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中国が独自開発したOS「China Operating System」が発表される


中国国内においても、PCやスマートフォンに搭載されるOSのシェアはMicrosoftによるWindows、AppleのMac OSとiOS、そしてGoogleのAndroidなどのアメリカ勢が支配している状況となっており、そんな現状を巻き返すべく中国が国力を挙げて独自開発したOSが発表されましたが、意外な事実も明らかになってきています。

China Unveils New Native Operating System - NYTimes.com
http://sinosphere.blogs.nytimes.com/2014/01/17/china-unveils-new-native-operating-system/

China builds own phone OS, aims to be more secure than Android or iPhone | Ars Technica
http://arstechnica.com/information-technology/2014/01/china-builds-own-phone-os-aims-to-be-more-secure-than-android-or-iphone/

アメリカ勢によるOSのシェア独占、NSAによるPCの情報監視、Windows XPのサポート停止による影響といった現状を打ち破るため、中国科学院Liantong(上海聯彤網絡通訊技術)が共同で開発したのが中国独自のOS「COS(China Operating System)」です。中国科学院はCOSを国家安全に関わる戦略的商品として位置づけており、このCOSはスマートフォンやPCを含むさまざまなデバイス上で利用することができるように設計されています。

中国科学院のウェブサイトの発表によると、COSは土台となるコードからユーザーインターフェイスに至るまで、完全にゼロから独自で作り上げたものとされており、既存のオープンソースが抱えるセキュリティ上の問題、そして海外製のOSが持つ「中国の事情への適応性の問題」を解決するものとされています。


すでに中国の携帯最大手であるチャイナモバイルとチャイナテレコムがCOSを搭載したマシンを3か月以上にわたってテストしており、市場への投入についてもほぼ用意が調っているとのこと。COS上ではJavaアプリケーションを走らせることが可能でHTML 5によるウェブアプリケーションやゲームをサポートしており、現状で10万以上のアプリに対応しているとのことで、実際にゲームアプリのAngry BirdsCut the Rope(カット・ザ・ロープ)がプレイできる様子も公開されています。


しかし実機をよく見てみると、HTC社のアジア向け端末であるButterfly sに酷似したものであるということも明らかになってきています。


また、採用されているユーザーインターフェイスも同じくHTC社の「HTC Sense」とほぼ同一であることをうかがい知ることもできます。


この発表について、中国共産党中央委員会の機関紙である人民日報は「中国国民のOSの夢を実現するものだ」と賞賛するコメントを寄せていますが、当の中国国民の反応は冷ややかなもので、中国版ツイッターのシナウェイボー(新浪微博)に書き込まれた「本当の名前はCopy Other Systemだろ」というコメントが多くの支持を集めるという状況になっています。

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