ステディカムで撮影された映画・ドラマの名シーンを一本にまとめた「The Art of Steadicam」


1970年代に登場して以来、映画やテレビの現場で活躍しているステディカムで撮影したシーンだけをまとめて1つの作品に仕上げたものが「The Art of Steadicam」です。

The Art of Steadicam on Vimeo


ステディカムを使うと、カメラマンが移動してもブレや振動が抑えられるのでスムーズに移動映像を撮ることができます。


「THE ART OF STEADICAM」


まずは「キル・ビル Vol.1」、ユマ・サーマンが演じる主人公ザ・ブライドが歩いて行くシーンをカメラは横から捉えていますが、じわじわと上からの視点に切り替わっていきます。


「つぐない」ではジェームズ・マカヴォイの演じるロビー・ターナーが歩いて行くところを抑えつつ、その周辺を流れるようにおさえています。


「A.I.」、子どもの動きを追いかけていくステディカム。


ドラマ「ER緊急救命室」では患者がERに運び込まれてきて医師たちが治療に当たる流れをステディカムはまるで医療スタッフの1人であるかのように撮影。


「プライドと偏見」、カメラはまず中央にいる男性の動きを捉えていますが……


続いて横から入ってきた女の子の動きを追いかけていき……


フォーカスはさらに壮年の男性へ。


「アフター・アワーズ」、男性は動かずにカメラがその周辺を回りつつ遠ざかっていきます。


ロッキーがフィラデルフィア美術館の階段を駆け上がるシーンもステディカムで撮影されており、その有名さから階段の通称が「ロッキー・ステップ」になっているほど。


ステディカムを使用した有名な映画といえば「シャイニング」。ダニーがホテルの廊下を三輪車でキコキコと走り回ります。


「トム・ヤム・クン!」には、トニー・ジャーによるアクションを1台のステディカムが4分以上にわたって撮り続けるシーンがあります。


「フルメタル・ジャケット」後半の戦場シーン。ステディカムで撮影した映像はカメラマンも1人の兵士になったかのよう。


最後はまたも「シャイニング」


レールを敷いて移動するカメラでは撮れない映像がステディカムによって撮られています。


ということで、上記ムービーに出てくる作品の一覧はこんな感じ、登場順に並べてあります。また、一部の作品は重複して登場します。

キル・ビル Vol.1
つぐない
アイズ ワイド シャット
A.I.
ER緊急救命室 シーズン4 第20話
Xファイル シーズン6 第3話
レイジング・ケイン
プライドと偏見
ブギーナイツ
ドゥーム
ハートブルー
パルプ・フィクション
ヴェルクマイスター・ハーモニー
Outpost 11
アフター・アワーズ
から騒ぎ
マラソン・マン
カリートの道
グッドフェローズ
ロッキー
フィクサー
ピースメーカー
ザ・ホワイトハウス シーズン1 第4話
バードケージ
フライトプラン
ドニー・ダーコ
グッドナイト&グッドラック
ドアーズ
ビフォア・サンセット
シャイニング
サンキュー・スモーキング
ザ・ホワイトハウス シーズン1 第10話
トム・ヤム・クン!
2 days トゥー・デイズ
プライドと偏見
刑事クイン 妖術師の島
セレニティー
アイズ ワイド シャット
ファイトクラブ
フルメタル・ジャケット
フルメタル・ジャケット
マルコムX
シャイニング
シャイニング

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in 動画,   映画, Posted by logc_nt