取材

アマゾンジャパンが電子書籍サービスKindleの新サービス「Kindle 連載」を本日10月25日からスタート


2013年10月25日、Amazon.comの日本法人であるアマゾン ジャパン株式会社が、Kindleの新サービスに関する記者発表会を開催しました。どのようなサービスが発表されることになるのか、GIGAZINE編集部員が実際に現地へ行ってリアルタイム更新を行いました。

Amazon.co.jp: Kindle連載: Kindleストア
http://www.amazon.co.jp/b/?ie=UTF8&node=2630985051


アマゾン ジャパン株式会社の本社ビルは目黒にありました。


エントランスはこんな感じ。


Amazonのロゴがキラリ。


・2013/10/25 13:25
記者発表会の会場で配布された資料


パカリ


中には「Kindle 連載」の文字が……。「Kindle 連載」は本日10月25日からサービス開始。連載小説や、コミックの新しいエピソードを、一度の購入で最後まで楽しめるというもの。購入は一度で、その後は最新エピソードが配信され、連載途中でも初回から配信されます。林真理子、藤井太洋、おがきちか、鈴木みそなどが連載に登場予定。


・2013/10/25 13:36
アマゾン ジャパンの役員がそろい記者会見がスタート


・2013/10/25 13:46
Kindle 連載の仕組みは、一度連載を購入すると、エピソードが配信される度に購入する必要なく連載を読むことが可能。新しいエピソードの配信についてはメールでお知らせが届きます。直近エピソードの最後に新しいエピソードが自動で追加されたり、連載途中から購入しても、一番最初のエピソードから最新のエピソードまで読むことが可能。


・2013/10/25 13:54
Kindle 連載は無料で楽しめる吉川英治氏の名作「宮本武蔵」を含む18のタイトルから提供がスタートされる、とのこと。タイトルは以下の通り。

・2013/10/25 14:11
小説・エッセー

タイトル:「美女入門パート12」
作者:林真理子

タイトル:「UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース」
作者:藤井太洋

タイトル:「不倫純愛 美魔女妻」
作者:新堂 冬樹

タイトル:「1+1=Namida」
作者:zopp

タイトル:「ナナブンのイチ」
作者:木下半太

タイトル:「アケルダマ ―Akeldama―」
作者:田中 啓文

タイトル:「ロストシープの法廷」
作者:中村ふみ

タイトル:「磁極反転」
作者:伊予原新

タイトル:「宮本武蔵」
作者:吉川英治

コミック

タイトル:「Landreaall: 23」
作者:おがき ちか

タイトル:「拝み屋横丁顛末記: 20」
作者:宮本 福助

タイトル:「マスゴミ」
作者:鈴木みそ

タイトル:「東京トイボックス0」
作者:うめ

タイトル:「薔薇のレディと醜聞」
作者:原 ちえこ;キャロル・モーティマー

ノンフィクション

タイトル:“あの人”とうまくやるための対話力の高め方
作者:北川 達夫

タイトル:高橋敏也の改造バカ一台大全集 1999-2013
作者:高橋 敏也

タイトル:日本を極めた外国人(ニューズウィーク日本版Kindle連載特集)
作者:ニューズウィーク日本版編集部

タイトル:教育進化論 子どもの未来をきりひらく「学び」革命
作者:朝日新聞

・2013/10/25 14:39
藤井太洋さんが登場し、新しいサービス「Kindle 連載」について語りました。


藤井太洋さん
今回アマゾンジャパンさんのKindle 連載というサービスの第一連載陣として選んでもらえて非常に光栄です。最初提示されたKindle 連載のフォーマットを見て驚きました。何せ自由、とにかく自由だったからです。1話ごとの指定ページ数などはなく、これで自由に物語を作れると思いました。普通の小説は約50枚ですが、全体で100枚というボリュームの話、現代のドラマ1話分くらいの感じのものを作れるようになります。

参加する作家としてではなく読者として見てみると、複数の作品がそろっていて良かったです。アマゾンジャパンのKindle連載からは、1社の出版社だけでなく複数の出版社からデジタルボーンな作品が用意されているのにも驚きました。

・2013/10/25 14:42
質疑応答がスタート

・2013/10/25 14:57
ケータイWatch オオタ:
連載開始時点で作品が完成しているのか。途中で連載中止というケースの場合どういう対応を予定しているのか。また、完成後単行本で出すという場合、修正対応などはあるのか。

アマゾンジャパン(以下、A):
「完成済み」の作品を購入いただいていますので、すべて返金で対応いたします。著者との契約上、修正は構わないことになっています。

ITメディア ニシオ:
作品の選定方法は?

A:
18作品からスタート(卒業があり得る)で、随時20タイトル前後となるようにタイトルを追加していきたい。もちろん今後サービスを拡大させていきたいと考えています。

Q:
校正の取り組みについては?

A:
やりません。出版社さんにお任せしています。

Q:
Kindle本とKindle連載は区別されている?

A:
はい、明記してます。Kindle連載本は連載終了後、1冊の単行本として販売。連載コーナーからは外れることになります。

Q:
連載について、出版社が付いている物のみ連載していくことになるのか。個人への解放予定はあるのか。

A:
出版社のみに限ってはいない、20くらいの枠があるので。ただし、今のところは個人連載の予定はなし。

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in 取材,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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