7.9インチ「iPad mini」と超高精細ディスプレイ搭載の「第4世代iPad」が登場


アップルが新型CPUを搭載し2048×1536ドット(264ppi)の超高精細画面を備えた新型のiPadと、7.9インチの小型iPadを発表。ライバルとなるAndroidタブレットにも直接言及して、後発として7インチのタブレット市場に切り込んでいく同社の意気込みを感じさせるアグレッシブなプレゼンテーションを展開しました。

アップル - イベント - Apple Special Event 2012年10月

アメリカのサンノゼで行われた新製品発表会でiPadについて語るティム・クックCEOはiPadシリーズの累計販売台数が1億台を突破したとアナウンス。


2012年の第2四半期には、どの大手メーカーのPCの総出荷台数よりもiPadの出荷台数の方が多かったことをアピール。


さらに、タブレット端末のウェブトラフィック統計ではiPadが91パーセントを占めており、Android タブレットはほとんどアクティブではないと指摘。


iPadのバッテリー駆動時間の長さに言及。


さらに、教育現場での普及実績について語ります。


アメリカでのiBookを利用した教科書の普及率をアピール。


iBook向けに書籍や教科書を作成するアプリ「iBooks author」がインタラクティブなグラフの表示の作成などに対応したことを発表。


ここでプレゼンテーション役をフィリップ・シラーと交代。


スライドには「iPad 第4世代」の文字。


新型のCPU「A6X」が搭載されているとのこと。


旧モデルのCPUに比べて処理速度が2倍高速に。


グラフィック処理能力も2倍。


バッテリー駆動時間は約10時間。


日本ではSoftBankとKDDIのLTE通信網が利用可能。


価格は16GBのWi-Fiモデルが499ドル。


16GBのWi-Fi+Cellularモデルが629ドル。


なお、日本での同モデルの製品名は「iPad Retinaディスプレイモデル」となっており、オンラインのApple Online Storeからの予約注文は10月26日(金)から受付開始、さらにiPad Wi-Fiモデルは11月2日(金)にApple Storeで発売開始、Wi-Fi+Cellularモデルは11月下旬発売で、それぞれの価格は以下の通りです。

◆Wi-Fi
16GB:4万2800円
32GB:5万800円
64GB:5万8800円

◆Wi-Fi+Cellular
16GB:5万3800円
32GB:6万1800円
64GB:6万9800円

なお、iPhone 5と同じLightning端子が採用されています。

そして、いよいよ、かねてから登場がウワサされていた小型のiPadが登場。

フルサイズのiPadがクルリと回転すると、


より小型の新型端末が登場。


名称はiPad mini。


片手で握り込めるサイズ。


側面。


iPhone 5のようなエッジの処理。


実物を手に持って披露するフィル。


厚さは7.2mm。iPad Retinaディスプレイモデルが厚さ9.4mmなので、それよりも23%薄くなっています。


鉛筆と同じくらいの幅。


重量は約308グラム(Wi-Fiモデル)、iPad Retinaディスプレイモデルが652グラムなので、それよりも53%軽くなっています。


メモ帳と同じくらいの重さしかない、と語るフィル。


カラーバリエーションは白と黒の2色。


画面サイズは7.9インチ。


解像度は1024×768ドットでフルサイズのiPad 2と同等。iPad Retina ディスプレイモデルよりは低い解像度です。


27万5000種類のアプリが利用可能。


ここでライバルの7インチタブレット「Nexus 7(写真左)」がスライドに登場。


Nexus 7の画面がピッタリ7インチであるのに対してiPad miniは7.9インチ。


当然、画面の面積はiPad miniの方が上。この数字だけをみると小さな差に見えますが……


実際は35パーセントの差があります。


さらに、標準ブラウザーで表示できる面積は49パーセントiPad miniの方が広いとアピール。


横向きでは67パーセント広くなるとのこと。


さらにNexus 7のアプリ(左)はスマートフォンの画面を拡大しているだけなのに対して、iPad miniのアプリ(右)はタブレット専用に開発されたアプリなのでよりリッチなインターフェースになっていると指摘。かなり徹底したNexus 7への攻撃を展開しています。


CPUはデュアルコアのA5。


720pのフロントカメラを搭載し、高解像度でビデオ通話が可能。


5メガピクセルの背面カメラを備えています。


LTE通信が利用できるモデルもあり。


端子はiPhone 5などと同じLightningを採用。


バッテリー駆動時間は約10時間。


ここで製品紹介のビデオの上映がスタート。

映像に登場するのはデザイン担当の上級副社長ジョナサン・アイブ。


毎度のことながらすごい眼力です。


フルサイズのiPadとサイズを比較するとこんな感じ。


片手持ちでもラクラク。


内部部品は以下の通り。


スマートカバーのカラーバリエーションは5色。


カバーをかぶせるとこんな感じ。


スタンドにもなります。


本体サイズは縦200×横134.7mm。


厚さは約7.2mmで、重量はWiFiモデルが約308グラム、WiFi+Cellularモデルが312グラムです。


予約受付開始は10月26日。


スライドに販売予定の国を列挙。日本も含まれています。


オンラインのApple Online Storeからの予約注文は10月26日(金)から受付開始、さらにWi-Fiモデルは11月2日(金)にApple Storeで発売開始、Wi‑Fi+Cellularモデルは11月下旬発売となっており、それぞれの価格は以下の通りです。

◆Wi-Fiモデル
16GB:2万8800円
32GB:3万6800円
64GB:4万4800円

◆Wi-Fi+Cellularモデル
16GB:3万9800円
32GB:4万7800円
64GB:5万5800円

拍手喝采の聴衆。前列にはAppleの重役たちが並んでいます。


というわけで、「iPad mini」はサイズが近いのでライバルとみなされている「Nexus 7(税込1万9800円)」と比較して、最安値のモデルでも9000円以上値段が高くなっています。背面カメラを備えている点などはNexu 7にはない強みですが、激戦が予測される7インチタブレット市場で、あえて価格競争を避け強気の値付けをした結果が吉と出るか凶と出るか、今後の売れ行きに注目です。

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in モバイル,  ハードウェア, Posted by darkhorse_log