ハードウェア

AndroidやLinuxが動く世界最小サイズのパソコンが4000円台で予約開始


一辺2インチ(約5センチ)の立方体で、Freescale社製の1.2GHzCPUであるi.MX 6を搭載、OSはAndroid 4.2.2またはLinuxが動作し、HDMI・S/PDIF・eSATA・GbE・USBなどのインターフェイスを搭載し、さらにWi-Fi・Bluetoothも内蔵可能で、IRも拡張可能な世界最小クラスのデスクトップパソコン「CuBox-iシリーズ」が、現在約45ドル(約4500円)から予約注文がスタートしています。

The CuBox i From SolidRun | The Litle Computer that can
http://cubox-i.com/

Tiny $45 cubic mini-PC runs Android and Linux ·  LinuxGizmos.com
http://linuxgizmos.com/tiny-cubic-mini-pc-runs-android-and-linux-on-freescale-arm-cpu/

新しく発売されるCuBox-iには4つのモデルが用意されており、FreescaleがCortex-A9プロセッサをベースに作成したSoCであるi.MX 6がCPUとして搭載されます。1番安いモデルのCuBox-i1では、CPUはシングルコア、GPUにはGC880、さらに512MBのメモリを搭載しており、ハイエンドモデルのCuBox-i4Proでは4コアCPUにGPUはGC2000、2GBのメモリが搭載されるとのこと。もちろんCuBox同様にXBMCのメディアアプリケーションも動作。さらにmicroSDカードスロットがあるため、ストレージも増やせます。


ファンが無く、フルスクリーンで1080pのムービーを再生可能なHTPCであるCuBoxを販売するSolidRunのCTO、Rabeeh Khoury氏は「このCuBoxたちは、AndroidのTVアプリケーションやメディア中心のオープンソースアプリケーション開発などに最適化された、柔軟で高度なプラットフォームだ。また、SolidRunの付加価値は、優れた開発のエコシステムや包括的なソフト開発キットのような開発者にとって重要な資源を提供してきたことだ」と言います。

CuBox-iの初期モデルであるCuBoxが実際に動作している様子は、以下のムービーから見ることができます。

XBMC on SolidRun Platform named CuBox - www.solid-run.com - YouTube


CuBox-iシリーズはCuBoxよりも安くなり性能も進化したモデル、とのこと。めちゃくちゃ小さいサイズと静音、さらに異様なほど安い価格であるため、割り切った使い方をするのであればコレで十分なはずです。なお、発送予定は2013年11月となっており、日本で使用可能なACアダプターを購入時にオプションとして8ドル(約790円)で選択でき、日本への送料はAirMail Postなら18ドル(約1790円)、EMSなら38ドル(約3780円)となっています。

CuBox-i1 | SolidRun IMX
http://imx.solid-run.com/product/cubox-i1-2/


・つづき
約5000円と激安の超小型PC「CuBox-i1」でAndroidとLinuxを動かしてみた - GIGAZINE

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in ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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