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Twitterのパロディ・物まねアカウントの持ち主が罰金・懲役刑の対象に

By Alex Ingram

イリノイ州ピオリアの警察が、Twitterでピオリア市長のパロディアカウントを操っていたと思われる人物に対して家宅捜索を行い、PCと携帯電話を押収したことが明らかになりました。

Twitter parody account holder sought in police raid | Ars Technica
http://arstechnica.com/tech-policy/2014/04/twitter-parody-account-holder-sought-in-police-raid/


現地時間で2014年4月15日、イリノイ州ピオリアにある警察署の捜査官が、ピオリア市長Jim Ardis氏にちなんで作られた「@Peoriamayor」という名前のTwitterアカウントを使用している疑いのある人物が住んでいるとみられる建物に押し入り、数人に対して事情聴取を行ったことが地元マスコミの報道により判明しました。

「警察は私にTwitterアカウントについて質問してきました」と、事情聴取を受けたMichelle PrattさんはJournal Starに語っています。警察が家に到着した際、Michelleさんはシャワーを浴びている最中だったそうですが、事情聴取の際には「警察はまるで私が犯罪者であるかのように扱った」とのこと。Michelleさんの話によると、警察は捜査令状を持っており「この住宅でインターネット犯罪が起きた。インターネットにアクセス可能な全ての電子機器を持っていく」と言われ、コンピューターや携帯電話が押収されたそうです。

ピオリア市長Jim Ardis氏にちなんで作られた「@Peoriamayor」という名前のTwitterアカウントは現在凍結されています。この「@Peoriamayor」というアカウントは、セックスやドラッグを暗示させるようなツイートをしており、さらにプロフィール画像にはJim市長の画像を使用し、経歴やメールアドレスも彼の正規のものを記載していました。しかし、Southern Illinoisanによると、最近になってアカウントのプロフィールを更新し、パロディアカウントであることを明かしていたようです。


ピオリア警察の警察署長Steve Settingsgaard氏によると、捜査官たちは「公務員の物まねをした」アカウントの所持者を捜索中で、パロディアカウントの所持者は逮捕されることはないだろう、とのことですが最大で懲役1年と2500ドル(約26万円)の罰金を課される可能性があるようです。

なお、家宅捜索を受けたひとりは、マリファナを所持しており罰金を課せられることになったようです。

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in メモ, Posted by logu_ii

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