「仕事で出世できない7タイプの性格の人たち」を見分けて対処する方法

By Noel Hidalgo

スタートアップ企業The Haul Company Inc. でCEOを勤めるモーリー・ケイン氏は、Forbes.comで会社のかじをとるCEOとしての経験や、リーダーシップについてのコラムを執筆しています。そして新たに、「仕事で出世できない7タイプの性格」をまとめており、自分の性格を見つめなおしたり、当てはまる性格の人たちを見分けて対処できる内容になっています。

The 7 Types Of People Who Never Succeed At Work - Forbes
http://www.forbes.com/sites/glassheel/2013/09/18/the-7-people-who-never-succeed-at-work/


◆1：だまされやすい人

By Stuart Farrell

ケイン氏は、「会社が言うことを全て信じてはいけない」と述べています。自動車ディーラーは、車の値引きはできないように振る舞いますが、帰ろうとすると値引きを持ちかけてくるもの。会社の上司も同じことを行っており、提示されている給料が最高額であると思ってはいけません。「今年はひどい年だった。しかし、来年こそは君の昇進につながりそうだよ」と言うのは、少しの賃上げで期待させて昇進を先延ばしにし、クリスマスもあなたを働かせるための策略かもしれません。

◆2：集団思考者

By Jason Eberle

集団思考とは会社にはびこる精神的な問題。集団思考の中では、技術はアップデートされず、新しいアイデアは生まれず、意見を求めても「そんな事いつもやっていないので、できません」と言われるだけ。集団思考者の見抜き方は、「会議で奇妙な発言をする」「いつも同じ集団で座る」「新しいものに対して苦情を言う」といった人たち。彼らと戦えば嫌がらせによる失敗のリスクを抱え、大量のストレスを受けるかもしれませんが、出世を狙うなら彼らに混じらず、オリジナルのアイデアを通していく覚悟が必要とのことです。

◆3：臆病者

By Paolo Margari

臆病者はプロジェクトが失敗すれば他人に責任をなすりつけようとしたり、共倒れしようとする迷惑な存在です。初めての仕事では、失敗は恐ろしいものですが、不安を感じたらすぐに上司や仲間に相談することが大切とケイン氏は話しています。大失敗につながることは隠さずに告白する勇気と、事前に見つけ出す観察力を持つことで、失敗を恐れずに仕事をすることができます。臆病者にならないために必要なことは全て実行するべきということです。

◆4：気が利かない人

By Joe

特に独身者は「家族が待っているので帰らなければいけないんだけど、君は今日残業できるよね？」と気の利かない既婚者の同僚の犠牲にされることもしばしば。誰にでも重要な約束や予定があることを認識する必要があります。気が利かない人は、知らずに潤滑な会社の人間関係にチクチクと針を刺してしまうので、自分がならないように気をつけなければいけないようです。

◆5：負けを認めない人

By Bart

立派なキャリアや、素晴らしい業績を持っていると、必ず文句を言いにくる人が存在します。他人の成功に対して「家柄が良いから」「(女性の場合)上司と寝たに違いない」「コネ入社だ」など難癖をつけられる可能性がありますが、彼らに対しては、立ち向かって結果を出し続けることで除外できるとのこと。

◆6：悪意のあるおしゃべり屋

By Ann & Peter Macdonald

単なるおしゃべりは無害なものですが、根も葉もない悪いうわさ話を好む人には気をつける必要があります。確証のない情報に相づちを打つだけでも、自分自身も中傷的な情報の発信源と見なされてしまいます。根拠のない話に同意しないようにするべき、とケイン氏は話しています。

◆7：自分を弁護する人

By jessica mullen

例えば、ウェブサイトのプレゼンの際に、「心配しないで下さい。これは下らないウェブサイトではありません……」と、自己の弁護から話し始める人には要注意。それは、実際に心配事があると自分で告白しているのと同じです。ケイン氏は、必ずしもこのタイプの人間を回避する必要はないものの、自分がこのタイプの人間にならないようにするべき、と注意を促しています。