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5万円以下から購入可能な11ac対応のミニパソコン「VivoPC シリーズ」速攻ムービー&フォトレビュー


家庭の大画面テレビとつなぎ、タブレットやスマートフォンでリモートコンピューティングしたり、DLNA対応なのでパソコン内のさまざまなデータを楽しめたりするのが「VivoPC シリーズ」です。今回発売されるVivoPC シリーズは「VivoPC VM40B」と「VivoPC VC60」の2つで、どちらも稼働ノイズ25db、無線規格IEEE802.11ac対応で、OSにはWindows 8 64ビットが搭載されています。

まずはVivoPCシリーズの「VivoPC VM40B」が展示されているブースを発見。


VivoPC VM40BはインテルCeleron 1007Uプロセッサ(動作周波数1.5GHzの2コアプロセッサ)搭載、メモリは4GB、本体ストレージは500GBのハードディスク、ステレオフルレンジスピーカーも内蔵されています。


これがVivoPC VM40Bの本体。VivoPCシリーズの2台は無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応しており、高速無線規格である「IEEE802.11ac」に対応しているので、11acルーターを準備して高速Wi-Fi環境を整備することも可能になります。


正面のスリットは起動中のランプが見えるように空いているだけで、光学ドライブではありません。


上からみるとこんな感じで、サイズは190mm×190mm×56.2mm。アルミ製の筐体に見えますが、ボディには樹脂素材を使用しています。


側面はこんな感じ。


背面には左から電源ボタン・ACアダプター用DCインジャック・カードリーダー(SDメモリーカード、MMC)・セキュリティスロット・USB2.0ポート×4・D-Sub 15ピン・HDMI端子・SPDIF端子(デジタル音声入出力端子)・LANポート・USB3.0ポート×2・ライン入力・ヘッドホン出力・マイク入力


VivoPC VM40Bでは天面部分を外すことができます。


こんな風に中のHDDを取り替えることも可能。


VivoPC VM40Bのベアボーンキットも発売予定とのことですが、メモリの交換は不可。


そして「VivoPC VC60」も展示されていました。これはVivoPC VM40Bの上位モデルといった位置づけ。


VivoPC VC60に搭載されるプロセッサはインテル Core i5-3210M(動作周波数2.5GHzの2コアプロセッサ)またはインテル Core i3-3110M(動作周波数2.4GHzの2コアプロセッサ)、メモリはCore i3モデルが8GB、Core i5モデルが16GB、本体ストレージはCore i3モデルが500GB、Core i5モデルが750GBと1TBの2種類。


VivoPC VC60のカラーはブラックで、ステレオフルレンジスピーカーは内蔵していません。


天面はこんな感じ。VivoPC VC60は天面部分が開かないので、中のHDDの交換は不可。


背面には、左から電源ボタン・ACアダプター用DCインジャック・カードリーダー(SDメモリーカード、MMC)・セキュリティスロット・USB3.0ポート×4・COMポート・HDMI端子・Mini DisplayPort・LANポート・USB2.0ポート×2・ヘッドホン出力・マイク入力・SPDIF端子(デジタル音声入出力端子)


これらのVivoPCシリーズでは「Wi-Fi GO!」というアプリを起動して……


「Remote Desktop」を使用すれば、手元のスマートフォンやタブレットからパソコンを遠隔操作することが可能になります。


スマートフォン・タブレット側にはAndroidアプリのWi-Fi GO! Remote、もしくはiOSアプリのWi-Fi GO! RemoteをインストールすればOK。


実際にVivoPCをタブレットからリモート操作するとこんな感じ。

「ASUS Wi-Fi GO」を使ってVivoPCをタブレットでリモート操作 - YouTube


主な付属品はVivoPCの本体・ワイヤレスキーボード・ワイヤレスマウス・ACアダプター・電源コード


付属のワイヤレスマウスは、マウスとトラックパッドが合体した「VivoMouse」に変更可能となっています。


テレビにVivoPCをつなぐことでパソコンとテレビを1つにまとめてしまい、大画面でテレビやパソコンを楽しんだり、リモートコンピューティング機能やワイヤレス転送などを駆使して家のどこからでもパソコン内のデータにアクセスできる、そんな環境をVivoPCでは実現できるとのことです。


なお、予想実売価格はVivoPC VM40Bが4万9800円、VivoMouse付きが5万9800円、VivoPC VC60はCore i3モデル(HDD:500GB、メモリ:8GB)が6万9800円、Core i5モデル(HDD:750GB、メモリ:8GB)が8万4800円、VivoMouse付きのCore i5モデル(HDD:1TB、メモリ:16GB)が9万9800円、発売は10月下旬を予定しているとのこと。

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in レビュー,   取材,   ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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