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ツイートされた数の多い記事は実際に読まれているのか?

By hank Mitchell

Twitterのタイムラインを見ているとすさまじい数の人が、面白いと思ったり、役に立ちそうな記事をツイートしているのをよく見ます。毎日大量にツイートされるインターネット上の記事ですが、果たしてどれくらいの人が自分でツイートした記事をしっかりと読んでいるのかは分かりません。サイトのオンライントラフィックを測定する企業Chartbeatは、本当にツイートされた記事が読まれているか、ツイートした人と記事との相関関係について明らかにしています。

You're not going to read this | The Verge
http://www.theverge.com/2014/2/14/5411934/youre-not-going-to-read-this

ChartbeatのCEOであるTony Haile氏は2月上旬に「SNSでシェアされる記事と実際に記事を読んだ人の間には、相互関係がない」と発言しました。The Vergeによると、Facebookの「いいね!」やTwitterの「ツイート」から大きな恩恵を受けていると考えソーシャルメディア担当部なる部署を作っている企業にとって、Haile氏の発言は驚くべき事実である、とのことです。


Chartbeatの主任データサイエンティストを務めるJosh Schwartz氏はThe Vergeの取材に対して、「Haile氏が意味しているのは、主にツイートについてでしょう。もちろん、Facebookのシェア機能もツイートと同様、記事を読んだ人の数との間に相互関係がない可能性も十分にありますが、最も読まれた記事と最もツイートされた記事の間に関係性がないことは確かです」と語りました。

記事のツイート数と実際に読んだ人の数の間に相関関係がないことを示す明確な証拠はないものの、Th Vergeは「ソーシャルメディアから記事を読む人は、スマートフォンで閲覧しているため、記事での滞在時間が少ないこと」「犯罪を報じる記事や、読んで幸せになるような記事との間には、ツイート数に明らかな差があること」「ツイート数の多い記事には、速報など読まないでもタイトルだけで記事の内容がわかるものが含まれていること」が主な原因と予想しています。

By Dean Shareski

ただし、Daily Mailのソーシャルメディア担当部のTaylor Lorenz氏は「記事と実際に読んだ人の数に相関性がないことの原因は、記事を読まずにツイートするユーザーの多さにあるでしょう。私は1日に大量の記事に目を通すけど、読まずにツイートすることは非常に多いです。ツイートする前に記事を全部読んでいる、という人はほとんどいないと思います」と記事のツイート数と読者数との関係性について言及。

しかしながら、BuzzFeedのデータサイエンスチームやメディアサイトのUpworthyが、記事をツイートしたりシェアする人には、その記事のページに3分30秒以上という比較的、長時間滞在する傾向があることを発見しており、記事のツイート数と実際に読んだ人の数の間に相関関係が全くない、とは一概に断定できないようです。

By Julie Kertesz

双方の主張を考慮すると、ツイートされた記事は全く読まれていないか、最後まで読まれたか、のどちらか一方になり、ツイート数で記事の質を判断するのはとても難しくなります。ただし、記事のツイート数と実際の読者数との相関性に関する議論は、メディア産業に属する企業の広告主に対する営業方法に新たな変化をもたらしているようで、UpworthyやYouTubeはページビュー数ではなく、ユーザーのコンテンツに対する行動に注目し始めているとのことです。

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