「黒子のバスケ」イベントについて東京ビッグサイトが5月以降は実施する意向を明らかに


コミックマーケット83・DOUBLE CLUTCH・HARU COMIC CITY 18の各イベントでは「黒子のバスケ」関連が軒並みアウト(出展見合わせ、オンリーイベントは中止など)になっていたわけですが、ついに5月以降は解禁される方向になっていることがわかりました。

漫画「黒子のバスケ」にかかる一連の脅迫事案への対応について| 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
http://www.bigsight.jp/info130403.html


上記の告知の中で該当する部分は以下になります。

(2)今後の対応
 他方、一連の脅迫事案の動向を注視しつつ、今後の対応についても関係各所と継続的に協議等を重ねてまいりました。慎重に情勢を見極める中で、本事案にかかる最近の状況及び他施設におけるイベント開催の動向等を総合的に勘案しつつ、警察当局と綿密な調整を行った結果、当社としましては、現在、開催が予定されている本年5月以降の関連イベントについて、今後、特段の状況変化等がない場合には、「主催者の皆様が警察当局及び当社と綿密な協議を行うとともに、来場者の安全確保に向けた必要な措置を講じること」等を前提に、通常の対応を行っていくことといたしました。
当社としましては、引き続き、来場されるお客様の安全・安心の確保を第一に、施設の運営を行ってまいる所存です。各催事の主催者、来場者の皆様におかれましては、引き続きご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

「安全確保に向けた必要な措置」というのがどのようなレベルのことを指しているのか、具体的な点は現状ではまだ不明ですが、いつまでも脅迫に屈し続けるわけにもいかないので、昨年以来硬直し停滞していた状況がついに一歩前に進むことになりそうです。

また、同時に上記告知にはコミックマーケット83・COMIC CITY東京131・DOUBLE CLUTCH・HARU COMIC CITY 18の各イベントでどのような経緯になっていたかについても言及されており、特に「COMIC CITY東京131」はきちんと黒子のバスケ関連サークルがあっても開催する意志を明確にしており、ここが突破口になったのではないかと思われます。

時系列順に並べるとこうなります。

・2012年12月29日(土)~31日(月)
◆コミックマーケット83の場合(黒子のバスケ関連サークルのみ出展見合わせ)

開催に至るまでの数ヶ月間、主催者及び警察当局とは幾度となく協議を重ねてきたところですが、「黒子のバスケ」関連サークルの出展を見合わせるとの主催者の判断は、お客様の安全・安心の確保の観点から、苦渋の決断をされたものと考えております。
本イベントについては、主催者により来場者の手荷物確認等がなされ、また、当社としても警備員の増員をはじめ大幅な警戒体制の強化を図るなど、万全の態勢を整え、無事に催事を終えることができました。

・2013年1月27日(日)
◆COMIC CITY東京131の場合(黒子のバスケ関連サークルは全体の一部に過ぎないことから開催を実施)

一方、主催者からは、「黒子のバスケ」関連サークルの出展は催事全体の一部であることなどから、万全の警備体制を取った上で、予定通り催事を開催したいとの意向が示されました。大規模集客施設を管理・運営する当社としては、お客様の安全・安心の確保を最優先に考え、繰り返し当社の考え方につき説明を行ってまいりましたが、それらを踏まえてもなお、主催者より、安全確保のための最大限の努力を図った上で予定通り催事を開催する旨のご回答を受けたことから、最終的には、「主催者の責任において、警察当局等の指導を仰ぎながら来場者等の安全を確保するための最大限の対策を講じること」等についてお約束いただくことを前提に、施設をご利用いただくこととなったところです。

・2013年2月10日(日)
◆DOUBLE CLUTCHの場合(黒子のバスケオンリーイベントだったのでイベント全体が中止)

一方、主催者からは、万全の警備体制を取った上で、予定通り催事を開催したいとの意向が示されました。大規模集客施設を管理・運営する当社としては、お客様の安全・安心の確保を最優先に考え、繰り返し当社の考え方につき説明を行ってきたところですが、最終的に主催者からは、当社からの申入れの内容やこれまでの経過等を総合的かつ慎重に判断した上で、開催を中止するとのご回答をいただきました。本催事は「黒子のバスケ」のオンリーイベントであることから、結果としてイベント自体を中止することを決定されたところですが、主催者の判断は、お客様の安全・安心の確保の観点から、重い決断をされたものと考えております。

・2013年3月17日(日)
◆HARU COMIC CITY 18の場合(黒子のバスケ関連作品サークル参加中止&関連頒布や展示もアウトに)

一方、主催者からは、こうした諸情勢を踏まえてもなお、予定通り催事を開催したいとの意向が示されました。大規模集客施設を管理・運営する当社としては、お客様の安全・安心の確保を最優先に考え、上記のお願いをした次第ですが、最終的には主催者の判断により、関連サークルの出展見合わせを決定されたところです。
本イベントにつきましても、施設管理者として、主催者はもとより警察当局とも十分に連携しつつ、警戒体制の強化を図り、無事に催事を終えることができました。

こうやって見てみると、「COMIC CITY東京131」で行った安全策が割と有効で今後の基準になる可能性があり、実施した安全策は以下のような内容となっています。

1:「入場導線の個別化」
2:「東3:全入場者への手荷物検査の実施」(手荷物検査に協力しない場合の入場はお断り)
3:「警戒警備員の配置」
4:「東棟ガレリア内ゴミ箱の使用禁止」
5:「東棟ガレリア内コインロッカーの使用禁止」


加えて、警備の都合上、「今回は東京湾岸署の指導により会場警備の都合、サークル様のコスプレ参加を中止とさせて頂きます」とのことなので、コスプレ禁止まで行っています。これは「コスプレをしていると誰が怪しい人物で誰が怪しくない人物なのか、コスプレの知識のない警備員や警察官などでは見て判断ができない」というだけではなく、コスプレの着替えのために持ち込むもろもろのものが検査しきれない&必要なものかどうかが知識のない警備員や警察官では判断できない、ということのようです。

以上のことを総合すると、今後の5月以降の開催では上記に匹敵する、あるいはそれ以上の安全策を実施するのであればOKということになるわけなので、今後の各イベント主催者側の動向に注目です。

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in メモ, Posted by darkhorse