Googleの光回線事業「Googleファイバー」がサービス拡大に向けて新たな都市と契約締結

By Charlie is here

Googleは、自社の光ファイバー事業「Googleファイバー」をカンザスシティ・プロボ・オースティンなどアメリカ国内の7つの都市のみで提供していましたが、サービスの提供を34都市にまで拡張することを先月発表していました。新しく光ファイバー事業を展開するには都市との契約が必要ですが、テキサス州のサンアントニオがGoogleファイバーと正式に契約を結んだことを発表、続いてオレゴン州ポートランドが、ファイバーネットワークの敷設・提供を許可するフランチャイズ契約をGoogleファイバーと結んだことが判明しました。

San Antonio City Council OKs Google Fiber contract - San Antonio Express-News
http://www.mysanantonio.com/news/politics/article/San-Antonio-City-Council-OKs-Google-Fiber-contract-5314407.php

(PDFファイル)Microsoft Word - GoogleFranchiseFinal (3) - 487691
http://www.portlandoregon.gov/revenue/article/487691

San Antonio Express-Newsによると、サンアントニオ市議会が、ギガビット対応のネットワークを提供可能な「Fiber Hut」と呼ばれる施設の設置を許可する契約を、Googleファイバーと締結したとのこと。40棟のFiber Hutが設置される予定で、契約期間は20年。GoogleはFiber Hut1棟当たり2250ドル(23万円)をサンアントニオ市に毎年支払い、その金額は1年ごとに3%ずつ増加します。

Fiber HutはGoogleファイバーネットワークを提供するのに必要な施設で、Fiber Hutからファイバーケーブルを電柱を介して市内にネットワークを提供します。サンアントニオ市の電柱は86%が市の保有するCPS Energy、14%がAT&Tによって所有されており、Googleファイバーとの契約が締結した今、導入に対して障壁となるものは少ないとのこと。

By Tam Tam

サンアントニオのジュリアン・カストロ市長は「Googleファイバーを導入することにより、消費者は低価格のインターネットアクセスを実感できるでしょう」と述べ、導入に前向きな姿勢をみせています。ただし、Fiber Hutの設置場所についてはまだ決定しておらず、設置場所候補として市内の図書館・警察署・消防署などが挙げられています。

By Neerav Bhatt

すでにGoogleファイバーを導入しているカンザスシティーでの料金体系は、最大1Gbpsのインターネット接続と1Tバイトのオンラインストレージを組み合わせたプランが月額70ドル(約7200円)となっています。このプランに映像配信サービスを組み合わせたプランは月額120ドル(約1万2300円)。下り最大50Mbpsのインターネット接続は、初期費用として300ドル(約3万円)かかりますが、月額無料で利用可能となっており、サンアントニオでの料金プランがどうなるのか、新たな発表が待たれます。

また、オレゴン州のポートランドがGoogleファイバーとフランチャイズ契約を締結したことが明らかになっていますが、地方条例・地形・既存のネットワークとの兼ね合いなど乗り越えなければいけない問題が多く残されており、導入にはまだ時間がかかる見込みです。

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