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ニセのバイアグラの正体をファイザーが暴露、プリンター用インクや壁材が混入


アメリカの製薬会社Pfizer(ファイザー)がネット上で偽バイアグラを販売するウェブサイトが横行していることに対抗し、新たにバイアグラ直販サイトを開設することを発表しました。発表によればネット上にある偽のバイアグラの中には不衛生な場所で作られたり、殺虫剤やプリンター用のインクが用いられているものも存在するとのことで、偽バイアグラ製薬現場として公開されている写真がかなり衝撃的なものとなっています。

Facing Off Against Counterfeit Online Pharmacies
http://pfizer.newshq.businesswire.com/press-release/facing-against-counterfeit-online-pharmacies-pfizer-launches-new-purchasing-website-he


National Association of Boards of Pharmacy(NABP)の調査によるとオンライン上で薬を販売しているウェブサイトのうち、正規の薬局はわずか3%であり、約半数がアメリカ国外で薬を調合していたり、アメリカ食品医薬品局に認可されていない薬を扱っているとのこと。これはオンラインで薬を販売している97%の店舗がオンライン薬局の基準を満たしていないことを意味し、NABPはそのような薬局での購入を「オススメしない」としています。

バイアグラの検索は年間2400万件もあり、多くの人が興味を持っているのですが、その分ニセの医薬品も多いのがネット販売の現状。2011年にPfizer Global Securityが「buy Viagra(バイアグラ 購入)」でネット検索したところ、検索結果のトップにはPfizerと同様の成分とされるバイアグラを扱う22のウェブサイトが表示されましたが、そのうち80%のバイアグラは不正医薬品であり、有効成分であるクエン酸シルデナフィルは本来の30~50%しか含まれていませんでした。

以下が偽のバイアグラ(左)と正規品のバイアグラ(右)。


さらに、ラボで調べたところ、不正医薬品の中にはラベルの成分表が間違っていたり、壁材や商用ペンキ、殺虫剤、プリンターのインクなどが含まれているものも存在したとのこと。

こちらが不正医薬品を調合する現場。


一体どこの工場……?と思ってしまうような写真です。


ラベルを印刷する機械。


見覚えのある水色のペンキ。


汚水につけられた薬のビン。


2011年にアメリカ男性1000人を対象にEDの調査を行ったところ、5人のうち4人の男性(約82%)はインターネット上の薬局が正規のものかどうかを判断するのは難しいと感じており、3人に1人(約36%)はネット上の検索に基づいてバイアグラなどED用の薬の購入を検討するようです。Pfizerは消費者がこれら不正医薬品の餌食にならないよう、グローバルに正規医薬品を広める努力を続けていくとしています。

Pfizerが新設する直販サイト「viagra.com」は、アメリカ大手薬局チェーンのCVS/ファーマシーが運営するサイトにユーザーを誘導するというもの。バイアグラの購入には処方箋が必要で、医療保険も適用されます。なお、Pfizerは将来的にネット販売の対象をバイアグラ以外の医薬品に拡大することも検討しているようです。

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in メモ, Posted by logq_fa

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