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今でも対立するインドとパキスタンの両国民を感動に包むGoogle IndiaのCM「Reunion」


インドとパキスタンはもともと「イギリス領インド帝国」という1つの国でしたが、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立が激しく、1947年にインド連邦とパキスタンの二国に分かれて独立しました。この事件はインド・パキスタン分離独立と呼ばれ、インド独立運動において最大の悲劇の1つに数えられます。友情や幼年期の思い出、別れと再会をテーマにGoogle Indiaが作成したCM「Reunion(日本語訳:再会)」は、悲しい背景をもつインドとパキスタンの国民の心を打ち、2013年11月19日現在YouTubeでの再生回数が400万回を突破、Twitter上では作品を褒めたたえるツイートが双方の国民から投稿されています。

パキスタン出身の作家MUSHARRAF ALI FAROOQI氏は「このCMを作成したGoogleは天国に行くだろう」とツイート。


デリーパンジャーブで難民になった多くの人がため息をつき、感動して泣いてしまうかもしれません」とインド出身のジャーナリストTripti LahiriさんはCMを見た感想をツイートしています。


大勢のインドおよびパキスタン国民が感動したムービー「Reunion」は下記から確認可能です。

Reunion


インドの首都デリー。


「左側がわしで、右側が幼い頃に遊んだ親友のYusefだよ」と話すのは……


幼少期をラホール(現パキスタン パンジャーブ地方の都市)で過ごしたという老人Baldevさん。Baldevさんは、幼い頃に家の前にあった「古い石造のゲートが印象的な公園」で親友のYusefさんとよく遊んでいたそうです。


Baldevさんの孫娘であるSumanさんは、笑いながらBaldevさんの話を聞いています。


「Yusefと毎晩公園に遊びに行き、帰りにYusefの実家のお菓子屋に寄って、よくJhajariyaをくすねて食べたものだよ」と語るBaldevさんは昔の記憶を思い出してか、しんみりとした様子です。


「Jhajariyaって何?」と聞くSumanさん。


場面が変わり、Sumanさんは家で落ち着いています。


Sumanさんの目に飛び込んできたのは、Baldevさんの幼少期の写真。


何かを思いついたSumanさんはノートPCで……


「park with ancient gate in lahore」と検索。


検索結果から「Mochi Gate」を発見します。


またしても何かを検索するSumanさん。


Sumanさんが検索していたのは、Baldevさんが話していたJhajariyaと呼ばれるお菓子。


Sumanさんが次に検索したのは……


「oldest sweet shop near mochi gate in lahore」


検索結果から「Fazal Sweets」というお菓子屋さんを発見。


ついにラホールのMochi Gate付近にあるFazal Sweetsのサイトにたどり着きます。


すぐに電話をかけるSumanさん。


こちらはデリーから離れたラホールの街。


人々が行き交う中……


1軒のお店に電話がかかってきました。


電話をかけていたのはSumanさんで、「Fazal Sweetsですか?」と尋ねます。


「そうですよ」と受話器を持った男性が話したきり、2人の会話は聞こえなくなりました。


Sumanさんが何かを話すと……


男性は1人の老人に「おじいちゃん、デリーから電話ですよ」と受話器を渡します。


不思議そうに「もしもし?」と電話に出る老人。


Sumanさんは「Yusefおじさんですか?私は、Yusefおじさんの子どものころの親友Baldevの孫なんです。小さい頃私のおじいちゃんと遊んでいたことを覚えていますか?」と質問。


何かを思い出した様子のYusefさん。


ここから2人の会話は全く聞こえなくなります。


2人の会話は聞こえませんが少しうれしそうな表情のYusefさん。


会話の内容は謎に包まれたまま通話は終了します。


場面は移り、公園で話しているSumanさんとBaldevさん。


「インド・パキスタン分離独立事件が起こったとき、デリーに移住せざるを得なかったのだよ」


「Yusefに会いたいなあ」と悲しげに語るBaldevさん。


その頃、Yusefさんの孫である男性は荷物を詰めていました。


男性がスマートフォンでチェックした天気の場所はインドのデリー。


男性はYusefさんと一緒にどこかに出かけます。


自動車に乗ってどこかに向かっているSumanさん。


Sumanさんがスマートフォンで調べていたのは、ラホールからデリーのフライト情報。


突然、「ピンポーン」と家の呼び鈴がなります。


ドアを開けにいくのはBaldevさん。


Baldevさんがドアを開けると、そこにはYusefさんが立っていました。


幼い頃に離ればなれになってしまったBaldevさんとYusefさんは長い時を経て、感動の再会を果たすことに。YouTubeには「素晴らしい作品」「見る前にティッシュを用意すべき」など作品を称賛するコメントが多数投稿されています。

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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