スマホを空に向けるだけで周辺の雨雲情報が一発で分かる「Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-」にAndroidアプリが登場したので試してみました

AR(拡張現実)を使ってスマートフォンに周辺の雨雲情報を映し出してくれる無料アプリ「Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-」にAndroid版アプリが登場したので早速試してみました。

Go雨! 探知機 -XバンドMPレーダ- - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.or.jwa.gouutanchiki.android

まずはアプリ「Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-」をインストールします。Google Playで「go雨探知機」と検索して、Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-をタップ。

「インストール」→「同意する」→「開く」の順にタップ。

Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-が起動しますが、AndroidスマートフォンのGPS機能を無効にしているとこのようなアラートが出るので、GPS機能をONにします。

これがGo雨!探知機 -XバンドMPレーダ-の起動画面。

アプリを起動するとすぐにカメラが自動で立ち上がります。Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-は、カメラで写された上空に雨量情報のメッシュマップがARで表示されるという仕組みです。1つのメッシュは250m×250mの範囲を表し、1時間あたりの降水量に応じて薄い水色(0.1～1mm)から紫色(100mm～)で色がつきます。

カメラを地面に向けるとコンパスとともに5km圏内の雨雲情報を示すレーダーが表示されます。画面左上に「5km先」と表示されていますが、これは「5km先の矢印方向に雨雲がある」ということを表しています。また、レーダーの北北東4.5kmの位置に、雨雲のメッシュが表示されており、この位置に雨雲があるということも示されています。

あいにく上空には雨雲はないようです。そこで画面下の「広域へ」をタップすると……

こんな感じでXRAINのデータを元にした地域地図とともに雨雲予報を表示することも可能です。

雨雲が近くにない場合には画面左上が「降水なし」という表示になります。せっかくなのでデモンストレーションモードでアプリの使い方をチェックしてみます。「設定」をタップ。

「デモンストレーション」をタップ。

「デモンストレーション1」をタップ

するとこんな感じで前方に1時間に100mmの大雨を降らせる雲が表示されました。

カメラを向けるとこんな感じ。ARで上空に雨雲メッシュマップが表示されました。

デモンストレーション2はさらに激しい雨雲。

こちらの方向は確実に豪雨です。

しかし、スマートフォンで周囲をうかがうと、雨雲のない方向が見つかりました。Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-を使えば急なにわか雨に降られた場合でも、雨の降っていない方角をすぐに調べることができるというわけです。

Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-は無料アプリですが画面下に広告が表示されます。この広告を除去するには設定画面で「広告除去権の購入」をタップして……

Google Playで100円を支払えば広告が除去されます。

そうこうしているうちに、上空からぽつりと一粒の雨を感じました。南方向から雨雲が近づいてきているようです。

Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-を南方向に向けると前方に雨雲が広がっていることが分かりました。傘を持っていないので、早めに雨宿りできる場所を探して移動を開始するほうがよさそうです……。

Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-はその名の通り「XバンドMPレーダ雨量情報」のデータを利用したお天気アプリなのでその精度は抜群。雨が降りそうな時に素早く周辺の雨雲の位置を知ることができるので、スマートフォンに入れておくと急なにわか雨を避けるのに大いに役立ちそうなアプリです。