ハードウェア

レトロなピクセルアートをLEDで表示&操作できる「PIXEL」


4K解像度のディスプレイはまるで映画のような美しい映像を映し出すことができますが、超解像度とは対照的な昔懐かしいドット絵風のピクセルアートを、スマートフォンやタブレットから操作してLEDで映し出してくれるのが「PIXEL」です。

PIXEL V2: LED ART by Al Linke — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/alinke/pixel-led-art

「PIXEL」を使ってどのようにピクセルアートを表示できるのかは以下のムービーを見ると分かります。


タブレットのような四角いディスプレイに映っているのは、夜道を走る車のピクセルアート。


木に雪が降り積もっています。


子どもがじょうろから水やりをしているところ。どれもファミコンやスーパーファミコンのようなドット絵を思い出させる懐かしいグラフィックです。


緑色のきらめく十字でインテリアとしても使用可能。


壁にもかけられるPIXELには、パックマンに登場するモンスターのアカベエが凶暴化したようなピクセルアートが行き来しています。


ピクセルアートはAndroid、Windows、Mac OS X、Raspberry Piでリリースされているアプリから操作可能。


アプリの起動画面はこんな感じ。最初からいろいろなデザインが用意されていて、好みのものをタップすると全画面で表示されます。


メッセージボードとして文字も表示できます。


スマートフォンのアプリにタッチすると、サウンド付きでグラフィックが変化。


パソコン回りなどに設置できる専用スタンドが付属しています。


専用の「メディアパネル」を取り付ければ、LEDアニメーションと組み合わせてひと味違ったピクセルアートを楽しむことも可能。


「ディフレクション(回折)メガネ」をかければ……


ピクセルアートが四方八方に映し出されます。


拡張アクセサリの外付けセンサーを取り付けると、「手をかざせば猫が寄ってくる」というピクセルアートを作ったり……


プロ仕様ではないものの、飲酒検知器としてアルコール度数をピクセルアートで表示できたりします。


いつでもどこでもピクセルアートを映し出せるカバンはこんな感じ。


PIXELのソースコードはオープンソースとして公開されています。


PIXELの本体は、側面にUSBとACアダプターの差込口があり、裏面には壁にかけられるウォールマウントと外付けセンサー用のポートが5つ配置されています。


10人のアーティストによる150以上のピクセルアートが付属しており、LEDは1024ピクセル。サイズは約22cm×約22cm×約4.5cm、重量は約907g。


なお、Kickstarterのプロジェクトに300ドル(約3万円)を出資すると「PIXEL」を1つゲット可能。追加で20ドル(約2000円)出資すると「ディフレクション(回折)メガネ」のブラックか、25ドル(約2500円)でグリーンを1つ追加でき、50ドル(約5000円)で「外付けセンサーパック」を1セット、20ドル(約2000円)の出資で「メディアパネル」を1枚か、70ドル(約7200円)で6枚入りセット、1000ドル(約10万3000円)の出資でカバン型の「LIMITED CUSTOM INSTALLATION」をゲット可能となっています。


発送は2014年の8月ごろを予定しており、アメリカ国外への発送は別途20ドル(約2000円)が必要です。出資の締め切りは日本時間で2014年3月12日(水)19時59分までとなっています。

PIXEL V2: LED ART by Al Linke — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/alinke/pixel-led-art

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ドットの粒々感を軽減するアルゴリズムを簡単に比較できる「Depixelizing Pixel Art」 - GIGAZINE

1ピクセルの月を中心に太陽系のすさまじい距離感とスケールを体感できる「If the Moon Was Only 1 Pixel」 - GIGAZINE

マリオを64bitならぬ64ピクセルで再現した「スーパーピクセルブラザーズ」 - GIGAZINE

ドット絵のアドベンチャーゲームと美術史に残る名画を組み合わせたアート - GIGAZINE

ドット絵のスタンプを簡単に作ることができるスタンプキット「Pixit」 - GIGAZINE

in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.