取材

砂煙の中ウサギとニンジンが種の存続をかけてぶつかり合う瞬間


バーニングマンでは「何が」「どこで」「いつ」行われるかが書いてある冊子が配られるのですが、実際に記載通りの時間に場所へ向かっても目的のものを見つけられないこともしばしば。冊子にバーニングマンのシンボルであるザ・マンで結婚式が行われるとあったので、時間通りにザ・マンに向かい、ザ・マンに上って結婚式を探していたところ、なぜかウサギとニンジンの仮装をした大群が互いの主張を掲げながらぶつかり合う現場を目撃しました。

6時の方角から突如として行進してきた人々。


なぜか皆ウサギの耳をしてバニーになっています。


もうもうと舞う砂煙の中、とにかくウサギ・ウサギ・ウサギの大群。


ザ・マンのふもとを埋め尽くすウサギとニンジンの大群の様子は以下のムービーから見ることができます。

砂煙の中ウサギとニンジンで埋め尽くされるザ・マンのふもと - YouTube


……と思ったら、一方ではニンジンが掲げられています。


「SAVE CARROT EAT A BUNNY(ニンジンを救え、ウサギを食べろ)」という札も。


ウサギの大群と共にいたのはニンジンの仮装をした「CARROT UNITE(ニンジン同盟)」の人々。


ウサギたちに負けない存在感です。


マーチングバンドが奏でる音楽と共に踊りだすウサギとニンジンたち。


なかなかシュールな光景です。


しかし、互いにぶつかり合い挑発し合うことは忘れません。


一方、「DON'T EAT ME」のプラカードを掲げるニンジンの側で和解し合うウサギとニンジンの姿も発見。


おりに閉じ込められる2匹のウサギ。


庭の侵略者たちに死を、という札付きでした。


大きな網を手にしている子どもたちは……


ウサギを捕まえに走り回っていました。


日も沈み出しましたが、もうもうと舞う砂煙で辺りは真っ白。それでもウサギとニンジンたちの勢いは収まりません。


ウサギカーに乗っているウサギ。


ニンジンカーもありました。


バニーガールや時計ウサギもいます。


着ぐるみを着たウサギ。


これ見よがしにニンジンをかじります。


そして徐々にウサギやニンジンの数が減っていき、衝突は終演を迎えるのでした。


日常の延長でついしっかり予定を立ててしまうのですが、予定通りにことが運べないのがバーニングマンならば、予想外の出来事にも立ち会ってしまうのもバーニングマンのようです。

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in 取材,   アート, Posted by darkhorse_log

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