ハードウェア

ニキシー管を使用して前世紀の雰囲気を表現したスチームパンクな置時計


無垢材から切り出された重厚な木のボディに鈍く光る金属製のパーツを装着し、ぼんやりとオレンジ色に輝くニキシー管が6本並べられて時間を刻む「Retro Futurist Steampunk Nixie Tube Clock」は1850年代と1950年代の雰囲気をミックスさせたスチームパンクな時計です。

Thin Gypsy Thief Studios
http://tgt-studios.com/


Retro Futurist Steampunk Nixie Tube Clock by Kyle Miller — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1692415722/steampunk-nixie-clock

「Retro Futurist Steampunk Nixie Tube Clock」がどのような製品なのかは、以下のムービーを見ると分かるようになっています。


この時計を作成したのは、バンクーバー在住で木を扱ったアート作品を手がけるカイル・ミラーさん。


これまで、数々のミュージシャンやアーティストの作品、映画用の道具などを手がけており、アメリカで朝の情報番組の代表格であるTODAYラテン・ミュージック・アワード、イギリスのPlayStation Magazineなどに作品が登場したこともあるそうです。


そんなミラーさんが新たに作成したのが、ニキシー管を使って全体をスチームパンク風に仕上げたRetro Futurist Steampunk Nixie Tube Clockです。


メカっぽい雰囲気が漂う外観に、ぼんやりと光るニキシー管がマッチしています。


ニキシー管ならではの光りかたが柔らかい雰囲気をかもし出します。


バックライトを装備しており、雰囲気に合わせてさまざまな色に点灯させることも可能。


6個並べられたニキシー管による表示部では、時間(時時/分分/秒秒)と日付(月月/日日/年年)を表示させることが可能です。時刻合わせは手動ですが、別売りのGPS受信ユニットを装着すると、現在地の時刻に自動で合わせることができるようになります。また、アラームや夜間に明るさを下げる「ナイトモード」も搭載されています。


素材には、家具の製作にも使用されるウォルナット材を使用。やや紫がかった「パープルハート」と呼ばれる木材にアップグレードすることもできます。


木材のほかにも真鍮や銅のような金属、クロムメッキなどのパーツを使い、全て手作りで仕上げられています。


この「Retro Futurist Steampunk Nixie Tube Clock」は、クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中で、目標金額の6000カナダドル(約55万円)に対して記事作成時点では約2万2400カナダドル(約205万円)の出資が集まっています。ミラーさんのサイトでは649カナダドル(約6万円)で販売予定のこの製品ですが、599カナダドル(約5万5000円)の出資でゲットが可能。自動で時刻を合わせるGPSユニットを75カナダドル(約7000円)でプラスすることもできます。

また、799カナダドル(約7万4000円)の「エリート」プランでは時計+GPSユニットに製造番号とカスタムデザインが施された製品をゲット可能。木材をパープルハートにアップグレードした「パープルハート」プランは、899カナダドル(約8万3000円)となっています。カナダ国外への発送には、25カナダドル(約2300円)の送料が別途必要です。


なお、出資の締め切りは日本時間で2月24日(月)の正午(午前12時)となっています。

Retro Futurist Steampunk Nixie Tube Clock by Kyle Miller — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1692415722/steampunk-nixie-clock

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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