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「パーソナルコンピューティングの父」アラン・ケイ氏が薦める「読書リスト」99選


タブレット端末を使って学習する試みが世界中で行われていますが、このような「未来」を40年以上も前に自身が提唱する「Dynabook構想」で予言していたのが「パーソナルコンピューティングの父」と呼ばれるアラン・ケイ氏です。そんな類まれな慧眼の持ち主であるケイ氏にソフトウェア会社Naked Objects Groupのリチャード・ポーソン代表が数年かけて「推奨本を教えて欲しい」と懇願し続けた結果、5000冊以上貯蔵する愛読書の中からケイ氏が書籍を厳選して「初心者向け読書リスト」を作成してくれたとのこと。コンピュータ分野に限らず、心理学・政治・哲学・アートと多岐に渡るケイ氏のお薦め書籍は以下の通りです。

Alan Kays Reading List
http://c2.com/cgi/wiki?AlanKaysReadingList

TECHNOLOGY&MEDIA(技術・メディア)

01:グーテンベルクの銀河系―活字人間の形成: マーシャル マクルーハン, 森 常治

グーテンベルクによる印刷技術の発明は、人間の歴史と文化にたいし、いかなるインパクトを与えたか。書物(活字)を読むという行為は、人間の知覚=精神をどのように変容させたのか。口語文化と活字文化はどう違うのか。本書は、これらの疑問にたいするマクルーハンの詩的洞察に満ちた応答である。


02:メディア論―人間の拡張の諸相: マーシャル マクルーハン, 栗原 裕, 河本 仲聖

テレビ、ラジオ、広告、自動車など現代の多様なメディアの本質と機能から、文化と社会の変容を探る。エレクトロニクス時代の見取図を示すブリリアントな思考と透徹した洞察力。


03:Technology, Management and Society:Peter Drucker


04:イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集): P.F.ドラッカー, 上田 淳生

本書は、一九八五年、著者七五歳のときの著作である。イノベーションと企業家精神が誰でも学び実行することができるものであることを明らかにした世界最初の方法論である。


05:Amusing Ourselves to Death:Public Discourse in the Age of Show Business:Neil Postman


06:子どもはもういない―教育と文化への警告: ニール ポストマン, Neil Postman, 小柴 一

高度情報化社会のもとで激変する子どもの意識。子どもの大人化、子ども期の消滅の背後にニューメディア文化が大きく影を落としている。子ども期の消滅が生み出した危機的状況を解明し、解決の方向を示唆する。


07:Conscientious Objections:Stirring Up Trouble About Language, Technology and Education (Vintage):Neil Postman


08:機械の神話―技術と人類の発達: ルイス マンフォード, 樋口 清

技術の発達を人類の進歩と同一視する〈ホモ・ファーベル〉の神話を排し、象徴的行為のうちに人間性の本質をみる独自の人間観に立って先史時代から近代に至る技術分明の生態を克明に解析するマンフォード理論の集大成。巨大技術主義を痛烈に告発し、人間の側に立つ新しい技術観を提起する問題の書。



09:技術と文明 (1972年): ルイス・マンフォード, 生田 勉


LEARNING&CREATIVITY(学習・創造)

10:量の発達心理学: J. ピアジェ, B. インヘルダー, Jean Piaget, Barbel Inhelder, 滝沢 武久, 銀林 浩

現代数学と現代科学の考え方を背景に、幼児の量概念の形成過程を綿密にかつ実証的に分析し、質の数量化の問題を解明した名著。


11:To Understand Is to Invent:Jean Piaget


12:教育の過程: J.S. ブルーナー, 鈴木 祥蔵, 佐藤 三郎


スプートニク・ショックをきっかけに開かれたウッズホール会議で議長を務めたブルーナーがその内容をまとめた報告書で、「発見学習」という学習指導法を提唱。

13:The Relevance of Education (Norton Library):Jerome S. Bruner


14:新しい児童心理学 (文庫クセジュ 461): ジャン・ピアジェ, ベルベル・イネルデ, 波多野 完治

児童心理学は、誕生時から青年期にいたるまでの児童の心的成長を観察し、生理学的研究と関連づけながら、その心的諸機能の形成が生得的なものか獲得されたものかなどを解明する。ピアジェは、知覚と判断力の形成を中心に、子供がいかにして成人としての基本能力を体得するかを、段階的に述べてゆく。


