きな粉の風味と優しい甘さ「だんご庄」のだんごを食べてきました


お米をついた餅を丸めた「だんご」の歴史は古く、平安時代に記された「新猿楽記」にもその名称を見つけることができます。約130年前の明治時代に創業し、昔ながらの製法を守り続けているというだんご屋が奈良にあるということなので、実際にお店を訪れてみました。

だんご庄
http://dango.kir.jp/index.html

だんご庄の坊城本店に到着。近鉄南大阪線の坊城駅から50メートルの場所に位置するお店です。


創業は明治11年ということで、歴史を感じさせる看板が掲げられていました。


入り口横には、雰囲気のある石柱。


だんごの価格は一本66円。購入は一本からでも可能ですが、本数に応じて何種類かのパッケージが用意されていました。


お店に入ると、注文カウンターの奥では手作りでだんごが作られていました。


今回は10本入り・660円のセットを注文。


原材料には米粉や、きな粉のもとになる大豆などが含まれています。


包装紙を取ってみると、箱には大和三山を思わせる3つの山のようなイラストが描かれています。


それではさっそく箱をオープン。


だんごは乳白色の薄紙に包まれており、その上には小袋入りのきな粉が添えられていました。


食べる時に追加でふりかけて、風味を増すためのきな粉です。


薄紙を開けてみました。きな粉の衣をまとった串だんごがきれいに収められ、香ばしいいい香りが漂ってきます。


1本の串には5個のだんごが刺さっており、予想以上にずっしりとした重量を指先に感じます。


特製の蜜で味付けしたというきな粉の衣はしっとりしており、まるで餡のような食感。


ひとくちパクリ。しっとりとしたきな粉の香ばしさと、蜜の甘さが口に広がります。甘みは控えめに抑えられており、きな粉の風味が生かされた上品な味付けになっています。


米粉を昔ながらの唐臼でついて作ったというだんごは、しこしことした食感。しかし、かむうちに口の中で溶けて行き、お米の優しい風味ときな粉の香ばしさが後味として残ります。だんご一つの大きさは約2センチで、ふぞろいな大きさが手作りされたものであることを感じさせます。


追加できな粉をまぶすと、香ばしさが少しアップしました。


串をひっくり返してみると、裏面までしっかりと衣がつけられているのがわかります。


「だんご庄」のだんごは、やさしい上品な甘さとモチモチとしただんごの食感が印象的な一品となっていました。取り扱い店は坊城本店のほかに、近鉄各線の大和八木駅から徒歩約2分の場所にある八木店の2店舗のみで、通販は行っていないとのことでレアなお菓子となっています。奈良を訪れた際のお土産にちょうど良さそうな一品でした。

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in 試食, Posted by logx_tm