ネットサービス

美術館や個人のギャラリーをウェブ上で公開できる「Google Open Gallery」

by Tom

画像をアップロードしコレクション・展示・ツアーを作成するだけで物理的なギャラリーをウェブ上で楽しめる「Google Open Gallery」というネットサービスをGoogleが開始しました。アーティストの作品やミュージアムに展示されている作品をインターネット上で楽しめ、まるで実際に絵の前に立っているかのように画像を拡大して細部までじっくり見たり、2つの絵を並べて比較したりもできるようになっています。

物理的なギャラリーがGoogle Open Galleryを使うとどんな感じになるのか?ということは以下のムービーから確認可能です。

Google Open Gallery - Belgian Comic Strip Center - YouTube


Google Open Galleryの作例やギャラリーの作り方は以下のページから。

Google Open Gallery
http://www.google.com/opengallery



Google Open Galleryでは既にいくつかのアーティストの作品やミュージアムで展示されている作品が公開されているので、作例を見てみます。


まずはLorenzo Ronchiniさんによってイタリアに設立されたRONCHINI GALLERYから「NIMBUS SERIES」


「展示を見る」をクリック。


すると以下のような画面が表示されました。


画面右上にはスライドショーの再生ボタン、全画面表示ボタン、使い方の表示ボタン、終了ボタン。


各種操作ボタンの上にはギャラリーへのリンク。


画面右下にはキーボードやマウスのホイールを使っての操作の説明。


画面左上には検索欄が設置されています。


「開始する」をクリックします。


作品が横並びで表示されました。各作品をクリックすると詳細ページに飛びます。


詳細ページでは画像を拡大して細部までじっくり見たり……


「詳細」ボタンから作品の情報を見ることが可能。


画面右上の再生ボタンを押すとスライドショーが始まります。


これがスライドショー画面。


画面右下のボタンでスライドショーのスピードを調整することが可能。


どんどん勝手に進みます。


スライドショーを終了させ、タイトルの横にあるアイコンをクリックすると、好きな2作品を並べて表示させ、比較することもできます。


別の作品のタイトルの横にあるアイコンをクリックし、画面下にある「比較する」を押します。


2作品が並べて表示されました。


なお、Google Open Gallery上の作例はこの他にもだまし絵のような路上アートを作成するJulian Beeverさんのギャラリーなどが公開されており、現段階でもさまざまな作品が楽しめます。


ビルの屋上に立つ子ども。


作品に興味を持って「もっと情報を知りたい」と思ったら画面右上に表示されているリンクからアーティストのウェブサイトに飛んでもOK。


画面右上の「表示」ボタンから、こんな全画面で作品を展開させていくことも可能です。ページ中央の「アイテムを見る」をクリックすると各作品の詳細ページが表示されるようになっています。


ギャラリーを作るにはGoogle Open Gallery上の「招待をリクエスト」をクリック。コンテンツをアップロードし、コレクション・展示・ツアーの作成を行いギャラリーを作ることができます。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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