15:Mind in Society:Development of Higher Psychological Processes:L. S. Vygotsky, Michael Cole, Vera John-Steiner, Sylvia Scribner, Ellen Souberman


16:The Psychology of Art:Lev S. Vygotsky


17:Lateral Thinking:Creativity Step by Step (Perennial Library):Edward De Bono


18:デボノ博士の「6色ハット」発想法: E. デボノ, 松本 道弘

“水平思考”で有名なデボノ博士が開発した新しい発想法。目下、欧米の有力企業の間で、最も注目されているニュー・シンキング・メソードである。非生産的な思考法から脱出するために、6つのハット(帽子)をかぶり分けることによって、思考の切り換え、単純化、統合化ができるというユニークな発想法。商品企画から会議の運営まで、幅広くビジネスの諸分野に応用できる


19:Essays into Literacy:Selected Papers and Some Afterthoughts:Frank Smith


20:Instead of Education:John Caldwell Holt


21:なんで学校へやるの―アメリカのホームスクーリング運動 (1984年): ジョン・ホルト, 大沼 安史


22:Mind Games:Mental Fitness for Tennis:Jason Whitmore, John Whitmore


23:愛に生きる 才能は生まれつきではない (講談社現代新書 86): 鈴木 鎮一

落伍する子を出さない教育――「アッ! 日本じゅうの子どもが日本語をしゃべっている!」わたしは飛び上がって驚きました。どの子もみんな自由自在に日本語をしゃべっている。なんの苦もなくしゃべっている。これこそ完全な教育法によるものだ。日本人の子が育つ教育法が日本じゅうにある。以来、わたしはひとすじに、すべての子どもはよく育つと信じ、“才能教育”と名づけて、落伍する子を出さない教育運動を続けることになりました。わたしがやりたいのは幼児教育です。わたしの新しい考え方と方法で、小さい子どもたちを教えていきたい。天才をつくる教育ではない。子どもたちの才能を、ヴァイオリンを通じてどう伸ばしていくか。――過去をふりかえりながら、未来への希望をこめて、できるだけ楽しく具体的にお話しようと思います。――本書より


24:幼児の秘密: マリーア・モンテッソーリ, 鼓 常良

世界各国に熱心な運動を誘発したモンテッソーリ教育の真髄を伝える。幼児教育に携わる者にとって必読の書である。


25:子どもの発見: マリーア・モンテッソーリ, 鼓 常良

幼児教育、心理学、教育学の分野で世界中に大きな影響を与え、その成果が確証されている世紀の名著を、はじめて日本語訳で世に送る。


26:マインドストーム―子供、コンピューター、そして強力なアイデア: シーモア パパート, Seymour Papert, 奥村 貴世子

「ロゴ」の生みの親パパート博士が語る「ロゴ」言語の世界。新しい知識との関係づくりに向け、コンピューターがどのように人々の助けとなるか。コンピューターと未来と教育を語る。


27:The Children's Machine:Rethinking School In The Age Of The Computer:Seymour Papert


28:学校と社会 (岩波文庫): デューイ, John Dewey, 宮原 誠一

学校とは暗記と試験にあけくれる受動的な学習の場ではなく、子供たちが自発的な社会生活を営む「小社会」でなければならない。このような観点からデューイ(1859‐1952)は、伝統的な学校教育に大胆な批判を加えた。自ら創始したシカゴ大学付属小学校での体験から生まれた本書が、戦後わが国の教育改革に及ぼした影響ははかり知れない。


