レビュー

ムービー再生機にピッタリな「Xperia Z1 SOL23」を1週間触りまくってみた


デジタルカメラ並の2070万画素というイメージセンサーを搭載しているということで発売前から注目を集め、auから10月23日、NTTドコモから10月24日に発売されたスマートフォン「Xperia Z1」を購入して触りまくってみました。

Xperia™ Z1 SOL23 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/au/sol23/

Xperia™ Z1 SO-01F | ソニーモバイルコミュニケーションズ
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-01f/

NTTドコモでは「SO-01F」、auでは「SOL23」の型番で扱われており、基本的には同等品ですが、連続待受時間や連続通話時間のカタログ数値、および一部ロゴ配置などが異なっているので注意が必要です。

開封
今回購入したのはauのXperia Z1、「SOL23」です。


本体は購入時に傷がないか確認済みのもの。店頭で電話番号が合っているかの確認を端末で行いますが、ディスプレイに貼り付けられている保護シートはそのまま。


内容物は保証書、説明書類、卓上ホルダーとワンセグアンテナなど。


本体表側はこんな感じで、ベゼル上部に「SONY」のロゴ入り。


裏側中央には「Xperia」の文字。


NTTドコモのSO-01FとauのSOL23ではこのロゴ配置が異なっていて、背面下部に「au SOL23」と表記されている部分はドコモだと「SO-01F」と機種の型番が記されています。その代わり、表側はベゼル上部に「docomo Xi」の文字が入り、SONYのロゴはベゼル下部に移動します。


Xperia Z1の外見上の特徴は、何といっても5インチのフルHDディスプレイを搭載したその大きさにあります。Z1以前に、ほぼ同じサイズのXperia Z SO-02EXperia UL SOL22なども出ているので、Xperiaシリーズのユーザーからすれば「マイナーチェンジっぽい」という感覚かもしれませんが、コンパクトな端末を中心に触っているとデカさに驚くことになります。

Xperia Z1とiPhone 5sを比較・外観編
そのサイズゆえに「Xperia Z1とiPhone 5s、どちらにするか悩む」と天秤にかける人はあまりいないかもしれませんが、近い時期に発売された話題性のある機種ということで、2つを比べてみました。


Xperia Z1の背中にiPhone 5sをのっけてみました。右側の角の部分でピッタリ合わせてありますが、一回りほどサイズが違います。


まずは、iPhone 5sを手に持ったところ。スマートフォンの中でもコンパクト寄りなサイズなので、手の中にすっぽり収まります。


Xperia Z1の場合、横幅が大きくなるので少し持ち方が変わります。手の大きな人であれば問題なく片手で操作できますが、親指で逆サイドのアイコンをタップするのはちょっと面倒に感じるぐらいの大きさ。手の小さい人が片手操作しようとすると、指がつりそうになるかも。


電話機として使う場合、iPhone 5sはこんな感じ。耳の位置を合わせると「これで声は拾えてるかな?」と感じるぐらいに小型。


一方のXperia Z1は視線を左右に動かさなくても顔の横にスマートフォンの先が見えます。固定電話の受話器よりも大きいぐらいですが、電話機として使う分には大きさに対して不自由を感じることはありません。


大きさ比較用に、iCEOのぬいぐるみに持たせてみました。iPhone 5sは体の前にすっぽりおさまるサイズ。


Xperia Z1を持たせてみると、首にはさんでガッチリ固定しているかのような姿に。しっかりと捕まえてくれていて、こういうホルダーとしてアリなのではとも感じますが、iCEO的にどうなのか……。


◆Xperia Z1とiPhone 5sを比較・液晶編
Xperia Z1、iPhone 5sともに画面にフィルム類を貼っていない状態でどれぐらい写り込みがあるのか、手をかざしてみるとこんな感じ。


液晶の明るさを比べてみます。部屋の蛍光灯をつけて、両機種とも「自動調節」をオンにしてGoogleのトップページを表示させています。調節バーの段階をみると、Xperia Z1はほぼ中央、iPhone 5sはかなり明るめに寄っていたので、照度センサーの違いによって明るさに差が出ているようです。


自動調整をオフにして、最も明るい状態にしたところ。明るさはiPhone 5sの方が若干強め。色合いも微妙に異なっていて、Xperia Z1は若干赤め、iPhone 5sは若干青めなように感じます。これは2つの機種を並べているため明確に違いが出ていますが、それぞれの機種を単独で使っているとそこまでは気にならないはず。


