世界初の睡眠コントロールで1日2時間睡眠を可能にする「Neuroon」

人間は毎日、夜から朝にかけてまとめて眠る「単相睡眠」という睡眠サイクルを持っていますが、動物は1日に複数回睡眠する「多相睡眠」を行っています。世界初の多相睡眠コントロールシステムによって多相睡眠のサイクルを可能にし、30分睡眠を1日4回行うだけでパワフルに1日中動くことができる効率的な睡眠をもらたしてくれるアイマスクが「Neuroon」です。

Neuroon: World's first sleep mask for polyphasic sleep by Intelclinic - Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/intelclinic/neuroon-worlds-first-sleep-mask-for-polyphasic-sle

「Neuroon」がどのように多相睡眠をコンロトールするのかは以下のムービーから確認できます。


パソコンで何か作業を行っています。

しばらく作業すると疲れて眠ってしまいました。

「1日に数時間追加したいと思ったことはありませんか？」と話すCEOのKamil Adamczyk氏。

世界初の睡眠コントロールシステムを備えた「Neuroon」は、EEG(脳波記録)で脳波を、EMG(筋電図)で筋肉の緊張を、EOG(眼電図)で眼球の動きをモニタリングして、効率的な睡眠をもたらすアイマスクです。

睡眠時間はスマートフォンのアプリと連携して設定することができます。

Neuroonの中には測定用の電子機器が挟まれて組み込まれており、着用中も快適に使用可能。

Neuroonにはいくつかのモードがあり、REM睡眠の後に起床させてくれる「スマートアラームクロック」や……

「POLYPHASIC SLEEP MANAGER(多相睡眠マネージャー)」

「NAP MANAGER(昼寝マネージャー)」

「TIME ZONES ADJUSTER(時差調節機能)」

「LUCID DREAM INDUCTOR(明晰夢誘導機能)」があります。

Neuroonによって多相睡眠に切り替えることで、例えば、6時間の睡眠を必要とする人なら、毎日4時間の自由時間が追加され、1週間では28時間、1年間で1460時間になります。日数に換算して365日に追加すると、1年間は420日以上となるため、睡眠時間に縛られないユニークなスケジュールによる毎日を送ることができます。

歴史上の偉人たちでは、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ウィンストン・チャーチル、ナポレオン・ボナパルト、ニコラ・テスラなどが多相睡眠を利用していたとのこと。

偉人たちが実際に2時間ほどの睡眠で後生に残る発明や芸術を残しているのと同様に、睡眠ポリグラフ検査による分析とほぼ同じレベルの分析を行うことのできるNeuroonによって、ちょっとした時間を使って効率的な睡眠生活を始めることができるようです。

Neuroonには、ソフトでとても軽い素材が使用されているため、着用して眠る場合、横向きでも、うつぶせでも好きな体勢で眠ることができ、内部の機器が目に触れたり、故障の原因になることはありません。

また、スマートフォンのアプリと連携してさまざまな設定を行うことができ……

睡眠中の分析データは、Neuroonを外した時(起床時)のみ、自動的にBluetooth 4.0でスマートフォンへ送られ、自分の睡眠分析を確認することが可能です。

多相睡眠モードは、いくつかの睡眠モードから自分にあったものを選択可能。

内蔵バッテリーはmicroUSBから充電でき、連続10時間の使用が可能。アプリはiOS、Androidに対応。

また、ポーランドの大統領に試作品をプレゼントする機会があり、大統領はとてもこの製品を気に入っているとのことです。

なお、500組限定で225ドル(約2万3000円)の出資を行うと、通常250ドル(約2万5000円)のNeuroonを1つゲット可能。発送は2014年5月を予定しており、アメリカ国外への発送は別途25ドル(約2500円)必要です。出資の締め切りは、日本時間で2014年1月13日の0時45分までとなっています。