29:自由と文化 (1951年) (新文化選書〈第6〉): ジョン・デューイ, 細野 武男


30:創造活動の理論〈上巻〉芸術の源泉と科学の発見 (1966年): アーサー・ケストラー, 大久保 直幹, 松本 俊, 中山 未喜


31:機械の中の幽霊 (ちくま学芸文庫): アーサー ケストラー, Arthur Koestler, 日高 敏隆, 長野 敬

あらゆる生物、そして人間とその社会の現象は、上位のレベルから見れば「部分」であり、同時に下位のレベルに対しては「全体」であるという両面性をもっている。ケストラーは、これを『ホロン』と命名した。さて人間に目をやると、さまざまなレベルの『ホロン』からなる階層秩序が不安定で、欠陥を伴っているのはなぜだろうか。それは進化によるものではないのか。こうして、すべてを部分に還元する正統進化論の還元主義ではとらえられない、人間の創造性と病理が根源から解き明かされる。心理学、生物学、進化論のほか、人文・自然科学の豊富な知見をふまえた、現代の危機の診断書。


ANTHROPOLOGY&PSYCHOLOGY(人類学・心理学)

32:生きるよすがとしての神話 (キャンベル選集): ジョーゼフ キャンベル, Joseph Campbell, 飛田 茂雄, 武舎 るみ, 古川 奈々子

神話という支柱を失った人類に語りかける神話入門書。1時を超える神話2生きるよすがとしての神話3野に雁の飛ぶとき--神話の巨人が理性的に、そしてユーモアたっぷりに語る。


33:神の仮面〈上〉―西洋神話の構造: J. キャンベル, Joseph Campbell, 山室 静

さまざまな民族の神話を背景に成立した西洋神話の重層的な構造をさぐり、集団としての人間の意識とそれが押し隠す無意識のうねりを、神話が形成される具体的な展開の内に跡づける、画期的な西洋神話の集大成。


34:ことばの進化論: デレック ビッカートン, Derek Bickerton, 筧 壽雄

ことばはどのように獲得されたか?カエル、チンパンジー、人間の表示体系のちがいは?進化の視点からことばの本質と構造に迫る壮大な試み。


35:Psychology of Literacy:Sylvia Scribner, Michael Cole


36:神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡: ジュリアン ジェインズ, Julian Jaynes, 柴田 裕之

3000年前まで人類は「意識」を持っていなかった!古代文明は、意識を持つ前の「二分心」の持ち主の創造物。豊富な文献と古代遺跡の分析から、意識の誕生をめぐる壮大な仮説を提唱。


37:文化の読み方/書き方 (岩波人文書セレクション): クリフォード・ギアーツ, 森泉 弘次

フィールドワークをふまえて民族誌を著わそうとする人類学者たちにとって、「書く」行為とは何か。彼らは世界各地の民族・文化とどうかかわり、それをどのように記述してきたか。「劇場国家」論などで知られる著者が、レヴィ=ストロース、マリノフスキー、ルース・ベネディクトらの主要著作を批判的に検討しながら、文化人類学の本質と課題を明らかにする。


38:Beyond Boredom and Anxiety:Experiencing Flow in Work and Play:Mihaly Csikszentmihalyi PhD


39:フロー体験入門―楽しみと創造の心理学: M.チクセントミハイ, 大森 弘

フロー体験で人生が変わる。仕事も家事も勉強も本当は楽しめる。大切なのは「何をするか」ではなく「どのようにするか」だった。充実した人生のためのポジティブで実践的な研究の書。


40:New World New Mind:Moving Toward Conscious Evolution:Robert E. Ornstein, Paul Ehrlich


41:MAPS OF THE MIND:Hampden


42:人間と象徴 上巻―無意識の世界: カール・グスタフ・ユング, 河合 隼雄

自己の内面の限りなく広く豊かな世界に導くユング心理学の全容!!


