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【訃報】歌手・タレントのやしきたかじんさん死去


2012年1月末に食道ガンのため芸能活動を休止、一度活動を再開したものの2013年5月から再び休養に入っていたやしきたかじんさんが3日未明、亡くなりました。64歳でした。

やしきたかじんオフィシャルウェブサイト | トップページ
http://yashiki-takajin.jp/


やしきたかじん死去 再復帰かなわず - 芸能ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20140107-1240967.html


やしきたかじん オフィシャルウェブサイト | Facebook

公式サイトの以前のトップはこんな感じでした。


たかじんさんは1949年生まれ、本名は漢字表記の家鋪隆仁(やしき たかじん)。

タレント、特にテレビ番組の司会としてもよく知られており、1994年から関西テレビで放送が始まった「たかじん胸いっぱい」は長寿番組となりました。


人によっては「やしきたかじん=テレビの司会者」だと思っている人もいるほどで、本業が歌手であるということは本人も持ちネタにしていましたが、歌手としては司会をしているときからは想像もできないような歌声を出すことで定評がありました。

歌手としての経歴は、1971年に「娼婦和子」で一度デビューするも廃盤となり、1976年に「ゆめいらんかね」で再デビュー。代表的な曲には1984年の「あんた」、1986年の「やっぱ好きやねん」、1993年の「東京」などがあります。1981年には映画「機動戦士ガンダム」の主題歌「砂の十字架」とそのカップリング曲の「スターチルドレン」を歌唱していますが、本人はこれを「歌手人生最大の汚点」と語っています。


たかじんさんはワインを愛飲し、北新地での豪快な遊びっぷりが知られているほか、愛煙家でもありました。また、趣味と仕事上の実益を兼ねてテレビ番組を大量視聴していることも有名で、自宅にはずらっとHDDレコーダーを並べて深夜アニメなどをのぞく全番組を録画してそれらをチェックし、自身の番組内でドラマ視聴率予想などを行っていました。こういった、健康とは縁遠い生活を送っていたこともあってか健康には気を遣っており、人間ドックに定期的に通うなどしており、2012年1月に食道ガンを早期の段階で発見することとなりました。

ガン発見後は芸能活動を休止、休養に入りましたが状態が良くなったということで2013年3月に復帰。元気な姿を見せていましたが、2013年5月に体調不良のため再度の休養入り。所属事務所によると、「もう一度元気な姿を見せるべく頑張っていた」とのことですが、2014年1月3日未明、入院していた都内の病院で亡くなりました。

たかじんさんは休養に入った時点で前述の「たかじん胸いっぱい」のほか、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」、テレビ大阪「たかじんNOマネー GOLD」という3本のレギュラー番組を抱えており、休養中は他の出演者が番組を守り続けていましたが、残念ながら復帰は叶いませんでした。このうち、「たかじんNOマネー」は、テレビ大阪がどうしてもたかじんさんを起用した番組を作りたいとオファーを出し続けて、2011年4月から放送がスタートしたもので、たかじんさんの番組としては最も新しい(若い)番組ということになりますが、病気療養のため、出ていない期間の方が長いということに。

「たかじんのそこまで言って委員会」は当初、政治評論家の三宅久之さんが亡くなったら終了するという話で始まりましたが、2012年1月に三宅さんではなくたかじんさんが休養入り。三宅さんは2012年3月末で政治評論家を引退しましたが、「たかじんが戻ってくるまでは番組を守る」と6月に自身が休養に入るまで出演を続け、たかじんさんが一時復帰する前の2012年11月に亡くなりました。

「そこまで言って委員会」は公式サイトのトップで、今後も「たかじん」の名前を外さずに番組を続けていくことを発表。


「NOマネー」も同様。


「胸いっぱい」もサイト上で「番組は引き続き『たかじん胸いっぱい』のタイトルのまま放送を続けたいと考えております」と発表しました。

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in メモ, Posted by logc_nt

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