レビュー

利用規約の「いい点」「悪い点」「要注意点」などを5段階評価して教えてくれる各ブラウザ用アドオン「Terms of Service; Didn’t Read」


インターネットでサービスを利用する際の利用規約は「後で読もう」と思ってそのままになってしまっていることも多いのですが、長文の利用規約をレビューし、A~Eの5つのランクに分けて、さらに利用規約の「いい点」「悪い点」「要注意点」などを表示してくれるのが「Terms of Service; Didn't Read」です。

Terms of Service; Didn't Read
http://tosdr.org/


ランクはユーザーにとっていいものから順にA~Eの5段階にわけられており、それぞれの利用規約について「いい点」「悪い点」「要注意」「知っておくべきこと」という4つのアイコンが表示され、アイコンの多さでその利用規約がどの程度ユーザーにとっていいものなのかが分かるようになっています。


ブラウザにアドオンや拡張機能をダウンロードするには「Download browser add on」をクリック。


機能はFirefoxGoogle ChromeSafariOperaに追加することが可能。なお、Internet Explorerのアドオンは現在作成のための募金を募っている最中です。


実際にGoogle Chromeに拡張機能を追加してみました。まずは画面右上にある「CHROMEに追加」をクリック。


「追加」をクリックします。


アドレスバーの右端に拡張機能が追加された旨が表示されました。これでChrome上でウェブサイトを表示させた時にそのサイトの利用規約のランクや注意点が表示されるというわけです。


実際にGoogleを表示させると、アドレスバーに「C」のアイコン。クリックすると「Googleはあなたの検索やユーザーの情報を無期限で保持する」「Googleはあなたのコンテンツを既存および将来のサービスのために使うことができる」「Googleはパートナーとあなたの個人情報を共有することができる」「Googleはいつでもあなたに対するサービスを停止できる」「Googleのサービスを管理・改善するためだけに著作権を使用する」など、利用規約のいい点と悪い点が表示されました。


Twitpicではランク「E」の表示。注意すべきこととして「Twitpicはあなたのコンテンツのクレジットを取得」「削除した画像は実際には削除されていない」という点があり、悪い点は「あなたのコンテンツはTwitpicとそのパートナーのためのものである」「あなたはあなたのコンテンツに関するいかなるクレームに対してもTwitpicに賠償しなければならない」「1年以上前に起こったことについてTwitpicを訴えることができない」など。いい点は特に記載されていませんでした。


なお、Terms of Service; Didn't Readのウェブサイトからそれぞれのウェブサイトの利用規約の概要一覧を見ることができます。


まだランク付けされていないウェブサイトも多いのですが、ランク付けされていないものであっても利用規約のレビューを見ることが可能。例えばAmazonはまだランク付けされていませんが、ずらっと「悪い点」のアイコンが並んでいます。


「More details」をクリック。


「Amazonはユーザーに通知することなく、自分の裁量で利用規約を自由に変更できる」「ユーザーのインターネット利用を追跡し、ターゲットを絞った広告を表示させる」「政府からデータの要求があった時、ユーザーにそれを知らせる確約をしていない」といった点が「悪い」と評価されているようです。


ランクが高いものを見てみると、SeenThisがA、GitHubSoundCloudがBで、主に個人情報が限られた目的のためにしか利用されない、ライセンスを取得されない、という点が評価されているようでした。


このプロジェクトはパリ政治学院で法律を学んでいるヒューゴ・ロイさんらがIndiegogoで出資を募り行っているもの。プロジェクトは初期段階でありサービスはまだ完成していませんが、ポジティブな反応が多かったため現段階で公開することにしたとのことです。

Terms of Service - Didn't Read | Indiegogo
http://www.indiegogo.com/projects/terms-of-service-didn-t-read


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in レビュー,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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