「聖闘士星矢」の車田正美が30年前に打ち切られた「男坂」を再び執筆中


「聖闘士星矢」「リングにかけろ」「B'T-X(ビート・エックス)」などの人気作品で知られる“漫画屋”の車田正美さんは今年でデビュー40周年を迎えます。その記念企画なのか、かつて車田さんが「この作品を描くため漫画屋になった」と週刊少年ジャンプで連載をスタートしながらも、約半年で打ち切られてしまった「男坂」を再び執筆していることが明らかになりました。

車田正美|日記 OFFICIAL BLOG|2014年上半期
http://kurumadapro.com/blog/?id=271


これは車田さんの公式ブログで明かされたもので、連載開始は6月で、それに向けてGW返上で執筆している旨が書かれています。

車田さんは20歳のとき、週刊少年ジャンプに掲載された「スケ番あらし」でデビュー。その後、「リングにかけろ」「風魔の小次郎」と2作品を連載し、「風魔の小次郎」終了後の1984年に連載を始めたのが「男坂」です。

車田さんは「漫画家」と呼べるほどの巨匠ではないとして自分を「漫画屋」と称していますが、漫画屋になったのはこの作品を描くためだったと「男坂」単行本の帯に書いたほど情熱を持って挑みました。しかし、残念ながら人気は得られずに半年で打ち切りが決定。それでも「男坂」を描く気持ちの衰えなかった車田さんは、最終回ラストの見開きに「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠い男坂をよ…」と、どこまでも続く坂道とそれを登っていく主人公を描き、「未完」と大書しました。

作品の流れを含む解説はバーチャルネットアイドル・ちゆ12歳によるコラムに詳しく書かれています。


一般に、こうした打ち切り漫画が復活することはかなり厳しく、また、作者もその先で予定していた展開や設定を別の作品に織り込むなどしたことで、続きを描く機会が失われるという作品もある中で、30年もの時間を経て「男坂」が復活したというのは奇跡的。なお、「連載」とありますが、短期集中連載なのか、長期連載を見据えたものなのかは不明です。前回打ち切られたときは単行本全3巻分だったので、構想としてはかなり先は長そう。

車田さんの作品といえば、映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」が6月21日に公開されることになっているので、ちょうど同時期に2つの作品が見られることになりそうです。

車田さんのデビュー40周年記念サイトはこちら。

車田正美 熱血画道40周年
http://40th.kurumadapro.com/

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