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Google Checkoutが小売向けサービスも終了し「Google ウォレット」に統合へ

by Andy Rogers

Googleの決済サービスである「Goole Checkout」は、消費者向けサービスについてはすでに「Google ウォレット」に統合されていますが、小売り向けのサービスについてもウォレットに統合されることが発表されました。

An update to Google Checkout for merchants
http://googlecommerce.blogspot.jp/2013/05/an-update-to-google-checkout-for.html



Google ウォレットへの統合を進めるために、先週2つのAPIが発表されました。

1つは「Instant Buy API」。Google ウォレットを使用しているお客さんが商品やサービスなどをAndroidアプリやウェブサイトから購入するときの支払いを迅速に行えるようにするもの。これまでは購入にあたっていろいろな情報を入力する手間がかかって、購入を決めてから決済までに時間を取られていましたが、少ない手順で決済までを終わらせることができるようになります。


もう1つは「Wallet Objects API」で、お客さんに対してオマケをつけたりロイヤリティを出したりすることができるというもの。

これにより、Google ウォレットを使っている人は、サイト上に設置された「Google ウォレットボタン」から決済を行うことで、今まで以上に安全に買い物を進められます。

Google Checkoutを使っている小売業者が支払いを受けられる期限は2013年11月20日までとなっているので、Googleでは現在支払い処理待ちがない業者は早めにウォレットへ移行して欲しいと促しています。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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