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GoogleがGreen Throttle Gamesを買収、家庭用ゲーム機市場への参入狙いか


Android向けのゲームプラットフォームアプリArenaや、このアプリで配信されているゲームをコントローラーで遊べるようにするAtlas Controllerを開発していたGreen Throttle Gamesを、Googleが買収したとPandoDailyが報じています。

Google buys the ghost of Green Throttle Games, as TV arms race gathers speed | PandoDaily
http://pando.com/2014/03/11/google-buys-the-ghost-of-green-throttle-games-as-tv-arms-race-gathers-speed/


Google buys Green Throttle, a smartphone game controller company | Ars Technica
http://arstechnica.com/gadgets/2014/03/google-buys-green-throttle-a-smartphone-game-controller-company/


Green Throttle Gamesは2012年末にCharles Huang氏とMatt Crowley氏、Karl Townsend氏により創設された企業で、アメリカの大手ベンチャーキャピタルTrinity VenturesDCMから600万ドル(約6億2000万円)の出資を受けるほど将来を有望視される企業でした。創設者の1人であるHuang氏は人気音楽ゲームGuitar Heroの開発にも携わった人物で、Crowley氏とTownsend氏はPalm Pilotの開発初期段階に関係していた人物であるとのこと。


Green Throttle Gamesは2013年の11月頃から急に活動を停止しており、その際にゲームプラットフォームアプリArenaがGoogle Playから削除されています。これについての詳細な説明などはなく、公式サイトには「Thank you.」の文字と多少の説明が書かれているだけでした。そのため、Atlas Controllerを購入してArenaのゲームを楽しんでいたユーザーたちの不満のコメントがFacebookページにはあふれています。

PandoDailyによるとGoogleのスポークスマンはどのような条件でGreen Throttle Gamesを買収したかは明かしていませんが、確かに買収は行われたとのこと。この買収により、Green Throttle Gamesの創設者であるCrowley氏Townsend氏はそれぞれGoogleの開発チームに加わり、Huang氏はGreen Throttle Gamesのビジネスに関する権利を保持することになるようです。

By apalapala

これまでにもGoogleが家庭用据え置きゲーム機市場に参入しようとしているのではという噂がありましたが、Green Throttle Gamesを買収したのは、Atlas ControllerのBluetooth接続機能を強化して自社端末に導入するためでは、とPandoDailyは記しています。

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in ハードウェア,   ゲーム, Posted by logu_ii

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