43:Modern Woman in Search of Soul:A Jungian Guide to the Visible and Invisible Worlds (Jung on the Hudson Books):June Singer


44:心の社会: Marvin Minsky, マーヴィン・ミンスキー, 安西 祐一郎

心はどうはたらくのか?大昔から問われてきたこの問題に対して、『心の社会』は革命的な回答を与えている。本書は、ミンスキー教授が長い間練りに練った、人間の知能についての新しい考え方を示したものである。ミンスキー教授は、心とは、「一つひとつは心を持たない小さなエージェントたちが集まってできた社会」と提示する。本書の内容は、子どもの描く絵から自己意識に至るまで、あるいは、何かを否定するような思考のもつ力から日常の思考におけるユーモアの役割に至るまで、多岐にわたっている。また、わかりやすい図がたくさん挿入されており、読者の想像力を直接かきたてるような、いわば心の世界への冒険物語としても読むことができる。


45:Archetypes:Anthony Stevens


PHILOSOPHY(哲学)

46:Plato's Timaeus (Focus Philosophical Library):Plato, Peter Kalkavage


47:国家〈上〉 (岩波文庫): プラトン, 藤沢 令夫

ソクラテスは国家の名において処刑された。それを契機としてプラトン(前427‐前347)は、師が説きつづけた正義の徳の実現には人間の魂の在り方だけではなく国家そのものを原理的に問わねばならぬと考えるに至る。この課題の追求の末に提示されるのが、本書の中心テーゼをなす哲人統治の思想に他ならなかった。プラトン対話篇中の最高峰。


48:西洋哲学史 1―古代より現代に至る政治的・社会的諸条件との関連における哲学史 (1): バートランド・ラッセル, 市井 三郎

バートランド・ラッセルの「西洋哲学史」は貴重な書物である。この偉大な思想家ラッセルにおけるすばらしい新鮮さと独創性、換言すれば、過去の遠い時代や異質的な精神にたいする感情移入の鋭さについて、私はいかにそれを頌えるきか、言葉を知らないくらいである。現代――この、かくもドライで野蛮な時代においてすら、かくも英知にみち、信頼に値し、徹底的であり、しかもヒューマーにみちあふれた人間が存在することを示し得るのは、幸福である。この本は党派や見解のもろもろの闘争をはるかに超越し、もっとも深い意味で教育的である。A.アインシュタイン(1946)


49:Human Knowledge:Its Scope and Limits:Bertrand Russell


50:Sceptical Essays (Routledge Classics):Bertrand Russell


51:Passion of the Western Mind:Richard Tarnas


52:The Ascent of Man:Jacob Bronowski


53:Wisdom, Information and Wonder:What is Knowledge For?:Mary Midgley


54:Science As Salvation:A Modern Myth and Its Meaning (Gifford Lectures ; 1990):Mary Midgley


55:人間の条件 (ちくま学芸文庫): ハンナ アレント, Hannah Arendt, 志水 速雄

条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察することができよう。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつである。


56:Science and Sanity:An Introduction to Non-Aristotelian Systems and General Semantics:Alfred Korzybski


57:Endless Frontier:Vannevar Bush, Engineer of the American Century:G. Pascal Zachary


58:What I Believe:13 Eminent People of Our Time Argue for Their Philosophy of Life:Mark Booth


59:THE GREAT IDEAS:A SYNTOPICON OF GREAT BOOKS OF THE WESTERN WORLD, VOLUME II, MAN TO WORLD:Mortimer J. Adler, William Gorman


60:老子 (岩波文庫): 老子, 蜂屋 邦夫

熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり一種の統治理論であるが、同時に、世の中と人間についての深い洞察力によって、人生の教科書ともいうべき普遍性を持っている。ここで説かれる平和的で、自足、素朴なあり方は、時代を超えて人々の心に訴えかける。


61:禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書): 鈴木俊隆, 松永太郎

1970年に米国で出版以来、世界中で読まれている禅の入門書。著者の鈴木俊隆老師は1959年に渡米し、サンフランシスコ禅センターを設立。渡米12年の間にアメリカにおける禅の基礎を築いた。アレン・ギンズバーグ、ゲイリー・スナイダーらビートニクたちを惹きつけ、1960年代、カウンターカルチャーのさなか、多くの若者が俊隆老師のもとで瞑想をした。のちにアップルを創業することになるスティーブ・ジョブズはまさにそうしたムーヴメントの申し子として本書と出会い、禅の道に入っていく。


ART&PERCEPTION(アート・感性)

62:芸術と文明 (叢書・ウニベルシタス): ケネス クラーク, Kenneth Clark, 河野 徹

人間の創造的営為と時代精神の展開を描いた不朽の名著。


63:名画とは何か (白水社アートコレクション): ケネス・クラーク, 富士川 義之

ルネサンスから現代までの作品を40数点とりあげ「名画」の基準は何かを考察する。偉大な美術史家の長年にわたる豊かな美術体験、博識、それにヒューマニズムを基調とする人生観を反映したその解説は、魅力的で、説得力があり、絵画鑑賞法の最も信頼するに足る手引き書である。


64:Art and Illusion:A Study in the Psychology of Pictoral Representation (Bollingen Series):E. H. Gombrich


65:脳と視覚―グレゴリーの視覚心理学: リチャード・L. グレゴリー, Richard L. Gregory, 近藤 倫明, 三浦 佳世, 中溝 幸夫

目で見ているのか、脳で見ているのか? 視覚の心理学の入門書。内容を大幅に拡張した原著第5版の翻訳。錯覚、赤ん坊が何を見て何をどのように学習していくか、等が重要なテーマ。


66:視覚的思考―創造心理学の世界 (1974年): ルドルフ・アルンハイム, 関 計夫


DESIGN(デザイン)

67:形の合成に関するノート/都市はツリーではない (SD選書): クリストファー アレグザンダー, Christopher Alexander, 稲葉 武司, 押野見 邦英

建築、都市の秩序や美しさを自覚的に生み出すプロセスを追究、やがて「パタン・ランゲージ」を導いた原論。数学的手法〈ダイアグラム〉を用いてデザイン論を築き、ツリーとセミラチスの相反する構造を提唱して歴史的衝撃をあたえた、アレグザンダーの初期の考察二篇を所収。「都市はツリーではない」は待望の単行本化。


68:時を超えた建設の道: クリストファー アレグザンダー, Christopher Alexander, 平田 翰那

建築と計画に対するまったく新しい取り組み方を述べ、パタン・ランゲージの着想を通じて会得した、著者の設計論・環境論・世界観の核心を示す書。


69:GOSSAMER ODYSSEY:Morton Grosser, Paul MacCready


70:Vehicles:Experiments in Synthetic Psychology:Valentino Braitenberg


71:生きている脳 (1959年): W.G.ウォルター, 懸田 克躬, 内薗 耕二


72:The Visual Display of Quantitative Information:Edward R. Tufte


73:Envisioning Information:Edward R. Tufte


◆SCIENCE(科学)

74:The Machinery of Life:David S. Goodsell


75:The Ring of Truth:Philip Morrison


76:The Animal in its World (Explorations of an Ethologist, 1932-1972), Volume I:Field Studies:Nikolaas Tinbergen


77:Relativity Visualized:Lewis C. Epstein


78:創造する機械―ナノテクノロジー: K.エリック ドレクスラー, K.Eric Drexler, 相沢 益男

ナノテクノロジー…それはナノ(10億分の1)メートルサイズの世界が繰り広げられる新しいテクノロジー。不老長寿を実現しエネルギー問題を解決する驚異の科学。


79:ブラインド・ウォッチメイカー―自然淘汰は偶然か?〈上〉: リチャード・ドーキンス, Richard Dawkins, 中嶋 康裕, 遠藤 知二, 遠藤 彰, 疋田 努

