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ネットで有志から資金を集める「Kickstarter」と「Indiegogo」で圧倒的な差がついていることが判明

By myrrh ahn

インターネットで不特定多数の人から資金調達可能なクラウドファンディングの2大サイトがKickstarterIndiegogoですが、両者を比較した結果、Kickstarterの方が圧倒的に多くの資金集めに成功していることが判明しました。

Dollar for dollar raised, Kickstarter dominates Indiegogo SIX times over — Medium
https://medium.com/p/2a48bc6ffd57

Kickstarter
http://www.kickstarter.com/

Indiegogo: An International Crowdfunding Platform to Raise Money
http://www.indiegogo.com/

ジョナサン・ローさんは、Kickstarter(KS)とIndiegogo(IGG)のこれまでのプロジェクトについて、プロジェクト数、出資金額、出資金額の合計、プロジェクト成功率を調べてデータをExcelに入力、両サイトを比較しました。

こちらがそのExcelの表です。


このデータからは数字の上ではKSがIGGを圧倒していることが分かりました。

◆01:プロジェクト数
これまでのプロジェクト総数は、KSが約11万であるのに対してIGGはわずかに約4万4000と2倍以上の開きがあります。ローさんは調査している中で、IGGが500ドル(約4万9000円)未満の出資金しか集められなかったプロジェクトについてはリストから外していることを発見しており、IGGのプロジェクト総数はこの数字よりもずっと大きなものだと考えられるとのこと。


◆02:成功プロジェクト出資総額
目標出資額を集めることに成功したプロジェクトの出資額の合計金額は、KSの約6億4200万ドル(約627億円)に対してIGGは約9900万ドル(約97億円)。なんとKSがIGGに比べて6倍も多いという結果に。ただし、KSでは目標出資額に達しなかった場合プロジェクト発案者に集まった金額が支払われませんが、IGGでは集まったお金はすべてプロジェクト発案者に支払われるというシステムの違いがあり、IGGではそれほど目標出資額の設定に関心が払われていない可能性があることには注意が必要です。


◆03:100万ドル以上のプロジェクト
100万ドル以上の出資を集めたプロジェクトの数は、KSの40に対してIGGはわずかに3。IGGにはほとんどビッグプロジェクトが存在しないという結果が明らかに。

◆04:成功率
目標出資額以上の出資金を集めることに成功した確率は、KSの44%に対してIGGは33%。ここでもKSに軍配が上がります。ただし、IGGが、500ドル未満の出資金しか集められなかったプロジェクトは数字に表れていないことを考えると、IGGの数値は33%よりもずっと悪いはずです。


◆05:失敗プロジェクト出資総額
目標出資額に到達しなかったプロジェクトが実際に集めた金額の合計は、KSの約8300万ドル(約81億円)、IGGが約7100万ドル(約69億円)とほぼ拮抗しています。しかし、成功プロジェクトの総額が6倍も違うのに、失敗プロジェクトの総額が同程度なのですから、IGGの数字は褒められたものではありません。


ローさんは今回の調査から、クラウドファンディングサイトのツートップの間に、これほどまでの差がついたことを衝撃的だと表現し、KSはクラウドファンディング市場で極めて有利な(儲かる)ポジションを得ており、他のサイトを大きく引き離しているとします。そして、「クラウドファンディング市場で大切なのは、量ではなく質である」と結論づけています。

プロジェクトの事前審査が厳しいKSはiOSに、「自転車を盗まれた隣人を援助するプロジェクト」まで認められるIGGはAndroidによくたとえられますが、クラウドファンディング市場においては、今のところiOS的なアプローチがAndroid的アプローチを圧倒しているようです。

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