Dropboxが約2日間にわたってダウンし使えなくなった原因とは?


クラウドストレージサービスのDropboxが、日本時間2014年1月11日に世界中でサービスがダウンし、アクセスできない状態に陥りました。サービスは1月13日9時40分までに全て復旧しており、Dropboxは公式ブログで、原因が定期アップデートのバグによるものであることと、ユーザーのデータは安全であることを発表しています。

Dropbox Tech Blog » Blog Archive » Outage post-mortem
https://tech.dropbox.com/2014/01/outage-post-mortem/


公式ブログによれば、日本時間の2014年1月11日10時30分から行った、マシンOSの定期アップデートによって障害が発生したとのこと。Dropboxでは何千ものデータベースを使用していて、マスター機のほかに、冗長化のために2つのレプリカ機が使用されていますが、更新用スクリプト内に含まれていたバグによってOSの再インストールが行われてしまい、結果、サーバーが停止してサービスは使えなくなりました。

サービスが止まってから約3時間後には、バックアップからほぼ全てのサービスが復旧されましたが、「約5%のユーザーがデスクトップからの同期ができない」ことや、「約20%のユーザーがDropboxモバイルアプリから接続できない」といった問題が残ったことから、完全復旧は2日後の13日9時40分でした。今回、停止したデータベースにはアクティブなユーザーデータは含まれていなかったことから、データの流出や損失はなかったとのことです。


Dropboxは、今回のサービスダウンを深く謝罪するとともに、マシンの受信コマンド実行前のチェック機能を強化し、大きなデータサイズのMySQLバックアップからの素早いリカバリにも対応できるディザスタ・リカバリツールを開発したことも発表しています。

By Eugenio Tiengo

ちなみに、Ars Technicaでは、サービスの完全復旧までに2日を要した原因について、サーバーダウンから3時間後に復旧した時点で行われた問題報告の一部がハッキンググループからの偽造クレームだったためという可能性を指摘していますが、Dropboxはあくまで内部の原因によるものだと否定しています。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log