私は、われわれの存在そのものが、考えただけでぞくぞくするような謎なのだという見方で、読者を刺激したい…。ベストセラー「利己的な遺伝子」の著者が示す、ダーウィン進化論の理論的到達点。


80:Neuroethology:An Introduction to the Neurophysiological Fundamentals of Behavior:J. -P Ewert


81:The Character of Physical Law (Modern Library):Richard P. Feynman, James Gleick


82:光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力学 (岩波現代文庫): リチャード・P. ファインマン, Richard P. Feynman, 釜江 常好, 大貫 昌子

「ねえ、リチャード、あなたは何を研究しているの?」友達の奥さんがそう尋ねてきた。はてさて、どうする、ファインマンさん。物理が全然わからない人に、自分の研究を理解してもらえるか。それも、超難解で鳴る量子電磁力学を。光と電子が綾なす不思議な世界へ誘う好著。物理学者リチャード・ファインマン、面目躍如の語りが冴える。


83:神がつくった究極の素粒子〈上〉: レオン レーダーマン, Leon Lederman, 高橋 健次

巨大加速器が原初の宇宙を再現、宇宙創成の秘密はついに明かされるのか? ノーベル賞実験物理学者が、壮大な謎に挑む実験現場の興奮をいきいきと伝える快著。


84:クォークから宇宙へ (SAライブラリー): レオン・M. レーダーマン, デビッド・N. シュラム, Leon M. Lederman, David N. Schramm, 平田 光司, 清水 韶光

想像を絶するほど小さいものと、思い描くのも困難なほど大きなものについての物語。20世紀における科学上の大発見、つまり原子の内部空間と外部空間の探究、そして宇宙の創造と終焉、究極の物理法則についての物語。宇宙を理解し、冒険できる本。


85:二重らせん (講談社文庫): ジェームス・D・ワトソン, 中村 桂子, 江上 不二夫

生命の鍵をにぎるDNAモデルはどのように発見されたのか? 遺伝の基本的物質であるDNAの構造の解明は今世紀の科学界における最大のできごとであった。この業績によってのちにノーベル賞を受賞したワトソン博士が、DNAの構造解明に成功するまでの過程をリアルに語った感動のドキュメント。


POLITICAL(政治)

86:AN American Primer (Plume):Daniel J. Boorstin


87:The Americans:The National Experience (Vintage):Daniel J. Boorstin


88:The Federalist Papers:Alexander Hamilton, James Madison, John Jay


89:The Debates in the Federal Convention of 1787:James Madison


90:The Anti-Federalist Papers and the Constitutional Convention Debates (Mentor Series):Various, Ralph Ketchum


91:コモン・センス 他三篇 (岩波文庫 白 106-1): トーマス ペイン, 小松 春雄

アメリカの独立を「理」と「利」の両面から大胆かつ鋭く論じたトーマス・ペイン(1737‐1809)の『コモン・センス』(1776)は、刊行されるや空前のベストセラーとなり、その半年後に発表された「独立宣言」の内容に多大な影響を与えた。歴史を動かしたまれな書物の一つと評価されている思想史の古典。「厳粛な思い」「対話」「アメリカの危機」を併収。


92:人間の権利 (岩波文庫 白 106-2): トマス・ペイン, 西川 正身


93:理性の時代: トマス・ペイン, 渋谷 一郎


94:An Aristocracy of Everyone:The Politics of Education and the Future of America:Benjamin R. Barber


COMPUTERS(コンピュータ)

95:Building Large Knowledge-Based Systems:Representation and Inference in the Cyc Project:Douglas B. Lenat, R. V. Guha


96::LISP 1.5 Programmer's Manual:John McCarthy


97:Computation:Finite and Infinite Machines (Automatic Computation):Marvin Lee Minsky


98:The Architecture Machine:Toward a More Human Environment:Nicholas Negroponte


99:Soft Architecture Machines:Nicholas Negroponte


「初心者向けリスト」なのですが、日本語版のない本が多いのは残念なところです……。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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