2つの味が1カップで楽しめるプレミアムアイス「Kiss」を食べてみました

「外にスイーツを食べに行かなくても、買って帰ってくれば家(ウチ)がカフェになる」という意味を込めて名付けられているローソンのウチカフェスイーツ。これまでに出たメニューの中ではプレミアム ロールケーキなどが高い評価を受けていますが12月17日(火)から2種類のアイスが1度に食べられるアイス「Kiss」シリーズを販売しています。価格は1個で税込270円と、ハーゲンダッツに近い高級志向。中身はどんなものなのか気になったので、さっそく買って食べてみました。

「ウチカフェKiSSシリーズ」4種を発売 | ニュースリリース | 会社情報 | ローソン
http://www.lawson.co.jp/company/news/084524/

まずは「濃厚ミルク＆ストロベリー」から。パッケージはバニラといちごのアイスがプリントされています。

ミルク部の乳脂肪分は13.7％で乳製品・砂糖などが原材料。ストロベリー部は果汁・果肉が52％使われています。販売者は江崎グリコで、サークルKサンクスの「シェリエドルチェジェラート」と同じ。

120mlの容量で182kcalで、これは、同じく容量120mlのシェリエドルチェジェラート北海道ミルク味と同カロリー。

上ぶたをはがすと、アルミの内ぶたが確認できます。

開封すると、濃厚ミルクとストロベリーの紅白の組み合わせのアイスが登場。

いちごの粒も発見。

バニラの部分はあっさりはしていますが、乳製品以外の副原料がいろいろ使われているせいか、270円にしてはあまり高級感のない味。いちごの部分は果実感あふれる作りになっており、酸味のある甘さ控えめなシャーベット。2つのアイスを同時に食べると、いちごの味が強めないちごミルク味が楽しめます。

「カカオ＆マロン」は濃厚ミルク＆ストロベリーと同じく、通年販売される基本メニュー。

カカオ部・マロン部ともにプレミアムアイスでは珍しい、植物性脂肪分が多めのラクトアイスになっています。

カロリーは207kcalで、「濃厚ミルク＆ストロベリー」よりちょっと高め。

開封すると、カカオとマロンのアイスが確認できます。

カカオの味は濃厚ですが、クリーム感があまり感じられず、プレミアムアイスにしてはどこか物足りない印象。舌触りはややザラザラしており、甘さは控えめ。マロンの部分は35％栗が使われているものの、栗の味は薄く、カカオのアイスと一緒に食べると味を潰されてしまいます。

紫いも＆抹茶は、紫と緑の色使いがちょっと派手なアイスで、期間限定商品。

紫芋部にはさつまいもや乳製品、抹茶部には乳製品や抹茶が確認できます。

カロリーは1個当たり181kcalで、濃厚ミルク＆ストロベリーと同じくらい。

開いてみると、紫色と緑色の取り合わせがエヴァ初号機を連想させます。

紫いもは、ミルク・紫いもどちらが主張することもなく、バランスの良い味。抹茶の部分は乳脂肪分が少なく、かなりあっさりした作りになっていますが、抹茶感はそれなり。二つの味を組み合わせるよりも、別々に食べた方が良さそうです。

ハニーミルク＆ゆずジンジャーも期間限定の商品。

ハニーミルク部は、はちみつや乳製品が確認でき、ゆずジンジャー部にはしょうが・しょうがエキス・ゆず果汁が確認できます。

カロリーは179kcalで、濃厚ミルク＆ストロベリーとほぼ同じくらい。

ちょっと色がわかりにくいですが、左がハニーミルク、透明な部分がゆずジンジャー。

ハニーミルクは、濃厚ミルクよりさらにさっぱりした作りになっており、ハチミツの甘味も感じることができます。ゆずジンジャーは、しょうがの味がピリッとしたシャーベットで、ゆずの酸味も相まって爽やかな味なので食後にも良さそう。2つ一緒に食べると、ゆずジンジャーの味が勝つものの、ハニーミルクの味との相性は悪くはありません。

「食べたい味がいくつもあって選べない」というとき、1つのカップで2種類の味が楽しめるので、お得な感じがします。