×
乗り物

エンジンと人力の両方で走れる本格オフロードバイク「Motoped」


小型オートバイの車体に自転車のようなペダルを装備し、エンジンと人力の両方で走行することができる「モペッド」という乗り物があります。古くはバタバタとも呼ばれたモペッドは、庶民の乗り物として親しまれた時代もありました。そんなモペッドを本格的なオフロードバイクの車体で実現してしまっている乗り物が「MOTOPED」です。

Motopeds
http://motopeds.com/


Motopeds by Moto Fusion — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/2097071998/motopeds

MOTOPEDがどのような乗り物なのかは以下のムービーから。


山中を駆け巡るマウンテンバイクの軽快さと……


そしてエンジン付きのモーターバイクの魅力を兼ね備えているのが……


この「MOTOPED」です。一見すると、少し小型のオフロードバイクのように見えますが、エンジンの下には自転車のようなペダルが見えています。


ペダル周辺のアップはこんな感じ。ホンダ製の50ccエンジンの下には自転車に使われているのとほぼ同じペダル類の部品が装備されており、ペダルとエンジンはチェーンでつながれてタイヤを駆動する仕組みになっています。


かなり細身に仕上げられた車体ですが、オフロード走行に必要な足回りのストローク量は多く取られているようです。


エンジン本体は別売りなので自分で用意する必要がありますが、50ccから190ccぐらいまでのエンジンに対応しているとのこと。


山の斜面を駆け下りるダウンヒルの時にはエンジンを切った状態で。


そして街中で走る際には、エンジンでの走行が可能な仕組みになっています。


通勤や通学のコミューターバイクとしても便利。


デモ映像では、ウィリー走行なども披露されており、エンジンのチョイスによってはアクロバティックな走りも可能なようです。


エンジンを使えば迫力の走りや……


ジャンプなども可能になります。


家族が乗っているようなモペッドではありません。


まったり走行から……


ワイルドな走りも可能なMOTOPEDとなっています。


基本セットとなるのは、こちらの「Motoped Frame kit」。フレームにはTIG溶接されたクロモリ綱が使用されており、グレーのパウダー塗装が施されています。一方のスイングアームには6061アルミ鋼が使用され、アーム間の幅(ドロップアウト幅)は135ミリとなっています。


セットにはフレーム、スイングアームとともに、ジャックシャフト(ペダルとエンジンをつなぐためのシャフト)、後輪用ハブ(車輪軸)と排気マフラーがセットになっています。


エンジンの出力とペダルはこのようにジャックシャフトでつながれています。ジャックシャフトはスイングアームと同軸上に配置されているため、サスペンションがストロークしてもチェーンのテンションは変化しないようになっています。


上位セットには、マルゾッキ社製の専用にセッティングされたサスペンションも用意。


基本キット以外のパーツは自分で選べるのがこのキットの面白いところですが、ほぼ完成車に近い状態のパーツをそろえたセミコンプリートキットも用意されているのが親切なところ。


ただし、シートやカウル類、ガソリンタンクやエンジンは別途準備する必要があります。ホンダの原付スポーツバイク「XR50 モタード」のパーツを流用できるようになっています。


気になる車体重量は、約55キロ程度になるとのことです。乾燥重量あるいは車体総重量なのかは不明です。


メーカーのウェブサイトではMOTOPEDのモディファイ例が紹介されており、自分らしいMOTOPEDを作り上げる楽しみ方もあるようです。


このモペッド自作キット「MOTOPED」は、クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中で、希望額の8万ドル(約835万円)に対して記事執筆時点では約30万ドル(約3100万円)の出資が集まっています。基本セットとなるMotoped Frame kitは688ドル(約7万2000円)でゲットすることが可能で、サスペンションがマルゾッキ製になるセットは1298ドル(約13万5000円)となっています。また、エンジン以外のパーツをセットにしたセミ・コンプリートキットは1700ドル(約17万7000円)から用意されています。また、アメリカ以外への発送には別途200ドル(約2万1000円)が必要です。

なお、出資の締め切りは日本時間で12月23日(月)の午前6時37分となっています。

Motopeds by Moto Fusion — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/2097071998/motopeds


ちなみに、海外では手軽に扱える乗り物として使用されている電動二輪車セグウェイが日本国内だと公道走行禁止になっているように、このMotopedも国内だと私有地しか走れない恐れがあるので、注意が必要です。

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

自転車に取り付けるだけで時速70kmで走行可能になる電動アシストモーターキット「Ego-Kits」のフォト&ムービー - GIGAZINE

プジョーの新車RCZとマウンテンバイクがダウンヒルで真剣勝負 - GIGAZINE

エサを持って逃げるマウンテンバイクとそれを狙うハヤブサのスピード対決 - GIGAZINE

「ジェットバイク!ハハハ!」と圧倒的なハイテンションになるぐらい危険な速度で火を噴く自転車「Jet Bicycle」 - GIGAZINE

普通の自転車を電動自転車に変えられスマホで最高速度を設定したり各種データを表示・管理まで可能な「FlyKly Smart Wheel」 - GIGAZINE

in 乗り物,   動画, Posted by logx_tm