の集合写真。今回は「5速でいきます」という宣言をしたこともあり、約2時間を猛スピードで走りきったようなイベントとなりました。


◆その他会場の様子
パラソルショップに出ていた「ufotable徳島の若手アニメーターチームで作ってみました アニメ制作人生ゲーム」


徳島新聞は3日の紙面でイベント情報を大きく扱ったほか、イベント終了後すぐに号外の「ここだけ新聞」を発行していました。


「ここだけ新聞」に写真がより鮮明なHD版が登場、200円で販売されていました。


藍井エイルさんはライブ中の写真を自らのアカウントでツイート。盛り上がりが伝わってきます。


徳島県のマスコットキャラクター「すだちくん」による「すだちくんダンス」のステージも開催されました。


子どもたち中心かと思いきや、他のイベントのために待っていた人たちがわりとガチで参加していたりして、マチ★アソビらしい盛り上がり方を見せていました。


ちなみに、YouTubeには「進め!すだちくん」のダンスマニュアルがあったりします。

「進め! すだちくん」ダンスマニュアル - YouTube


最終日は残念ながら天気が悪く、パラソルショップはすべて東新町アーケード内に移動


その結果、5月3日・4日と人混みで移動が大変だったボードウォークの様相は一変してがらっとした感じに。


5月5日の徳島新聞朝刊、1面は新潟県上越市で発生した水難事故を報じています。


最終面は1面まるごとマチ★アソビ速報になっています。


◆東新町アーケード
徳島市内の東新町1丁目商店街もマチ★アソビ期間中はアニメ色に染まります。


商店街のど真ん中に配置された「ガンスリンガー ストラトス2」の無料体験プレイコーナー。


「健全ロボダイミダラー」ペンギン帝国★徳島支部プレゼンツ紳士の集い「ミダラー展」


「健全紳士よ、刮目せよ!!!」の下には……ゴクリ。


「精霊使いの絶対“展示”領域」


バンダイナムコゲームスのCVプレイスペースとサイバーコネクトツー特設ブースがコレ。ここには個人向けダンボール防音室「だんぼっち」も置かれていました。


◆ポッポ街商店街
JR徳島駅側にあるポッポ街商店街にもマチ★アソビブースが出現しました。

これは徳島県出身の作家や、徳島を舞台にした作品が並ぶ「徳島ゆかりの作家展」。


双葉社から出版されている「姫さま狸の恋算用」の作者である水瀬マユ先生のサイン会も行われていました。


コミックス購入者を対象にサイン+姫さま狸の恋算用の登場キャラ絵を描いてくれた模様。


「THE KOIN STORE」ではガールズ&パンツァーのネームステッカーを作成可能でした。


「フューチャーカード バディファイト パネル展」には特大サイズのキャラクターパネルが並びます。


これは「おへんろ。展」。


ユーフォーテーブルがプロデュースする「おへんろ。」のパネルがズラズラ。


「おへんろ。」は既に連載20回を超えており、16話ではついに高知県に突入しています。


「Fate/Ace Royal体験会&トーナメント大会」では熱いカードバトルが繰り広げられていました。


これは「グッドスマイルコレクション2014 春@マチ★アソビ」ブース。


ここには「キルラキル」の仮決定稿や……


絵コンテが展示されていました。


他にも「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」に登場するメンタルモデルたちの等身大タペストリー。


端っこにはキリクマの姿も。


Fateシリーズ10周年 一番くじ「タイプムーンエースSpecial展」in マチ★アソビはこんな感じ。


他にもポッポ街商店街にはコスプレ参加登録受付も設置されていたので、商店街を歩いているとたくさんのコスプレイヤーとすれ違いまくることになりました。


◆ゲーム業界プロデューサートークイベント
両国橋南公園ステージで行われた「ゲーム業界プロデューサートークイベント」には、左からサイバーコネクトツーの松山洋社長、アークシステムワークスの森利道プロデューサー、バンダイナムコゲームスの内藤新二郎プロデューサー、バンダイナムコゲームスの富澤祐介プロデューサー、バンダイナムコスタジオの馬場英雄プロデューサー、カプコンの小林裕幸プロデューサーというゲーム業界で大活躍中のプロデューサーたちが集いました。

「プロデューサーの仕事、どこまでやってますか?」「東京と地方イベント、違いはありますか?」「今年のテーマ」という3つのテーマに沿ったトークを繰り広げ、会場を沸かせました。


◆つきねこライブ&重大発表~フォークダンス~閉会式
最終日の新町橋東公園で行われた「つきねこライブ&重大発表」にはつきねこメンバーの阿久津加菜さんとダイスクリエイティブの平沢プロデューサーが登場。「つきねこ」が2014年10月開催のマチ★アソビ Vol.13をもって解散することが発表されました。


今回、つきねこメンバーとして1人でライブを行う阿久津さんのために、平沢さんが仲間としてコスプレイヤー軍団を連れてきました。


ぞろぞろぞろぞろと増え続けたコスプレイヤーたちは壇上にあふれんばかり。


この状態で、「つきねこ」がマチ★アソビ Vol.1に初参戦したときから歌われ続けている“マチ★アソビの曲”といってもいい定番のナンバー「Refrain -call your dream-」を熱唱する阿久津さんとみんな。


曲が始まる前に振りの練習をしたこともあって、サビは多くの仲間たちが手を動かしていました。


そしてコスプレイヤーズと記念撮影


このあとはコスプレイヤーさんたちの大撮影大会に。


と、そこへユーフォーテーブルの近藤光プロデューサーが現れて、3日連続の「フォークダンス」に突入。


テンプルナイトと仮面ライダーV3がコンビを組んだり、マスターチーフがまるで誘拐犯みたいになっていたり、すごいオクラホマミキサーが繰り広げられました。


そしてこの流れで閉会式がスタート。この中で、マチ★アソビ Vol.13のクライマックスランが10月11日(土)から10月13日(月)の3日間であることが発表されました。


さらに、ラストのラストということでもう1度「Refrain -call your dream-」を歌うことに。音響さんは「こんなこともあろうかと」と準備してくれていたそうです。


そしてみんな揃って記念撮影……の様子を見守る蒼竜神マヴェル氷裂神ゼルヴァイン。「マチ★アソビが無事に終わることができるなら、俺はそれでいいんです」と、人助けをして去っていくときのような言葉を発していました。


このあと、ちゃんと近藤プロデューサーが呼んでくれたので、写真に収まることができたマヴェル&ゼルヴァイン。よかったよかった……。


こちらがその時の写真

ということで、次のマチ★アソビは2014年9月~10月にかけて開催。ここ数回の秋のマチ★アソビと同様、開催期間は約2週間にわたり、そのうちラスト3日間が「クライマックスラン」として大きく盛り上がることになります。川沿いのステージだけではなく、ロープウェイで登った先にある眉山山頂にステージが設けられてライブやトークショーなどが行われることになっているので、マチ★アソビにまだ来たことがないという人も、何度も来ているという人も、ぜひ足を運んで下さい。

なお、今回のマチ★アソビ参加者は7万人だったとのこと。

マチ★アソビ期間中の徳島新聞は県外からでも購入可能です。

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in 取材,   アニメ, Posted by logc_nt

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