約5000円と激安の超小型PC「CuBox-i1」でAndroidとLinuxを動かしてみた


一辺がわずか2インチ(約5センチメートル)の立方体型スモールPC「CuBox-i」シリーズは、大きさもさることながら最安値なら49.99ドル(約5200円)という激安価格でAndroid OSやLinuxを動かせるPCです。そんな、遊び心をくすぐるCuBox-i1が編集部に到着したので、Android 4.3とLinux(GeexBox XBMC)をインストールして動かしてみました。

CuBox-i1 | SolidRun IMX
http://imx.solid-run.com/product/cubox-i1-2/


これがCuBox-i1のパッケージ。今回、入手したのは、Freescale i.MX6プロセッサ(1GHz)・シングルコアモデルの「CuBox-i1」。なお、512MBのメモリを搭載しています。


箱の裏には「Made in Israel(イスラエル)」の表記。


箱を開けるとCuBox-i1が入っていました。


CuBox-i1を取り出して感じることは、「とにかく小さい!」ということ。


底面積はiPhone 5よりも小さめ。


高さもiPhone 5の横幅よりも低く……


ディスプレイ部分のみと比べても小ぶり。


Nexus 5を横に並べても、本体・ACアダプターのコンパクトさが伝わってきます。


CuBox-i1本体は、実測で89g。


ACアダプターとセットでもわずか230g。とてもPCの重量とは思えません。


本体を詳しく見ていきます。前面右下にはインジケーターランプ。


背面には、ACジャック、イーサネット、USB2.0×2、HDMI、eSATA、microSDカードスロット、マイクロUSBポートを装備。


右側面にはS/PDIF端子。CuBox-i1にはボタン類は一切なし。ACアダプターの抜き差しで電源のON/OFFを操作します。


Android 4.3をインストールしてみる
まずは、Android 4.3をインストールしてみます。なお、CuBox-i1は、ストレージとして容量4GB以上のmicroSDカードが必要です。

Install OS on Micro SD flash card | The CuBox i From SolidRun
http://cubox-i.com/install-os-on-micro-sd-flash-card/


上記サイト(Install OS on Micro SD flash card)の「2-」で、「Android 4.3」の中からCuBox-iのモデルにあった「Download」をクリック。ダウンロードしたzipファイル(Android OSイメージ)は、Explzhなどを使って解凍しておきます。


今回はWindows PCを使って、Android OSをインストールするので、「Windows installation is done as follows:」のリンク先ページにすすみ……


Win32 Disk Imager」をダウンロードし、zipファイルをExplzhなどで解凍します。


解凍したフォルダ内の「Win32DiskImager.exe」をクリックしてWin32 Disk Imagerを起動。「Device」がSDカードのドライブ先になっていることを確認してから……


フォルダアイコンをクリック。


ImageFileとして、先ほどダウンロード・解凍したAndroid OSイメージを指定して、「Open」をクリック。


「Write」をクリック。


「Yes」をクリック。


「OK」をクリック。これでmicroSDカードにAndroid OSがインストールされました。


インストールが完了したmicroSDカードを……


CuBox-i1のmicroSDカードスロットに接点の面を上向きに挿入します。microSDカードを挿入したら準備は完了です。


Android 4.3をインストールしたCuBox-i1の操作感は以下のムービーで確認できます。

CuBox-i1にAndroid 4.3をインストールしてみた - YouTube


スペックが不足しているのか、時折フリーズする場面も見られましたが、まずまずの操作性です。

Linux(GeexBox XBMC)をインストールしてみる
次に、GeexBox XBMCをCuBox-i1にインストールしてみます。Install OS on Micro SD flash cardのサイトでGeexBox XBMCイメージファイルをダウンロード、zipファイルを解凍しておきます。


先ほどと同様に、Win32 Disk Imagerを起動させ、GeexBox XBMCイメージファイルを指定して……


microSDカードに書き込みます。


CuBox-i1でGeexBox XBMCを操作する様子は以下のムービーから。

CuBox-i1にXBMCをインストールしてみた - YouTube


GeexBox XBMCでは、Android 4.3以上にスペック不足が感じられ、マウスの移動に対してカーソルがワンテンポ遅れる感じで操作性は良好とは言えません。シングルコアではLinuxを動かすのはストレスがたまりそうですが、CuBox-iにはデュアルコアモデルの「CuBox-i2/i2Ultra」、クアッドコアモデルの「CuBox-i4-pro」が用意されているので、Linuxで快適に使いたい場合にはこれらのモデルをお勧めします。

約5000円の激安PC「CuBox-i1」は、一般的な用途には向かないものの、どのように活用するかはアイデア次第といった玄人受けのするPCだと言えそうです。

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