今度は、最も暗い状態にしてみました。明るい部屋の中でみているため、暗くて画面がよく見えない状態に……。そんな中でも、比較するとiPhone 5sの方がちょっと暗め。


その状態で部屋の照明を暗くして自然光のみが入る状態にすると、このように見えます。明るさの幅はiPhone 5sの方が広いことがわかります。


実際にGIGAZINEの記事を見るとこんな感じ。「液晶の黄ばみが気になる」という声もあるようですが、手元の端末ではそういった印象は受けませんでした。


通勤・通学のときにニュース記事を読んだり、フルセグ・ワンセグを視聴したりするのにはピッタリで、むしろ映像視聴はメイン目的に据えて問題ないレベル。ただ、画面がクリアで非常に読みやすい・見やすいということは、それだけ周囲からもクリアに見えているということ。気になる人はのぞき見防止フィルタをつけた方がいいかも。

バッテリー
バッテリー容量は3000mAhで、「大容量バッテリー」と表現されるシロモノです。Xperia Z(SO-02E)が2330mAh、Xperia UL(SOL22)が2300mAhだったので、容量増は嬉しいことなのですが、これぐらいの容量がないと安心していろいろな機能を使えない、という側面もあります。上述のように画面はクリアで見やすく明るさも十分ですが、それだけパワーを食っているということなので、3000mAhぐらいの容量が妥当なのではないか、と感じます。

この機種だとムービーをバリバリ見たいという目的で使う人がいるはずなので、実際、どれぐらいのバッテリー消費になるのかをムービーを再生して確かめてみました。利用したのはバンダイチャンネルの動画で、1話あたり24分少々のアニメを鑑賞してみました。

明るさが全開、音量は中程度という状態で1話見終えると、バッテリーは10%減少。明るさを最も暗い状態にするとバッテリー消費は6%になりました。全アプリが終了している状態で置いておくと、1時間で6%減少していたので、「ずっと充電せずに画面輝度最大のままでムービーを見続ける」など極端な使い方をしない限り、日常用途の中でバッテリーが減りすぎることはなさそう。

この状態でバッテリーを残り1%まで減らし、別売の共通ACアダプタ04(急速充電対応)を使用して充電してみたところ、4分後に6%、11分後に10%まで回復、43分後には30%まで回復しました。ここまではずっと画面をオンにしている状態だったので、ここからは画面をオフにして時々確認するようにしてみると、1時間後に73%、2時間強経過で100%の充電となりました。

本体同梱の卓上ホルダーはマグネット付きで、本体側面のカバーを開けることなく置くだけで充電が可能。


防水端末だと細かくフタの開け閉めをしたくないので、これが付属しているのはありがたいところ。


充電中の姿はこんな感じで、このままムービーを再生するのにピッタリ。


ショップでは「共通ACアダプタ04か、Xperiaの純正ACアダプタ以外での動作は確認していません」とのことでしたが、手元にあった共通ACアダプタ03でも充電はできたので、急速充電を必要としない人で従来のACアダプタを持っている人はそれを使うという手もアリです。ただし、公式の動作保証はないので、気をつけて下さい。

使用時の熱
端末によってはカイロと称されるほど本体が熱くなることがあるので、上述のムービー再生直後に温度を測ってみました。なお、スタンバイ時の本体温度は表面・裏面とも室温とほぼ同じ27℃でした。

表面は全体的に同じような熱さになっていて、下の方が少し熱め。ホームアイコン付近で38℃を計測。


裏側は上部の方が熱く、カメラ付近で37.4℃を計測。このとき下部の本体縁近くは32℃ぐらいでした。


サーモグラフィで熱分布を見てみました。これはムービーの再生中、上部が全体的にじんわり35℃ぐらいまで熱くなっているほか、スピーカーのある下部に熱が集中しています。


同じく、裏側の熱分布。上下が逆転していますが、本体上部(写真では下部)が熱くなっています。


薄さは8.5mmながら幅74mm・高さ144mmという大きさ、そして171gという重さを気にしない人であればガンガン使っていけるXperia Z1。カメラ性能や、顔検出機能を使って自動撮影できるスマートフォンイメージングスタンドについては以前掲載したフォトレビュー記事を参考にして下さい。

「せめてiPhoneぐらいのサイズなら……」と思っている人向けには、NTTドコモのみですが、4.3インチディスプレイでiPhoneとほぼ同じ大きさながら、機能はフルセグが外れている以外に大きな変化のないコンパクトスマートフォン「Xperia Z1 f」という手もあります。ただし、こちらは12月下旬発売予定です。

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