ニンテンドー3DSの売上の一部をロイヤリティとして支払うよう裁判所が命令

By Jason

ニンテンドー3DSの裸眼立体視技術が特許を侵害しているとして、2011年にTomita Technologies International Ltd.を率いる富田誠次郎氏が任天堂を相手取り訴訟を起こしていた問題で、ニューヨーク連邦地方裁判所は任天堂に対して、ニンテンドー3DS1台につき卸売価格の1.82%をロイヤリティとして富田氏に支払うよう命じました。

(PDFファイル)11-cv-4256-1.pdf
http://www.crisona.com/iplaw/cases/11-cv-4256-1.pdf

Nintendo ordered to give up almost 2 percent of 3DS sale money in patent suit damages | The Verge
http://www.theverge.com/2014/1/6/5279658/nintendo-ordered-to-pay-royalty-damages-after-patent-suit-loss

富田氏が特許侵害であると任天堂を提訴していたのは、ニンテンドー3DSに搭載されている裸眼立体視という、3Dメガネなしで立体的な映像を裸眼で見る技術です。任天堂は富田氏の訴えに対して、裸眼立体視技術はニンテンドー3DSのデザインの付属的な部分であると主張していましたが、主張は認められず、2013年8月にニューヨーク連邦地方裁判所は陪審評決で認められた賠償額の半分である1510万ドル(約14億5000万円)の支払いを任天堂に命じました。

By Valeri-DBF

ニューヨーク連邦地方裁判所は今回、特許侵害の賠償金とは別に、ニンテンドー3DS1台につき卸売価格の1.82%をロイヤリティとして富田氏へ支払う命令を任天堂に下しました。富田氏は当初ロイヤリティとして1台につき4.5ドル(約460円)の支払いを求めていましたが、富田氏の要求は通らなかった結果になっています。

By Luis Perez

今回の判決を下したJed Rakoff裁判官は「もしニンテンドー3DSの値段が下がれば販売台数が増え、ロイヤリティも増加するので、将来的に富田氏にはメリットが発生する可能性があります」と判決について説明。

また、連邦地方裁判所は任天堂に判決前利息などとして24万1231ドル(約2500万円)の支払いを命じています。

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