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火と水があればどこでも計算できるレトロな蒸気駆動演算器


肝心な時に電池が切れてしまい電卓が使えない……という事態の発生を防ぐために、そもそも電池を使わない電卓を作ればいいのでは?と作られたのが蒸気駆動式電子演算器。現代のものとは思えないレトロな外観と迫力の大きさ・駆動音で、電池文明が崩壊しても水と火があればどこでも計算可能であるという一品です。

蒸気駆動式電子演算器を作ってみた【スチームパンク】 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19430212

電卓を使って計算したいな……と思った肝心な時に、電卓の電池が切れて使い物にならないこともしばしば。


「そんな時はこれです!」とテーブルの上にドンっと置かれたのが、電池を使わない、蒸気駆動式電子演算器。


両手で持ち上げねばならない大きさと重さなので、しっかり取っ手付き。


動力部。


作られたばかりとは思えない古びた電圧計。


ボタンには漢数字。


本体のフチには金細工の装飾が施してあります。


ポータブルで機能重視の電卓にはありえない存在感とインパクトです。


使う時はチャッカマンで火を付けます。


スイッチを入れると……


ブロロロロロロ……と激しい音を立ててエンジンが動きはじめました。


メーターは「否」をさしていたものが……


ビュンっとものすごい勢いで「可」に振られます。


「入」ボタンをプッシュ。


すると、画面上に「0」が表示され、ちゃんと起動。


計算も問題なく行えました。火と水があれば計算可能で、電池文明が崩壊しても安心、とのこと。


計算も楽々です。


ボイラーとエンジンはベビーエレファントから流用


発電機はタミヤのソーラーモーターを使用


定電圧制御に1.6Vのツェナーダイオード


100均の電池チェッカー


中身を利用して、レトロな電圧計に改造しました。


100均の大型電卓は……


分解して、電池と太陽電池を外します。


装飾パーツには仏壇用のゴージャスな金具を利用しました。


作り方は以下から。まずは枠組み作り。


各パーツを組み合わせます。


こんな感じに。


電池チェッカーを電圧計に作り替えます。


現代のものとは思えない古びたデザイン。


次は電卓からボタンを取り出します。


金色に塗装。


新たな表記をプリントアウト。


あとはそれをボタンに貼り付ければOK。


本体も塗装していきます。


さび付いた赤いボディーに変身。


動力部を載せるプレートにも色づけします。


ベビーエレファントを上に載せて……


とても現代に作ったとは思えない、レトロな蒸気駆動演算器の完成です。

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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