試食

100グラム8400円という伝説のUCCのコーヒー「ブルボンポワントゥ」を飲んでみました


コーヒー豆は専門店であれば100グラムで500円程度、スーパーであれば100グラムが100円程度となのですが、UCCが10月1日(火)から一部店舗とネット限定で発売する「ブルボンポワントゥ」はなんと100グラムが税込8400円もします。ブルボンポワントゥはフランスで過去に文豪や貴族に愛された伝説のコーヒーと言われていましたが、65年間生産が止まっており、UCCとフランスのコーヒーのスペシャリストたちが7年の歳月をかけて栽培し、復活させたもの。UCCコーヒーミュージアムに行った時のお土産にいただいたので、さっそく飲んでみました。

至福の一杯は、こちらから | BOURBON POINTU(ブルボンポワントゥ) 公式サイト | コーヒーはUCC上島珈琲
http://www.ucc.co.jp/bourbon/product.html

ブルボンポワントゥは若草色と茶色の専用の袋に入っています。


袋の中にはブックレット・専用の箱が用意されており、いかにも高級な雰囲気。


ブックレットはこんな感じ。


ブルボンポワントゥの12枚の写真とエピソードが入っています。


写真はこんな感じ。ポストカードのように1枚1枚がオシャレで雰囲気があります。


ブルボンポワントゥが栽培されるレユニオン島の写真もあります。


エピソードは12種類書かれており、ブルボンポワントゥの歴史・栽培の経緯・焙煎方法や味について書かれています


ルイ15世や文豪バルザックにも非常に好まれたとのこと。


化粧箱のようなプレミアムパッケージ。この箱や付属品だけでかなりコストがかかっていそうです。


プレミアムパッケージを開封するとさらに産地証明書と陶器が出てきます。


これがブルボンポワントゥの産地証明書。


裏面は英語で書かれています。


陶器のコーヒーケースもフランス風で高級感があります。


ケースの上にもブルボンポワントゥの文字がプリント。陶器のケースを開けてみます。


開封すると遮光性の袋を発見。


取り出すとこんな感じ。100グラムなのでちょっと豆の量は少なめ。


豆のイラストも描かれています。


裏面には原材料と産地が書かれており、マダガスカル島の近くに位置するレユニオン島はフランス領なので、原産地はフランス。


開封してみるとコーヒーの香りが広がります。


コーヒーの豆はこんな感じ。ごくごく普通の豆に見えますが……


左がブルボンポワントゥ、右がスーパーなどで売っている市販のコーヒー豆。「ポワントゥ」はフランス語で「尖った」を意味しており、こうやって比較してみると、確かに通常のコーヒー豆よりブルボンポワントゥの方が少し長細くなっています。


抽出方法は豆を13グラムと多めに使い、やや粗めの中挽きで挽きます


あとは普通のコーヒーを入れる手順とほとんど同じ。


コーヒーミルに豆を入れて……


豆をガリガリと削ります。


このコーヒーミルは1杯12グラムになっていますが、2杯分のコーヒー豆を少し多めに削り約26グラム削りました。


レシピ通り、やや粗めの中挽きにしました。


続いてペーパーをセット。


ペーパーの下の部分を互い違いに折り……


ドリッパーにセットします。


挽いたコーヒー豆をペーパーの上に落とします。


次はお湯を入れてドリップ。まずはコーヒー豆をお湯でしめらせ……


20秒ほど蒸らします。


蒸らしたらお湯を注いで抽出。「の」の字を描くようにお湯を垂らしていきます。


抽出が終了。見た目に大きな違いはなく、普通のコーヒーのようです。


コーヒーカップに注いで……


完成。いれたてのコーヒーの良い香りが漂います。飲んでみることに。


苦味が強くなく、豆の炒り加減が弱めのせいか、爽やかな酸味を感じます。苦味はほとんど無いもののコーヒーらしさはしっかりある感じ。非常に希少性が高いのは分かりますが、ちょっと高級感は感じにくいかもしれません。


オススメの食べ方に従いビスケットに浸して食べてみます。


ビスケットの甘味に、コーヒーの味が良く合います。高級なコーヒーなのでちょっともったいないような気がしますが、かなり相性はいい感じ。


次はアイスクリームにかけてアフォガードにしてみます。


アフォガードに使うにはもうちょっと苦味が欲しいところですが、アイスクリームとの相性もグッド。17世紀のフランスの貴族が集まるサロンでは、よくお菓子とこのコーヒーが振る舞われたそうです。


ブルボンポワントゥは10月1日(火)から一部の店舗とネットで通信販売されます。コーヒーのマニアなら一生に一度は飲んでみてもいいものではないでしょうか。なお10月1日(火)にリニューアルオープンするUCCコーヒーミュージアムコーヒーミュージアム内でもこのコーヒーを飲むことができます。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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