スマホから操作・撮影できるクアッドコプター「AR Drone 2」の廉価版「Mini Drone」＆ラジコンカー「Jumping Sumo」

スマートフォンを使って誰でもカンタンに操縦できる4ローターのクアッドコプター「AR Drone 2」の開発元が2014年中にもその廉価版となる「Mini Drone」と、全く別物となるラジコンカー「Jumping Sumo」の2機種を発売予定であることが発表されました。

Parrot reveals new affordable flying drone and two-wheeler built from the AR.Drone | The Verge
http://www.theverge.com/2014/1/5/5277820/parroy-mini-drone-jumping-sumo

Mini DroneとJumping Sumoの2機種は何ができるのかは以下のムービーを見ればわかるようになっています。

Parrot Mini Drone & Parrot Jumping Sumo - The Revolution of Connected Toys! - YouTube


薄暗い部屋に置かれたMini Droneが1台

ライトが点灯して起動

まるで車のように車輪が回って動き出しました。

そしてもう1台、後を追って動き出すJumping Sumoの姿も。2台はキッチンに行ってお菓子を奪ってくるという任務を果たすための道具です。

2台は部屋を出て廊下へ。

ペットの犬に見つかってしまいました。

「がうがうがう！」飛びかかる犬に対しては、空中に浮かび上がって逃げまくるMini Drone。

犬が気をとられている間に動き出すJumping Sumo。

Jumping SumoにはQVGA解像度のカメラが搭載されており、現場の様子を確認することができます。

家族がいる部屋に到達しました。見つかるわけにはいきません。

小型な機体をいかし、ソファーの下に身を潜めて移動します。

Mini Droneは天井づたいに抜き足差し足。

目的地であるキッチンに到着しました。しかし、床をはいずり回っていては任務を遂行できません。するとJumping Sumoは……

勢いよくジャンプ！車体のバランスをうまく移動させることで、飛び上がることができるようです。

そしてMini Droneのほうも……

車輪を本体からリリースしてクアッドコプター状態に遷移しました。

ジャーンプ

モニターで現地の様子を確認しながら目的地を目指します。

ターゲット発見！これから捕獲作業に入ります。

がしっ

あとは作戦基地へと戻るのみ

もう犬も怖くありません。

無事、兄弟のいる部屋へと帰還。

まんまとお菓子をゲットすることができました。

これは、ラスベガスで1月7日から開催されるコンシューマー向けエレクトロニクス見本市である2014 International CESで発表されたものです。通信にはBluetooth 4.0が用いられ、見通しのよい直線で約50メートルの距離までコントロールが可能とのこと。両製品ともまだ試作品の段階で、メーカーからは具体的な価格などは発表されていない模様ですが、既に販売中のAR.Drone 2.0の価格を下回るものになると予想されています。

・2014/01/09 12:45 追記
Jumping SumoとMiniDroneが動いているシーンは、以下のムービーから確認することができます。

Parrot MiniDrone and Jumping Sumo hands-on - YouTube


なお、AR.Drone 2.0はParrot社のオンラインストアなどで3万3000円から4万円前後で販売中です。

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