17世紀のロンドンの街並みをCrytekエンジン使用の3DCGムービーで復元


美しい3Dグラフィックゲームを作り出す「CryENGINE」は、ドイツのゲーム会社であるCrytek社が開発したゲームエンジンです。そんなCrytek社が主催する、CryENGINEを使った学生向けのコンテスト「Off the Map」で、初の優勝を勝ち取ったデモントフォート大学の学生チームの作品が「Pudding Lane Productions」。17世紀のロンドンの町並みが3DCGグラフィックで再現されています。

Pudding Lane Productions, Crytek Off The Map - YouTube


Pudding Lane Productions - Crytek Off the Map
http://puddinglanedmuga.blogspot.co.uk/

「Pudding Lane Productions」


Off the Mapコンテストは、大英図書館(ブリティッシュライブラリー)と、ビデオゲーム文化プロジェクトGameCityの提携のもとで行われています。


ムービーの冒頭では、元になった絵や地図などの資料を表示。


薄暗い通り。タイトルになっている「Pudding Lane」とは1666年に起きたロンドン大火の出火元となったパン屋とのこと。


17世紀までのロンドンではペストが大流行していたため、当時の惨状を表しているような資料も使用されています。


民家が建ち並ぶ通り沿いのグラフィック。


そしてシーンが切り替わって、CGで再現されたロンドンの街の上を飛行しているようなカメラアングル。


ゆっくりと街の中へ降りていきます。


路地を抜けていくと……


そこには燃える前のPudding Lane。


周囲を見回しながら街を動き回ります。


暗い通りにさしかかります。机の上に置かれている小物まで再現。


17世紀のロンドン橋のゲート。


少しバックすると高い塔のある広場が見えます。


街には全体的に霧がかっていたり、そこら中に逆さづりになっている豚にはハエがたかっていたりとかなり精密に作られています。


当時の地図や資料からできるだけ正確に建物の配置を再現。制作した学生のブログによると、出火元のパン屋の場所は元の住所が割り出せずに苦労したと述べています。


歴史的に保存する価値のあるものをゲームの技術を使って再現したPudding Lane Productionsは、ロンドン大火で失われた当時の街並みを後生に残す新しい試みとなっていました。

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