買う人が自由に言い値で価格を付ける・物々交換・手渡し・タダであげるなどなんでもアリの「GarageSale(ガレージセール)」がフリーダムすぎ


個人間の「売ります・買います・あげます」について「こういうことができればいいのになー」という機能を全網羅してしまっているおそるべきサイトが「GarageSale(ガレージセール)」です。「ECサイトと言うほど本気で物売りする気は無いし、不要品を適当に売るか取りに来てもらうかができれば十分、かといってフリーマーケットみたいなのはいつも開催しているわけではないし参加料払いたくない、近くまで取りに来てくれるなら安くてもいい、ぶっちゃけ値段付けるのも面倒、今すぐなんとかしたい」という人向けで、自由度の高さは既に異常なレベルに達しています。

GarageSale
http://gsale.me/


TwitterやFacebookのアカウントを使ってサクッと簡単に店開きすることができ、イメージとしては「自分の家のガレージでいらないけど捨てるにはもったいないものをだーっと並べて売ってる」感じです。なので、写真をアップロードして商品名と説明を付ければあとは適当に決めてOK。


どれぐらい自由度が高いかというと、先ほどの商品説明の直下にある値段を決める部分がコレ。「手渡しもOK」「手渡しはしない」「手渡しだけ」ということで、梱包とか送料とかを完全に無視することが可能。どこかの芸能人の握手券のように「ものすごい価値があると認めてくれる人はいくらでも金を出してくれるが、そうでない人にとってはゴミクズなので値段が決められない、つーかいくらまでなら出せるかこっちが知りたいぐらいだ」という場合には「価格はお客様にまかせる」ことが可能。しかもタダで「あげる」であるとか、「売る気などさらさらないがわざわざ来たついでなので見せてやろう」という自慢するためだけの謎の機能「非売品」なんてものまであり、さらには「交換可」「交換不可」というようにして、GarageSaleを使っている者同士で物々交換することもできます。フリーダムすぎ。


こんな感じになります


物々交換だとこんな感じ


値引き交渉中は、何人と交渉しているかが見えるので、焦らせることが可能です。


こういうのはすべてログイン後の画面から管理可能、イメージ的にはどこかのサービスのタイムライン的な感じ。


商品カテゴリーもGarageSaleのトップページにあるカテゴリー以外に、自分のページにだけ表示されるカテゴリーを決めることができ、自由度の高さがよく分かります。


また、通常は設定しなくてもいいのですが「とことんカスタマイズして独自の色を出したい」というこだわり派な人向けに、表示単位・在庫が残り1つの時の表示・在庫がない場合の表示なども変更可能。


GarageSaleトップページからの誘導だけでは不安な人向けに、検索エンジン対策も可能になっており、別に設定しなくてもかまわないようにできているものの、かといって一切の手抜きはありません。


「ガレージでセールする感覚」と言うだけのことはあり、特定の人(=ファン)だけに公開、というようにして公開する範囲を限定することができ、「不特定多数ではなく、まずは知り合いに向けて売ってみて、ダメならあとから全公開」みたいなことも可能。特に「手渡し」という手段があるので「近所に住んでる知り合いをまずはターゲットに」みたいなことができるわけです。


ファンを作るとこんな感じにできます


錠前マークが付いているのが限定公開のブツ。画像は見えないのですが、タイトルの一部だけがわざと見えるようになっており、実にいやらしい。


値引き交渉などは公開されず、先ほどの管理画面から「取引ナビ」ということで、どこかで見たことのあるような画面でやりとり可能。書き込む内容はあらかじめテンプレート化できるので、いちいち書かなくてもカンタン。


デザインも最初の初期設定のままでも割とさっぱりしていい感じなのですが、「いや、やはりとことん手を加えてデザイン面ではオリジナリティを出したい」という人向けに、「公開しないときに表示されるページ」みたいなものまで編集可能。


何よりすさまじいのがここからで、「トップページ」「商品詳細」「カテゴリページ」「検索結果」の必須ページ以外にも「特定商取引に関する表記」であるとか、自由自在にページを増やすことが可能。


レイアウトはこのようにクリック一発で変更でき、各カラムの中身はパーツをドラッグ&ドロップして配置変更が自由自在に可能。


例えば「看板パーツ」の場合はこれだけカスタマイズ可能


「カテゴリ一覧」は順番入れ替えやタイトルの表示非表示がコントロール可能


「商品一覧」も柔軟に変更できます


また、ブログパーツやYouTube埋め込みのようなことも「新規パーツ作成」から可能で、HTMLソースコードを記入することもできるので、なんでもパーツ化して配置可能です。営業日カレンダーもなかなかナイス。


なぜここまで異様なほど細かいカスタマイズが可能かというと、開発・提供元のウェブシャークは「電脳卸」などを10年以上にわたって運営しており、すでに収益源があるため、実に3年もの時間と手間と人とをかけて開発したため。もともとは店舗向けにすさまじいものを作ろうとしていたようなのですが、「いや、これからは個人間取引の時代だろう!」というようなことをトップが言いだし、「あれもこれも」と次々と機能を足していった結果、やたら完成度が最初から高く、細かくカスタマイズでき、なんでもありの「あんなことができればいいな」を詰め込みまくったものが完成してしまった、というわけ。これは中の人から直接聞いたのでマジです。

もともとが店舗向けだったときの名残として、送料も非常にフレキシブルな設定が可能、「手動で計算」とかいうのも可能なので、あとから決めるというのもあり。


自動送信メールも失礼の無いような文面から、かなり独特な文面まで自由自在に設定OK


ページのアドレスもあとからすぐ変更可能


本格的なストアというかカートというか、そういうシステムが開発ベースにあったため、アクセス解析用タグの設置もOK。GoogleAnalyticsなどが使えます。


Googleウェブマスターツールと連携させることも可能なので、サイトマップ送信もOK


挙げ句の果てにGoogle AdWordsなどのコンバージョンタグを仕込むこともでき、もはや個人間取引が可能なシステムとしては究極形のところまで来ています。


さらにこれだけにとどまらず、iPhoneなどで利用できるアプリまで用意されており、写真撮影するだけで即座に出品可能です。

iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応のGarage Sale Japan
https://itunes.apple.com/jp/app/garage-sale-japan/id570137492?mt=8


ちゃんとAndroid向けアプリもあります。

ガレージセール - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.webshark.GarageSale


なお、オンライン決済をした際の手数料という形で収益は基本的にゲットする計画で、あとは出品個数を一定以上にしたい場合に追加料金を取るであるとか、いろいろ考え中のようですが、「あげます」「物々交換」みたいな取引はしたい放題なので、非常に気前のいいサービスに仕上がっています。今までいろいろな個人間取引を支援するサービスが出てきましたが、どれもこれもカンタンにしようとするあまりに「あともうちょっとこれさえできれば!」みたいなのが多かっただけに、今回のGarageSaleはかなりいい感じです。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by darkhorse