ヤマハの2人乗り乗用車「MOTIV」は元F1デザイナー共同開発の意欲的なクルマ


オートバイの世界では日本のBIG4の一角をなすヤマハ発動機ですが、東京モーターショー2013において4輪コンセプトカー「MOTIV」を発表し、2020年までの間に市販モデルを発売して4輪市場への参入を目指したいとの方針を明らかにしました。開発には元F1マシンデザイナーのゴードン・マーレー氏が共同で携わっていることも明らかにされています。

こちらがMOTIVのコンセプトカー。小型二人乗りのコンパクトな車体で「ドライビングプレジャーを追求した新発想のクルマ」だとのこと。


詳細は明らかにされていませんが、ドライバーは車体の中央に座るレイアウトとなっています。動力となるエンジンやモーターなどは車体前部に配置され、前輪を駆動します。


ヤマハ発動機の柳社長と握手するのは元F1マシンデザイナーのゴードン・マーレー氏。F1グランプリでは1970年台から1980年代後半にかけて数々の名車を作り出し、1988年にはマクラーレン・ホンダに年間16戦15勝という記録を残したデザイナーです。


インテリアはこんな感じ。乗車できるのは2名だけですが、常識的な乗用車の室内空間を備えているといえます。


シート後方には、簡易なトランクも装備。


意外と足下は広いようです。


車体フレームは、鉄のパイプや角材を溶接して作り上げるスケルトンフレームを採用。パワーユニットを組み込む車体前部は、エンジンやモーターなど複数の動力源に対応できる柔軟性を備えているとのこと。


このようなパイプフレームでの車体作成は、ヤマハのようなバイクメーカーが得意としているところ。その点と、自らゴードン・マーレー・デザイン社を率いるマーレー氏の構想が合致して今回の共同開発に結びついたそうです。今後も開発は継続されるとのこと。


パワーユニットになるエンジンとモーターのモデルも展示されています。排気量1000ccの3気筒エンジンはオートバイからの流用ではなく、専用開発品だそうです。


古くはトヨタの「2000GT」やF1チャレンジの中から誕生したOX99-11などで4輪の世界と関わり続けたヤマハですが、いよいよ本格的に参入することになるのでしょうか。このMOTIVは世界戦略車となっており、コンパクトカー人気が高い欧州を含む全世界をターゲットに販売していきたいということです。

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